湯道のレビュー・感想・評価
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肩の凝らない良いお湯でした。
とりあえず、環奈ちゃん可愛い。それはさておき、評論家を囲んで皆で啖呵を切るような新喜劇のノリもありましたが、それもまたよし。映画館でわざわざ見る必要も無いかと思いますが、そのくらい気楽な感じの映画です。スッカスカで無くなってしまうかもしれない映画館を銭湯文化に見立てる、というほどのことでもありませんが。
撮り方も面白い部分もあります。男湯、女湯からノンカットで環奈さんと主役(だれだかどうでも良い)が長ゼリフを語り合うシーンとか。タイトル通りの格式高い「湯道」の檜風呂から、刑務所のお風呂、サウナから温泉ホテル、サルと入る露天風呂、果ては五右衛門風呂と、一通りは抑えてあって、お風呂の代表作品としてきっちり仕事をされている、と思います。
何より、役名を知る必要が無いのが良い。顔で区別できる有名芸能人そろい踏みなのもそのためか。名前っていう記号を覚える必要が無くて、これこそ、お気楽映画の真骨頂。
そしてお風呂の後の、牛乳にビール。環奈ちゃん、流石は呑みなれてますね。お疲れ様。
ポカポカと暖かくなって、それはやがて眠気に。
まるで、お風呂に浸かってるかのような気分になれる映画ですね。
ストーリーも映像も音楽も、でも、それが、あまり強弱なく淡々と進んで
いくので、睡魔に襲われました。小山薫堂さん脚本ということで
期待したのですが、う〜ん、期待しすぎたかな。もう少しコンパクト
にしてもよかったような気がします。
銭湯に行きたくなる
ほどよいワチャワチャ感…最後は怒ったカンナ笑
2023年公開、配給・東宝。
【監督】:鈴木雅之
【脚本】:小山薫堂
主な配役
【三浦史朗】: 生田斗真
【三浦悟朗】: 濱田岳
【秋山いづみ】:橋本環奈
ほかに角野卓造、柄本明、天童よしみ、クリス・ハート、寺島進、戸田恵子、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、梶原善、藤田朋子、吉田鋼太郎、窪田正孝、生見愛瑠、夏木マリなど
1.お風呂と豪華な出演者たち
「湯道文化振興会」なるサイトがあり、え?現実に存在しているのか、と
中味を見てみたら、家元が小山薫堂となっていてズッコケた(笑)
本作は、
◆湯道
◆銭湯「まるきん温泉」
◆源泉かけ流し至上主義者
が軸となり、豪華にキャスティングされたみなさんにより、ワチャワチャしたコメディに仕上がった。
2.ストーリー
ストーリーはないようで、あるし
あるようで、ない。
どんでん返し、もない。
あっと驚く種明かし、は仕込まれていない。
橋本環奈が演じるいづみを巡る恋のさや当て、は全くない。
ただひとえに、お風呂の映画だった。
3.橋本環奈
橋本環奈が「おこったかんな」とも言わずに行方知れずになり、
大団円?のラストシーンに向かう。
面白かった?
と問われれば「面白かった」と答えるだろうが、
☆は奮発しても3.0
悪くはないが
父と、母と、僕と。温泉の思い出。
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昨年、混浴をした。
·
父と母の 結婚64周年。
彼らが新婚旅行で泊まった群馬県の温泉宿に、僕は父と母を招待して、三人で、ゆっくりと滞在したのだ。
二人のアルバムの白黒写真は、今よりもずいぶんとサイズは小さくて、少し黄ばんだそれらの写真は、墨色のぶ厚い台紙に三角の糊で留められている。
歴史100年を超えるその旅館。
新婚さんがあの日に泊まった、正にそのお部屋「5号室」にて、三人で川の字になって寝た。
僕はハネムーン・ベイビーではないらしいのだが、父と母が愛し合ったその和室だ。
温泉は大中小の3つ。
物忘れの始まった父の背中を流し、脱衣室ではお互いのパンツを間違えて穿き、
大きな鏡に父と並んで「よく似ているねぇ」と大笑いし、そして
プールのように大きな、宿の名物の混浴風呂に、三人で一緒に浸かる。
古い写真と同じポーズで、窓辺の椅子に二人を座らせ、記念写真を撮った。
「あの温泉にもう一度行ってみたいものだ」と言い続けていた父の願いを叶えてやることが出来て、息子冥利に尽き、感慨無量だった。
父は認知症が進み、母は旅行の翌年には脳梗塞で倒れ、一緒にお風呂に入ったことが宝物になった。
老若男女、誰にでもある お風呂の思い出。とてもとても書ききれない。
劇中、笹野高史が亡き妻を想って笑い泣きをする。
じんわりと温まり、幸せを感じさせてくれた映画だった。
そういえば僕の名前は、産院で、早朝の沐浴を見せてもらっていた父が、その入浴の様子から名前をひらめいたのだと言っていた。
「産湯」から「湯灌」まで、
人の命とお湯の関係はほとんど一体で、切っても切れないものですね。
またか。
なんか見たことあるこのパターン。
伝統的な文化や風習を古いという都会の人。でもそれを賛美する外国人(の見た目の方々)。人間のふれあいを感じて、都会の人も最後は一緒に応援する。
めでたし、めでたし。
湯道も、別に否定をするわけでは全くないが、
茶道や華道のように形を重んじるまるで長く伝わる道のような描き方をされ、少し混乱。風呂の入り方は自由であるべきといいたいのか、それとも道に沿わせたいのか。素晴らしい日本の伝統文化、お風呂、銭湯のような描かれ方で途中からエンディングが少し想像できてしまい、ちょっと消化試合的になってしまった。
出していいのは男性はお尻まで、女性は肩まで。湯道は男性のみ、入る際は茶色のパンツ着用。お風呂には浸かるけどみんな髪型はバッチリ決まっていて、違和感たっぷり。
銭湯はゴージャスで、とにかくノスタルジックで映える。見ていて風呂に浸かりたくなる。安心して見られるけど、そこまで。
まるかん温泉という街のお風呂屋さんで織りなされる人間模様がとてもほ...
「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。」
最近掛け軸が気になってます
湯道道場でのやりとりは笑っちゃった
いや〜 楽しい映画でしたねー
ある意味オールスターキャストって感じでびっくりでしたしね
『湯道』
奥が深い!
さすが「道」が付くだけのことはあります
是非とも私も湯道を極めたいなぁー
いやね、お風呂が好きだけど家じゃもっぱらシャワーなんですよ、年がら年中
だからたまにね、むしょうに湯に浸かりたくなるんです、そんな時に銭湯に行くんです
そこも「温泉」ってあったな
蛇口からの湯量が極端に少なくて常連さんは皆湯船から直接桶ですくい身体を洗うスタイルがそこの湯道でありました
『湯道』とは
場所によりしきたりが変わりどんなとこでも最大限に湯を楽しむ日常、そう「日常」なのです
今日は時間があるので銭湯に行こうかな
もう今からワクワクが止まりませんよ。
お風呂には、入りたくなりました
湯はサンシャイン(笑)
これ劇場公開時に見に行きたかったんだけど、カミさんがいまいち乗り気じゃなくて何となく見逃していた映画。
街並みも舞台となる「まるきん温泉」も昭和感たっぷりで懐かしく、「湯道」の設定もシャレが効いてて楽しい。
あ~マジにあっても良いのにな~湯道。
この世界観を「この役にはこの人しかいないでしょ」ってくらいの豪華キャストが大真面目に、でも楽しそうに演じている空気感がまさに心暖まる。
こんな銭湯、昔はあちこちにあったよなぁ…
大学に入って最初の2年は風呂のないアパートに住んでいたので銭湯に通っていたことを思い出した。
昭和だったけど、こんな昭和感溢れる銭湯じゃなかったけど(笑)
お話はありがちというか、始まった時点でラストまで予想できてしまうような王道のストーリーなのだけど、巧くダジャレで笑わせながら説教くさくならずにしんみりさせるのはさすが。
外連見たっぷりだけど、笑ってしんみりできる良い映画だったなー。
銭湯の素晴らしさ
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