「時代性を取り入れた巧みさ」ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
時代性を取り入れた巧みさ
「すごくタートルズが好き」っていう作り手の思いがあふれていた印象。
過去の漫画、アニメ、映画、おもちゃの『ミュータント・タートルズ』で育った人たちが大人になって、愛を持って作っているように見えましたね。
タートルズのことがすごく好きで、彼らをヒーローにしていくことに迷いのないストーリーでした。
また、「失敗がきっかけになったり、外見、人種などの偏見、ちょっとした感情の行き違いで、他人に受け入れてもらえなくなった、スクールカースト底辺児たち」って今どきの問題を反映させていて。
ミュータントたち(特にタートルズ)の存在は、異国人の特徴をもった移民を意識しているようにも思えました。
様々なタイプの子供たちが、いかに普通の生活になじめるようになるか、友達を作れるようになるか…
そんなことがテーマになっていたように感じます。
時代性を組み入れていて上手いなと。
ただね、妙にアートっぽさを意識した画面が、『スパイダーバース』のパクリっぽいのと。
マシンガントークがうざいw
トム・ホランドが4人いるみたいだった。
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