「18歳以下の日別自殺者数は、二学期が始まる9/1が最多」ブルーを笑えるその日まで minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
18歳以下の日別自殺者数は、二学期が始まる9/1が最多
たまたま観に行ったらトークショー。
監督が中学時代引きこもり、高校で自殺未遂、大学生で子どもの自殺についてメッセージを伝えたいといきなりシナリオ書いて長編映画を撮った話を鑑賞後、お聞きできるなんて、これもまた映画体験の素晴らしさですね。
映画は、学校でクラスの子から無視される中2の女の子が主人公。
学校の屋上に出る、飛び降り自殺した女の子の幽霊の話が展開されスリリング。このエピソードが、そうはならないと想像していても不幸な結末は見たくないという気持ちにさせ、物語を牽引します。
初めて映画を撮る監督に対して、周りの映画好きのベテランの方たちがいろいろなアドバイスをしたんだろうなと察するシーンや設定が見受けられ、本作の魅力が高まっているのを感じました。
監督もトークショーでこの映画をみて、ひとりでも勇気を持ってもらいたい、けど自分も当事者の時は外に出ることもできなかったというようなことをおっしゃってましたが、子どもを見守る大人として、この映画のメッセージ「逃げていいんだよ」ということが大切なんだと実感しました。
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