「亀ファンの推し活として。」ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! ディビッドさんの映画レビュー(感想・評価)
亀ファンの推し活として。
『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』鑑賞。
まず、キャラデザが受け付けないので、亀ファンとしての推し活的な感覚で、観に行きました。
映画自体は、ストーリーはリブート向きのベーシックなラインの踏襲ではありましたが、新たな現代風解釈や、CGのクオリティー、カメラワークなど、素晴らしい部分も多かったです。
オリジナルリスペクトもちらほら。
マイキーが誤って流したカーステレオからはニンジャラップ(91年の実写版映画パート2でヴァニラアイスが歌う主題歌)が、エイプリルが通う高校の名前がイーストマン高校(もちろん原作者のケビン・イーストマンから)、クライマックスで登場するテレビ局がチャンネル6(もちろんアニメ旧亀でのエイプリルの職場)、などなど、昔からのタートルズファンにはクスッとなる隠し味演出もありました。
吹き替え声優のスプリンター役が、堀内賢雄さん。
これは僕世代、衛星アニメ劇場の「アイドル忍者タートルズ」としてタートルズに慣れ親しんだ日本の第一期世代にはドンピシャ。
リーダーのレオナルドが、30年の月日の経過と共に、今度はお父さんとして帰ってきた感覚でした。
ただ、圧倒的にキャラデザが受け付けなかったです。
これを、87年シリーズのタッチで観たかったなぁ、、、とはおじさんの、第一世代の我儘でしょうか。
今の小学生にとっては、これが「自分の世代」になるんでしょう。
時代は、流れるものです。
最後だけ否定的な感想になってしまい、申し訳ございませんが、正直に語らせてもらいました。
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