空のない世界から

劇場公開日:

空のない世界から

解説

「HKT48」卒業後、俳優として活動している兒玉遥が、無戸籍の娘をもつシングルマザーという役どころに挑んだ主演作。支援があってもうまくそれが浸透していない、シングルマザーや無国籍の子どもに対する日本の現状を踏まえ、懸命に生きる人々の姿を描いたドラマ。

暴力を振るう夫から娘のさくらを連れて逃げ出してきた麻衣香。郊外にポツリとたたずむラブホテルにたどり着き、誰にも知られぬよう、そこで住み込みで働きながらさくらを育て、早7年が経った。さくらは小学校に通う年齢だが、生まれてから今まで無戸籍のままで、麻衣香は娘にどうしてあげたらいいのか分からずにいた。そんな時、彼女の背中を押してくれたのは、世の中から「必要ない」とされている人々だった。

主人公・麻衣香を兒玉が演じ、佐藤江梨子、上村侑、窪塚俊介、本宮泰風、根岸季衣、小沢仁志ら実力派キャストが脇を固めた。メガホンをとったのは、俳優として数々の作品に出演してきた小澤和義。

2021年製作/67分/G/日本
配給:ライツキューブ
劇場公開日:2022年10月21日

スタッフ・キャスト

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(C)2021 ライツキューブ

映画レビュー

2.0無知は罪なり(小沢和義と梶原阿貴も)

2024年10月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

幸せ

監督は『SLANG 黄犬群』『Lip of Spy』の小沢和義
脚本は『WALKING MAN』『夜明けまでバス停で』は梶原阿貴

U-NEXTで鑑賞

67分の中編

ロケ地は土浦

舞台は郊外のラブホテル
ラブホだがエッチなシーンはない

立ちんぼは元市役所職員という設定
はじめはきつい感じだが良き理解者になる

DVシーンがないのと出産シーンがないのが手落ち

戸籍制度について監督も脚本家もよく理解できていないようだ
残念だ

ベトナム人が描いた鬼は鬼というより般若で絵心抜群だった
そこは笑えた

なんやかんやで学校に行けて良かったね

配役
妊娠中にDV夫から逃げ出し郊外のラブホに住み込みで働きながら生まれた娘を育てるシングルマザーの藤井麻衣香に兒玉遥
麻衣香の7歳の娘だが無戸籍のさくらにつむぎ
麻衣香が務めるラブホの常連客で立ちんぼのアゲハに佐藤江梨子
麻衣香が務めるラブホで働くベトナム人のチャンに上村侑
夫と共に食料品販売店を営む柏原郁恵に根岸季衣
麻衣香が務めるラブホの管理人でゲイの北岡に窪塚俊介
警察官に本宮泰風
麻衣香の勤務するラブホテルのオーナーに小沢仁志

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野川新栄

2.0ストーリーが薄すぎ

2022年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

メインのテーマだけでなく、フローの娼婦、ゲイ、外国人、地方都市、立ち退きとかが色々と絡んでくるのかとわくわくしてたものの、すらっと終わったイメージ。
メインも、せめて直接対決はあってほしかったかな。
あと、細かいとこだけどいくつか突っ込みを。
ラブホテルのドアって外からバタバタ開かんでしょう。
取り壊しするレベルなのにお風呂もベッドもきれいすぎでしょう。
部屋に据え付けの自販機って何?ペットボトルの水専門?
それが壊れて常温の水持っていってすむなら、部屋に置いとこうよ。
あと、さすがに6歳は人込みでもないあの田舎でママっぽい人を見かけておっかけて迷子にならないよ。追いついてああ、違うか、で終わりでしょう。

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khapphom

2.0あれ?

2022年10月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

よくわからない作品でした。

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かん

1.5子は親を選べない

2022年10月23日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

幸せ

DV夫から逃げた末、田舎町のラブホテルで住み込みで働く無戸籍の娘を持つシングルマザーの話。

お腹が大きくなった頃から夫の暴力が激しくなり、家を飛び出した主人公が辿り着いたラブホテルを舞台に、6年後の様子をみせていく。

旦那が最初からDQNのDV野郎だったのか、当初はそれをみせなかったのかはわからないので、そこは問わないけれど、この主人公は6年以上子供の無戸籍問題を先送りしてきた訳ですよね!?

今の時代、調べればいくらでも情報は出て来るし方法もあるのに、結局子供のことを自分ごとと捉えられていないのか、軽く考えているのか、現実にもこういう人はいるのだろうけど、本当に子供のことを考えていますか?と非常に腹立たしい。

この作品はそういう描き方をされておらず、無知は罪とか軽く言っていてまたイラッと。

PTSDを主に展開していく感じで、安っぽいもののそれはまだ評価も出来たけれど社会問題を謳った作品としてはねぇ…という感じ。

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Bacchus