ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!のレビュー・感想・評価
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無知は恥
またもやアメコミ風アニメーションか!さては、味占めてるな?予告から良さげな雰囲気がすごく伝わってきて、割と期待していた本作。しかしながら、ミュータントタートルズについての知識はゼロ。何も知らなくても楽しめるかな?と若干不安に思っていたら、見て驚愕!なんて面白い映画なんだ!!!
近頃の映画で例えるなら、「バッドガイズ」×「長ぐつを履いた猫と9つの命」みたいな感じ。嫌われ者の主人公たちが、もしヒーローになったら...。そんなことを妄想しながら、今日も仲間と楽しく生きる。タートルズの設定も何もかも知らなかったけど、こんなに面白かったんだ。まだ子どもだけど、知らないこといっぱい知りたい!そんな好奇心旺盛な彼らがとっても可愛らしい。ポップカルチャー、特に日本製のものが多く盛り込まれている本作。エンタメとして最っ高!マーク・ラファロの豆知識、知らなかった😄
序盤あたりは結構ありがちな展開で、絵は綺麗だけど中身は普通か?と思っていた。思っちゃってた。ところがどっこい。中盤、終盤に差し掛かっていく中でどんどんストーリーの面白さはもちろんのこと、緊張感・重厚感も増し増しに。タートルズの感情移入のしやすさもあって、ここ最近の映画でダントツの心臓バクバク笑 ただのビジュアル映画では無いことが見て取れる。更に更に、90年代のポップスがマジ最高のプレイリストで、作品をより一層彩り、見るもののアドレナリンをブチアゲ。バイブス決まってるぅ!!
特に本作の1番のポイントはヴィラン。「長ぐつを履いたネコと9つの命」のウルフには劣るものの(あれアニメ映画史上ナンバーワンヴィラン)、匹敵するくらい神キャラ。というか、声優が良すぎて、この声ビックリするほどハマっているな〜、最高だな〜と思っていたらまさかの佐藤二朗。いや待って、上手すぎない!?言われるまでまったく気づかなかった。これから声優業も頼みます。このスーパーフライというキャラが、ビジュアルめちゃくちゃいいし、誰よりも筋の通ったカッコイイやつで、人間にとっては害悪なはずなのに、何故か憎めず、仲間になる展開を求めてしまう。根は絶対に良い奴だもん。
一部を見て、全てを判断するなんてやっぱりダメだ!綺麗なメディア批判にもなっていて、特にラスト辺りの描き方が最高に良かった。映像の美しさを最大限に生かした、超胸熱なラストバトル。本当に気持ちのいいものを見せてくれた。ありがとう、タートルズ。グッズ、めちゃくちゃ欲しくなっちゃったな笑
ストリートアートのようなアニメ
ミュータント・タートルズは、90年代の映画も、ミーガン・フォックスが出演していた映画もあまり好きではない。カメたちに愛着がわかなかったのが主な原因だった気がする。
今回の映画をなぜ観ようと思ったか。それはこのアニメの感じがとても好みだったのと、セス・ローゲンが絡んでいたから。何よりアニメで描かれるタートルズたちが魅力的に見えた。そしてその予感は個人的に正しかった。
4人のタートルズが飛び跳ね、華麗に戦い、ティーンエイジャーらしくグチったり、妄想する姿がとても愛おしい。それはとても手書き感のあるアニメの画風の影響も大きい。ここまでいろんなものを歪んで描くアニメも珍しい。ストリートアートの雰囲気も感じてとても好感を持てる絵だった。
そして序盤に映し出される実写映像。その内容も含めて、ここらへんの演出にセス・ローゲンっぽさを感じるのは私だけだろうか。
エンドロールで初めて知ったが、アイス・キューブとかジャッキー・チェンが声優やったいたことも驚いた。当然のことながら続編を匂わせていたし、彼らにまた会えることを期待したい。
シリーズ初心者でも楽しめる
初老という年齢のせいもあって、アニメ・映画・もちろんコミックやおもちゃ、その他すべてのジャンルにおいて、この「ニンジャ・タートルズ(ミュータント・タートルズ)」シリーズには触れてこなかった。
が、公開前の評判が良い様なので劇場へ。
正直言って、客入りは良くない。見回せど、「いかにも」なオタクの風体をした男性(偏見ではない。同類はお互い分かるものである。)が大半。
シリーズ弱者としては「やっちまったかな」という不安を抱きつつ、上映スタート。
まずはアニメーションが気持ちいい。
あえてザックリ乱暴に言ってしまえば「スパイダー・バース」のテイスト。
「スパイダー・バース」と比べると、意図的に雑に・ごちゃごちゃと・下品に描いているのが特徴的だけど、落書きが3Dで動く感じがとてもカッコ良かった。
特にやっぱりアクションは楽しめる。
ストーリーはシンプルで、キャラクターや関係性もちゃんとイチから分かるように構成されているなど、『初心者歓迎』のおもてなし感も良かった。
K-POPや懐メロ、日本のアニメ(コミック)、映画など、音楽やギャグの小ネタにもサブカル色満載。
吹替にジャッキーチェンが参加していると聞いていたから、字幕版を探したが近隣のシネコンでは見当たらない。
ただまあ、実際に本編を見れば「これ、字幕にするって難しすぎるよな」ということがよく分かる。
…と、全体としては十分楽しめたが、一つナンクセを付けさせて頂くと、キャラクターが皆よくしゃべるので、会話のテンポが悪かったり下手だとそのシーン全体がウソ臭くなる。
1人だけ私が気になったのは、「エイプリル」である。
本作では重要なキャラクターで、かなり冒頭から登場するワケだけど、出会いのシーンでタートルズの顔が(カブリモノではなく)「ホンモノ」だと気付く辺りの変な抑揚から「アレ?」と始まって、結局最後までやはり「有名タレントのゲスト声優」感。
キーパーソンなだけに、他の役者さんと比べてやはりその拙さが目立っていた。
事前に情報を得ずに観たので、ずっと「エイプリル役は誰だ?」と気になっていたが、なるほど斎藤京子…。
彼女がこれまでそれほど演技の仕事をされていたワケではない割には、頑張ってたとは思うけど、やはりこれだけの役を任されるには、まだ経験値が足りないんじゃないかな。
そこはずっと最後まで気になっちゃったな。
搾乳
90年公開時に「ミュータント・タートルズ」の存在を知ったのだが、当時はB級感が強く映画は未見、つーか全く興味も無かった
今回評判を聞き、映像の凄さを知り初鑑賞
面白い!!
映像はもちろん、音楽もサイコー
トレント・レズナーがやっているから、そりゃサイコーに決まっている
キャラがキモかわいいので、グッズも欲しくなる
続篇も期待
コレじゃない感。
スパイダーバース調のアニメーションでしたがキャラクターがゴツゴツし過ぎて観ていて違和感がありました。ラスボスもデザイン微妙だなと思ってちょっと受け入れて難かった。
最後にエイプリルどこいったんや・・・別キャラやんけ。
近年ベスト級の最高傑作‼️
忖度なしに言います。エンタメとしてめーちゃくちゃ面白かったです‼️ 星5つでも足りません。
近年の作品だとRRRやスパイダーバース、レディプレやパシリム、怒りのデスロードと並ぶような熱量のある大傑作でした。
終始涙腺潤ませながら見ていて、見終わった後はしばらく放心状態になっていたほどです。
ストーリーがとにかくアツい‼️
隠遁生活をしながらも、普通の学生生活に憧れるティーンエイジャーのタートルズ達。
そんな彼らが仲間を得て、人間の為に奮闘する様は胸が熱くなるものがありました。
ティーンエイジャー感を全面に出しつつも、人間から差別されているというダークな側面がしっかり深掘りされているからこそ、ヒロイックに活躍した時のカタルシスが半端なかったです。
特にクライマックスとにかくアツい‼️
ネタバレになるから詳しくは言及できないけど、進撃の巨人でローグワンで逆シャアなラストでした。最高かよ。
因みにストーリーは単なるリブートではなく、しっかりツイストが効いてるので最後まで予想不可能な展開が続きます。
とにかく映像が凄すぎる❗️
スパイダーバース以降のCGアニメとして、間違いなくトップレベルのクオリティだと断言します。立体的な3DCGなのに、ラクガキのようなラフのタッチの絵柄に見える画面の質感が斬新で新しい。二次元と三次元の境界を超えた誰も見た事のないビジュアルはスクリーンで見なきゃ勿体無い。
キャラだけでなく背景美術まで情報量がみっちりなんで、配信でテレビ画面で見てたら気づく事のできない要素がてんこ盛りです。
魅力的なドラマ。
不覚にもこの映画、涙腺を強烈に刺激される場面が多くて映画の大半は泣いてましたw
それくらいドラマが濃い。深い。
血の繋がらない親子の愛、世界でたった4人の兄弟の絆、容姿による差別。実はあげたらキリがないくらい、現代的なテーマがそこかしこに内包されています。
私の場合、リーダーとして振る舞うも兄弟達に疎まれ葛藤するレオ。親として子供を守ろうとするあまり過保護になりすぎてしまうスプリンター。
両者の気持ちが痛いほど分かるので非常に感情移入してしまいました。
ヴィランのスーパーフライにもしっかりと焦点が当てられていたのも非常に好感を持てました。
他にも語りたい事は山ほどあるのですが、キリがないのでこの辺にしておきます。
総評。
タートルズ史上、いやCGアニメ史上に残る最高傑作と言っても過言ではないでしょう。それくらい映像、ストーリー共に高次元でまとまった名作でした。
予備知識は全くいらないので、フラットな気持ちで楽しんでもらえたら幸いです。素晴らしい体験が保証されています。
太い線とデコボコした質感のCGが、コミックの雰囲気に近くて楽しく観...
太い線とデコボコした質感のCGが、コミックの雰囲気に近くて楽しく観ました。
ストーリーは子供向きですが、トレント・レズナーの音楽は大人が聴いてもかっこいいです。
アイス・キューブやポール・ラッドの声で観たかったので、字幕版で鑑賞。
日本最速上映かとフライング・ゲット!札幌で更に5分早い上映館が!
2023年 「元楼」(成龍)英語配音、パラマウント社製作「一小福」作品。 「斉藤京子」日音配音、坂道1作品。
勿論、「ジャッキー・チェン」が声の出演だからのわざわざ上京しての鑑賞!義務です!と、鷹をくくって観ていたら、何と何ン本かの香港映画が実写で!!中にはあの作品も!? ソレは見てのお楽しみ・・・!?コレが一番の見所です!
一件落着!?の後に「シュレッダー」の名前が!?続編製作の予感です!
気になるのは中国語の「スプリンター」の吹き替えはジャッキーか否かという事!?
アニメーションに関してはアート
スパイダーバースが切り開いたアニメーション革命に続けと、タートル達が絵画タッチで躍動する。
冒頭のスーパーでの買い出しシーンでは、ゾクゾクするような動きでカメ達がコンビネーションプレイを見せてくれる。
アニメーション表現は、100点満点なんだけど、ストーリーに乗れない。ヴィランが、そんなに悪く見えないんだよね。同じミュータントだし、人間に勝手に生み出された哀しいモンスターって感じがする。
それに忍者アクションやカンフーアクションが、イケてない。せっかくジャッキーが出演してるんだから、期待するってもんじゃない。
アニメーションに関してはアートでございます。
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