「「コメディ」と「シリアス」の配合〜藤山寛美を見てほしい。」探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
「コメディ」と「シリアス」の配合〜藤山寛美を見てほしい。
2023年公開。東映ビデオ製作。
監督:内田英治、片山慎三
脚本:山田能龍、内田英治、片山慎三
1.歌舞伎町にいる
2.歌舞伎町の恋
3.鏡の向こう
4.踏切を超えた時
5.姉妹の秘密
6.少女A
6つの小品からなるオムニバス。
歌舞伎町の夜の風景や椎名林檎をBGMに、
クセ強な面々が、クセ強なストーリーを展開する。
コメディに分類すべきだろうが、
途中に入ってくるシリアスな展開(特にマリコの幼少期エピソード)が重たすぎる。
藤山寛美でも勉強してほしいものだ。
◆スナックのママ兼探偵・石破マリコ(伊藤沙莉)
◆マリコのパートナーMASAYA(竹野内豊)
◆キャバ嬢・絢香(久保史緒里【乃木坂46】)
◆絢香が入れ込むホスト・星矢(高野洸)
◆殺し屋姉妹・小金井茂美 貞美(中原果南 島田桃依)
家族の軋轢、(疑似)恋愛、姉妹の ”分かち合い” …
舞台が新宿歌舞伎町というところだけが、共通点。
初っ端、
キャバ嬢と客が、
「とんでもない」ことになってしまい画面に釘付けになる。
お〜!?
と期待したのだが、「とんでもない」の最高到達点は、そこだった。
伊藤沙莉は、シリアスもコメディもこなせる、有利(便利?)なキャラクターだ。そういう意味では、彼女を活かした配役とも言えるかも知れない。
ただ、6つの小品を通しで観ると、
伊藤沙莉でなければならない理由はなかった。
観た人にだけ伝われば良いのだが、
バスケットのサイズと、そこから出てくる指のサイズが合わないと思うので、
☆2.5
こんばんは
ヘンテコですけれど、語りたくなる映画ですね。
全く起承転結がないですよね。
マリコだけのストーリーだと暗すぎるから、
サイドストーリーを考えてるうちに・・・
ますますヘンテコになったのか!
宇宙人の話はどう考えても唐突でしたね。
でも、観た人は忘れないし、話題に登ったら、
盛り上がりますね。
コメントと共感ありがとうございます。