ちひろさんのレビュー・感想・評価
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ちひろさん…
有村架純さん演じる「ちひろさん」が色んな人達と通じる中でそれぞれ抱えている悲しみや寂しさを上手く表現されてる作品だと感じました。
物語は、元風俗嬢という女性が弁当屋で働きながら、色んな人と会話して、行動して、そこでそれぞれの人が抱えている闇に向き合うきっかけを優しく教えてくれる。
どこかほのぼのとした雰囲気があるけど、その中でも悲しい気持ちと前を向こうする希望があるなと感じた。
有村架純さんが演じる女性がこれほどまでにアンニュイな感じと物事を達観した様子がすごいと感じた。
個人的には、店長のセリフが好きでした。
「沈む所まで沈め!そしたらあとは、勝手に浮いてくるから。変にもがけばもがくほどあがれなくなる。」
少し違っていたらすみません。
この言葉だけでもいい映画を観たなと感じるくらい良かったです。
ちひろさんのキャラクターは魅力的だが、100パーセント共感することはできない
人と人とは基本的に理解し合えないと思っていて、心から孤独を愛しているのに、かといって、人を拒絶したり、人との間に壁を作ったりする訳ではなく、むしろ、極めてオープンに人に接する「ちひろさん」のキャラクターが、なんとも独特である。
しかも、そんなちひろさんが、孤独や疎外感を感じている周囲の人々を互いに結び付け、彼らに居場所を与えていく展開は、どこか「寅さん」的で面白い。
有村架純も、人との距離を保ちたいのに、決して「人嫌い」ではないという、どこか矛盾した役柄を、とても魅力的に演じている。
ただし、ちひろさんに、100パーセント共感して感情移入できるかと言えば、それは難しかった。
「孤独を手離さないこと」が幸せなことだとは、どうしても思えないのである。
彼女の人格形成の背景には、子供の頃からの壮絶な人生経験があるということは容易に想像がつくのであるが、それがもう少し具体的に語られたならば、彼女への理解も深まったのではないだろうか?
いずれにしても、彼女が早く3人目の「同じ星の人」に巡り合い、それが未婚の男性であれば良いのになぁと願うばかりであるが、余計なお世話というものか・・・
進む有村架純!
『前科者』『月の満ち欠け』あたりから彼女への見方が変わりつつありました
そしてこの作品で決定的に
昔ね、秋吉久美子さんや『スローなブギにしてくれ』の頃の浅野温子さんとかね
そんなつかみどころのない人に惹かれた時期がありましてね、何だかその頃を懐かしく思い出しました
あの頃の作品達は今よりももっと自由で色々な種類の映画があったような気がします
驚くほど未来が絶望的だったり人を心底恨んだり大声を出したくなったりと熱い熱い映画が多かった
今は何だかみんな優しい
内容も立場も違うけど終わる頃には何となく心が温かくなるようなそんな作品が多いようです
もっともっとこちら側、見る側にそう願う人達が増えているからその様な作品ばかりが多くなる事もあるでしょうけどね
昔も今も楽しい、とても楽しい映画でした。
矛盾だらけのストーリー。もはや、アイドル映画でもない
上村一夫先生の作品に『サチコの幸』と言う作品があって、映画化もされたが、この映画はその作品をリスペクトしてるんじゃないかなぁ?僕は『ビックコミッ○』で読んたが、映画は未見だ。
俯瞰した目で見られている事にみんな気付かないのかなぁ?
『色即是空』のある者は、そんなタトゥーを体に彫らない…
感情の流れや出来事の起承転結が滅茶苦茶のアイドル映画。
こんな表現しなくとも、充分カワイイ子なのだろうから、役に合わせて、汚れた演技をさせた方が、彼女の演技人生の糧になったのではないかと感じた。
この主人公のイメージが、この女優について回り、CMとか他の映画にもこのイメージで、この女優は演技していく。それが日本の映画界の現状。
髭をはやした頭の禿げたオヤジ役の俳優が出てくるが、全く同じ様な役で『万引○家族』に出ていた事を思い出した。この俳優はこんな役しか回って来ない。衣装から小道具のメガネまで、『万○き家族』とまったく同じ。
登場人物が『善人ばかり』は良いが、言うまでもなく、貧困や裏社会や障害が、こんな甘ったるい現状ではない。
『アイネクライネ』と同じ監督とは!やっぱり、脚本(原作?)が悪いんだろうなぁ。
追記 死体遺棄と誘拐で、執行猶予が付かない実刑になると思うが。つまり、ハートウォーミングなコメディにするのは無責任だと思うし、『フーテ○の寅』じゃないんだから『ただの弁当屋(セリフにあった。弁当屋さんに失礼だ!)』が、いきなり『ただの』酪農家なんか出来るわけが無い。
追記 日本映画の終わり方のパターンなのだろうか?酪農やって、子牛が生まれて大団円。よくあるパターン。辟易する。まぁ、この映画そこまで無かったが。
自分らしく生きる大事さ。
こういう作品大好きです。
派手ではなく大きな展開などはなく現実生活の一部を切り取ったような映画。
人の生活の一部を覗き見しているような感覚がこの作品の良さだと思います。
ちひろさんのような生き方は正解や不正解などではなくこういった生き方の選択肢もあるよとフッと心を軽くしてくれるようなメッセージを感じました。
世の中には『こうであるべき枠』が無数に存在します。例えば男らしさや女らしさ、進学や就職や結婚など数えればキリがないです。
他社の目を気にして生きている人が多い現代社会でこうした生き方もあるよと提案しているのがちひろさんのような生き方だと思います。
枠で物事考えるのではなく自分の目線で生きていける人。
決して他者を否定せず自分を否定せず優しさの包容力で包み込むちひろさん。
でも彼女の奥深くには孤独と闇が広がっています。
この孤独と闇の部分については何があったか?などの背景は描かれていません。
映画などではそうした背景は描かれやすい傾向だが、あえて描かないというのがよかったと思っています。
だって現実世界でもそうじゃないですか。
みんなそれぞれ孤独や闇の部分を抱えて生きているわけで、そこには本当の意味で他者は絶対に理解できないわけですから。
全てを理解する必要なんてないんです。
そのリアルさがよかったです。
表と裏、光と闇、それらが表裏一体となって自分を作っているのだからそれでいいじゃないか。みんな何かを抱えて生きているけど、だからこそ今の自分がいるわけでプラスもマイナスも全部含めて自分が好きと言えるような生き方は素敵だなと思いました。
なんか、ちひろさんみたいな人って昔居たな〜なんて思い出しました。
もう完璧
原作の漫画を読んでみたくなった
有村架純を最初に見た時、國村隼とキスする宇宙人の役だった(主演が広末涼子で福士蒼汰もこの時初めて見た)ので、我が家では未だに宇宙人の子と呼んでいる。
その後 いろいろなドラマで見かけるようになった。
直近では大河の家康の正妻。
あまり評判のよろしくない築山殿(瀬名)をこんなに魅力的に演じられては、この先どうしようか、というくらい。
いい女優さんになられたな、と思う。
この ちひろさん も どこか影を背負う感じがとても良い。
そう言えばリリーフランキーも
いい役者さんになられましたこと。
全体のストーリーは 漫画原作 だろうなあというところで
原作に興味が行ってしまったことは 成功のうちか。
子役たち 特に高校生の子がとても良かった。
あの女の子のお母さんの料理
見かけが素晴らしいのに味がしないというのがリアルだった。
たぶん インスタに載せてるようなやつなのかなあっていう想像をしながら。
男の子の演技については、もはや 彼の未来さえ見えて来るようだ。
最近 子役上がりの俳優さんたちの活躍が目立つから
いい傾向なのかな と思う。
令和のフーテンの寅
今泉力哉監督もNetflixで映画を撮り出したよ。今、映画館でも上映しているようですが、私は家で観させて貰いました。
コミックが原作という事らしいですが、未読での鑑賞です。
今泉監督も主演の有村架純も今一番脂が乗ってる時期なので、どう考えても駄作にはならない筈と思いながらも、あまり期待し過ぎてノレなかったら困るので淡々とした気持ちで鑑賞しましたが、思いのほか良かったです。
しかし本作、かなりの曲者作品ですよ。一筋縄ではいかない作品と言った方が良いのかな。
モノには何にでも“表裏”があり、更に分かり易い表裏と分かり難い表裏があり、更に表裏が見える人と見えない人がいて、本作などはとても複雑な表裏がありました。
それに気づかない人は表面だけを見て「良い映画だったなぁ」と思った人が沢山いると思います。(それはそれでいいんだけどね)
でも、裏側も少し覗いてみようと思ったとたんかなり厄介な作品である事に気づくのではないかなぁ~。その事を話し出すと長くなるのでここでは止めますが、そういう種類の作品の様に思います。
表面だけを眺めているとまるで令和の『男はつらいよ』シリーズの様な趣があります。というか、完全にあのシリーズの構造を意識して作られていましたね。
主人公のちひろはまるで寅さんとマンドンナを両方一緒にしたようなキャラで、周りの人に影響を与えながらラストに去っていく。それだけを見ているとホント楽で良い映画なんですよ。
しかしちひろの内面を少しでも覗き見ようとすると、色々な闇(病み)が蠢いているのが垣間見えるので敢えて見ない方が良いのかも知れませんけどね。
自分事しながら観て欲しい作品
同じ星に生まれたと信じる気持ち
※断定的な表現がありますが感想です。
この物語は表面と中身の二面性で作られている。
ちひろさんは元風俗嬢という肩書き(表面)を恥じらいなく周りに伝えていく。
肩書きだけで判断されることには慣れているが、たまにいる肩書に惑わされず中身を好いてくれる人がいると嬉しくなる。そして「この人は私と同じ星に生まれたのかもしれない」と期待する。
そのたまにいる人たちは「あなたを見ればわかるから、名前とか職業なんてどうでも良い」という価値観に共感している人たちだ。
ここでキーになってくるのが風吹ジュン演じるお弁当屋店長の奥さん。彼女は目が見えなくなってしまい、入院先でちひろさんと交流を深める。
彼女は目が見えなくなってからもちひろさんを感じる。ここで「あなたを見る」という意味は目だけではないことがわかるのではないだろうか。
この映画を観ても、最後までほっこりすることはなかった。
常に緊張感を持ちながら見ていた気がする。
理由はいつまで経ってもちひろさんにとっての幸せの形が見えなかったから。
信じてくれる人にはちひろさんは愛を込めて接する。そしてその人が幸せになることを願っている。
一方でちひろさん自身は表面を上手く取り繕って見せるのが得意でも、中身や裏にある過去を表に出そうとしない。
結局物語の最後まで、ちひろさんの過去に何があったのか曖昧な描写はあるものの事細かに知ることはできなかった。それは一緒に過ごした仲間たちも視聴者もである。
そしてちひろさんは弁当屋を去り、新しい地に旅立った。彼女は影を隠し、同じ星に生まれた人を孤独に探し続けるのだ。
この映画は肩書きなどに惑わされず中身を見ろという心強いメッセージと、本当に分かり合える人はいないという冷たい現実を突きつけてくる。
それでも生きてゆく。
私はこの映画が好きだ。
作り手の名前を覚えることはほとんどなくて 感想を書こうとした今さっ...
作り手の名前を覚えることはほとんどなくて
感想を書こうとした今さっき
監督にオレンジ丸マークを付けていたのに気づいた
調べてみたら
「愛なのに」のあの人
どうりで、ちひろさんも良かった訳だ
有村架純さんは
これからがますます楽しみですね
風吹ジュンと有村架純は相性抜群
あなたにも必ずいる。ちひろさんや同じ星の人
役者はある瞬間から映画の神様に微笑まれたかのように快進撃続く事がある。
例えば、安藤サクラ。『0.5ミリ』『百円の恋』『万引き家族』…。
新たに微笑まれたのは、有村架純。『花束みたいな恋をした』『るろうに剣心 最終章』『前科者』…。
そんな彼女にまた一つ良作が。しかも監督は恋愛映画の名手、今泉力哉。
今泉力哉×有村架純のケミストリーで、何も起きない訳がない。
いや実際、何も起きない。
…と言っても、凡作という意味ではない。作風について。
ドラマチックな展開や興奮感動必至の作品ではない。
ゆったりふわっと、時が流れていく。
こういうスローテンポな作品が苦手な方にはただ退屈なだけに過ぎないが、私はこういう作品が好き。心地よくハートフルに、2時間浸らせて貰った。
舞台となる海辺の町がのどか。
そこにあるお弁当屋が美味しそう。
作品をさらに魅力的にしているのが、弁当屋の看板娘。
ちひろさん。
朗らかな性格。
屈託のない笑顔。
誰に対しても分け隔てなく接する。
常連客は皆、虜。人気者。
この弁当屋の経営者の娘ではない。バイト。ある日何処かからふらりとやってきた。
前は一体何してた…?
若い女性に聞くのも気が引けるが、ちひろさんの前職は皆知っている。
元風俗嬢。
普通はそんな前職は隠したがる。絶対秘密。
だけどちひろさんは隠す事無く。あっけらかんとし、自分の全てを否定しない。
男客の中には興味や下心ありの連中もいるだろうが、ちひろさんはさすが元風俗嬢と言うのもアレだが、あしらい方も上手い。冗談を言い合ったり、飲みの誘いも上手くやり過ごしたり、絶妙なやり取り。
だから誰もがちひろさんを好きになる。
優しくて温和なだけの性格じゃない。
ホームレスの老人が悪ガキどもにコケにされ、ドスを効かせて撃退。そのホームレスの老人にお弁当を上げ、以来時々会ってお弁当を一緒に食べたり、お風呂で身体も洗う。
生意気な小学生男子。暴言を吐き、怪我をさせる。他人の子を叱ったら問題にもなる今の世の中だが、ちひろさんはしっかり叱る。後日、男の子の方から謝罪。許し、褒める。今こういう人、居なくなったよね…。
ちひろさんをこっそり写メに撮る女子高生。ちひろさんもそれに気付いていて、「今日は撮らないの?」と余裕の対応。
自分に否があった場合、素直に謝る。でも、一本筋は通す。
ただキュートで魅力的な女性ってだけじゃなく、カッコ良さ、面倒見の良さ、おおらかさに惚れ惚れ。
太陽のようなちひろさん。
自然と周りは皆、ちひろさんに引き寄せられる。
家でも学校でも息苦しさを感じている女子高生オカジ。
夜の仕事の母親をいつも家で一人待つ小学生男子マコト。
ちひろさんの元仕事仲間のバジ姉。
縁日で偶然再会した前のお店の店長。
他にも、威圧感な父親に確執抱く青年、オカジの不登校の同級生女子、マコトの母親も。
皆それぞれ悩みを抱えている。孤独を抱えている。目的や相手への愛情を見出だせないでいる。
ちひろさんは自分自身を否定しないが、他者の事も否定しない。
手を差し伸べる。触れ合う。受け入れる。理解を示す。時には諭す。
ちひろさんと出会って、皆各々の人生に変化が…。
織り成される人間模様も素敵。
聖母のような…と言ったらさすがに大言壮語。
オープンな性格で、ちょっと掴み所の無い不思議ちゃんな所も含めて、人間味あってのちひろさん。
だから、悩みなど無いように見えて、人知れず“陰”も…。
詳しくは描かれないが、台詞や時折挿入されるシーンで浮かび上がるちひろさんの生い立ちや過去。
どうやら家族とは疎遠。弟からの電話にようやく出、母親の死を知らされるも、葬式の出席は拒否。
子供時代はマコトのようにいつも一人でいて…。
風俗嬢の前は普通のOL。しかもその時は物静かで内向的で自分に自身の無いようなまるで別人…。
そんなちひろさんに影響与えたのは…。
子供時代会った一人の女性。今思うと、夜の仕事の人。
あっけらかんとした性格で、オープンで、ちょっとガサツだけど優しい。
名は、“チヒロ”。
もう一人。ちひろさんが時々見舞いに行く盲目の中年女性、多恵。
知り合いのように接するが、ちひろさんは身分を偽って…。
全くの赤の他人ではない。多恵は弁当屋の奥さん。
ちひろさんがこの町に来た時、この弁当屋にふらりと立ち寄って、その時対応したのが多恵。その時掛けてくれた言葉が…。
風俗嬢時代、ある客が印象的な話を。
我々人も宇宙人で、それぞれ別の星から来た。だから同じ人なんて居ないし、分かり合えない。でも何処かには、“同じ星の人”がいる。
無論SFの意味じゃない。自分の人生に於いて巡り合えた運命的な出会い。
その人と出会って、私は影響を受けた。全てが変わった。
ちひろさんが出会ったのもそう。
単に言えば一期一会かもしれない。でも、そうじゃない。“同じ星の人”。
ちひろさんとの出会い、周りの皆の出会い…。
本作には他にも心に残る素敵な台詞が。
中でも個人的に特に気に入ったのは…。
珍しく沈むちひろさん。店長からの気晴らしの誘いも断る。その時の店長の台詞。
じたばたするから沈む。いつか自然と浮いてくる。
本当にそうだよなぁ…。時にがむしゃらに頑張る事が自分を苦しめる事もある。
そういう時は、リラックスして。
人は沈んでも、また浮かび上がる事が出来る。
他にもあなたのお気に入りの台詞を見つけて。
有村架純のナチュラルな好演。
本人はなかなか掴み所が難しい役柄に苦労したらしいが、そうとは感じさせない雰囲気、佇まい。
キュートな魅力の中にも抱える複雑な内面。
またまた彼女に代表作と名演が一つ。冒頭にも述べたが、今映画の神様に微笑まれたような無双状態!
周りも好演。
何と言っても、オカジ役の豊嶋花とマコト役の嶋田鉄太は拾い物!
リリー・フランキーは風変わりな役を離れれば人間味と人情味たっぷり。
風吹ジュンの温かさ。
皆が集ったラストシーン。この中に入りたいと心底思った。
今泉力哉監督は恋愛映画の名手として今名を馳せるが、ハートフルなドラマ作りも巧い。『アイネクライネナハトムジーク』や『mellow』もあのハートフルな雰囲気が好きだった。
本作はその延長線上、いやさらに昇華している。
美しい映像や音楽も身体中に心地よく染み入る。
ただのまったりハートフルな作品だけじゃない。光の中には陰もあり。
孤独、苦悩、暗い過去…。
突然死したホームレスの老人の遺体を土に埋めたり(その後の名言、“死体を埋めた後はラーメンが食べたくなる”)、多恵の頼みとは言え彼女を無断で病院から連れ出したり、ちひろさん、アウトな行為も…。
基は人気コミック。原作ファンからは厳しい意見多く、画像を見たが原作のちひろさんは有村架純とはだいぶ違う…。
人それぞれ意見や好みはあるが、私は好きだ、この作品が!
もう一つ、忘れられない素敵な台詞。
「あなたなら何処にいたって孤独を手放さずにいられる」
普通に考えると、不思議な台詞。孤独って寂しく、辛かったり悲しいもの。
どうしても孤独ってネガティブに捉えてしまうが、こうも考えられる。
孤独を経験したからこそ、人との繋がりや温もりを感じる事が出来る。
孤独を経験した人は出会った人を悲しませたりしない。人に優しく出来る。
喜びも幸せも人と人の繋がりも、悲しみも悩みも孤独も。
全て受け入れて、あなたという人。
そんなあなたにも必ずいる。同じ星の人。
あんなに美味しそうにお弁当を食べる人もなかなかいない。
ちひろさんに会えて良かった。
有村架純さんの可愛らしさを愛でる映画。
有村架純さんの存在がもはや奇跡
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