劇場公開日 2023年9月15日

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熊は、いないのレビュー・感想・評価

全49件中、21~40件目を表示

4.0熊とは…?

2023年12月24日
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鑑賞方法:映画館

熊はいないの熊は
映画をまだ観ていない方からしたら
ネタバレなので割愛
🇮🇷ならではの諸事情かと思いました
パナヒ監督は映画文化を守り続けるために
闘い続けていますが、
まあ今の🇮🇷ってね…😅
色々ありますから制限あって
文化人として自由な活動も許されず
と観たほうが良いかなと😅

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雨雲模様

5.0監督にとって、熊は、権力のあるイラン政府?

2023年12月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

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Socialjustice

3.0絶対好きだ好きなはずだしかしぐっすり寝ている

2023年12月9日
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鑑賞方法:映画館

自分が分からなくなった。眠たいとにかく眠たかった
国外へ出ることが正しく生きる道でもフランスに行っても本当に幸せになれるのだろうか イラン→トルコ→フランス
イラン人は恰幅が良くて立派大昔この地域はシルクロードの真ん中世界で一番文明が栄えていた所 トルコイランペルシャの今と暮らしへの興味、彼らに対して尊敬の念が芽生えた
密売などであればトルコと自由に行き来できるのだが
個人の幸せを求めて移住するのは許されないようだ
村の掟伝統守られなかったと主張し戦う男 大学を出て彼女を見つけ二人で生きるため国外へ出ようとする男 村にいる男たちはとにかく群れる
世界から取り残されているイランだからこその現代で起きてる問題
国境線を踏んでいる トルコとイラン
彼らの家は中国の田舎のようで砂だらけ土を固めた家に住んでいる

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チャン・パー

3.5「熊」がいるのは外じゃない

2023年11月25日
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かばこ

4.0古い風習

2023年11月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

ストーリーは想像していたものから大きく凌駕するものでは無かったが、イランという閉ざされた国、閉ざされた世界の人々の生活や閉鎖的な暮らしぶり、若者の絶望などが理解でき、大変興味深い映画になっていた。どこまでがガチなのか?今年見るべき一本と思います。

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モロッコガール

3.0潜行パナヒ

2023年10月27日
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鑑賞方法:映画館

劇中劇をトルコで撮ってリモートで指示しているのは、パナヒ監督がイランで映画制作を禁じられているのと、なおかつ出国もできないからだと思うが、実際にはイランの国境付近の村のシーンも撮っているわけで、結構な数のイラン人が監督に加担していることになるが、その辺の事情はどうなのだろうか(似たような事例では収監中に刑務所から指示を送って映画を完成させたトルコのユルマズ・ギュネイがいる)。
イランの映画監督と言えば、独自の切り口で人生の不条理を描くアスガー・ファルハディがいるが、彼には制作上の障壁はないのだろうか。どういう基準でどのあたりまで政府の介入があるのかが知りたいところである。
因襲にとらわれた田舎の人々の無気味な怖さというのは、イランに限ったことではなく、アメリカ映画でも日本映画でもたびたび見てきた。理屈の通じない暗黙の圧力というのは、じわじわ腹わたに効いてくる。昨今のどうにも理不尽なニュースの数々に接していると、地球全体が大きな村のようにも思えてくる。

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梨剥く侍

3.0監督は逃げない!

2023年10月23日
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難しい

馴染みがないイスラム圏の古い社会。

監督本人が描く虚構と現実が行き来する不思議な物語。
映画製作を禁じられ出国禁止を命じられている監督だから、
隣国でスタッフに撮影させて、PCで演技の指示や演出、映像チェックを行う。

古い因習の支配する辺境の村と、
一見普通の都市、愛し合う2組の男女の運命は悲しい。

ドキュメンタリーに見える静かで単調な映像ゆえに、深く考えさせられるものでした。

監督の行動が気になるラスト、
いろんな事を考えさせてくれる難しい作品。

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kinako-cat

3.5いろいろめんどくさい

2023年10月11日
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君は行く先を知らないに続いてまたイラン映画。なんか似たような内容だなと思ったら監督親子だそうで イランの閉鎖的な現状を描く、こちらの方がちと分かり易い
田舎は確かに変わったしきたりが多い、すぐに噂になるし、砂で何処に行ったかバレるなんて良いんだか悪いんだか...映画を撮るのも命懸け、それでも撮り続けるのは映画がやっぱり救いだからかな

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ゆう

3.0解説を読んでからの方がいいかも。

Mさん
2023年10月8日
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(最初から2回以上見るつもりがなければ)まったくの知識なしで見るより、このサイトの紹介や解説(レビューではない)くらいは読んで行った方がよい。

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M

4.0監督も名優

2023年10月7日
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鑑賞方法:映画館

監督の過酷な映画作りの背景を見せてもらえました。
同じ時代に違う場所で生きる事に、複雑な感情を持ちました。
日本も田舎は、沿線上に生きにくい価値観何あるとも思った。

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jiemom

3.5こんな映画の作り方があるんだと感心した。

2023年10月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

てっきり素人さんが演じていると思った。パンフレットを見るとれっきとした俳優さんだ。

ドラマ仕立てたが、その製作の裏側を含めドキュメンタリー風にして映画が作られていく。複雑な構造を持った映画。

浮かび上がったのは、イラン人が置かれた閉塞状況だ。トルコ国境近くの貧しい村に蔓延る古い因習。自由がなく経済制裁を受けている宗教国家イラン。

タイトルの熊はいろいろな意味がありそうだ。パンフレットの解説は「脅威」となっていた。私は人間の心を縛る宗教や思想・因習かなと考えた。観る人によって熊はいろいろ解釈されるだろう。良い映画だった。

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いなかびと

3.0切実なのにどこかユーモラス 土埃舞う村、悪い人たちではないけど都会...

2023年10月5日
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切実なのにどこかユーモラス

土埃舞う村、悪い人たちではないけど都会とは違う論理で生きる村人たち

トルコから先に進めないカップル。一人で行けたらいいのに。行ったらよかったのに。行けたら…

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hyvaayota26

3.5設定の面白さの裏にある現実

2023年10月4日
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鑑賞方法:映画館

特に事前知識を入れずに鑑賞。

最初は和やかな雰囲気とリモート監督という面白い設定で楽しみつつ、若干眠くなるくらい。

しかし、だんだん不穏な空気と緊迫感がただよってくるとともに、出国、国境、しきたりが絡んできて目が離せなくなってくる。

この先どうなるんだろうと気になりながら、それぞれの舞台で非情な現実とともに思わぬ展開へ。

こういう作品だったのか、と鑑賞後。
ポップなポスターの裏にある意図を、レビューを読んで知る。

国外に出たい意図など、わかりかねるところはあるが、映画制作を通じた問題の伝え方というものを知る作品であった。

2023年劇場鑑賞93本目

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ひでぼー

4.023-119

2023年10月3日
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鑑賞方法:映画館

世界にはまだまだ自分の人生を想いのままに選択できない人々がいる。

政府や警察、群により抑圧される人々、
村の古い因習に縛られる人々、
大勢を守るための捻じ曲がったルールで
誰も意を唱える事ができず、
厄介者は排除される。

舞台のイランに限った話ではないだろう。
日本でも、世界のどこにでも、
田舎の村にも、会社の中にも、
不自由に縛られる人々はいる。

暗黙のルール、
熊🐻はその中にいるのだろう

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航

4.0命懸けの映画撮影🎥🎤

2023年10月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

島国の日本には分からない?分かりにくいのかもしれない… 国境の重要性
場面は大きく分けると2つに別れる
トルコで映画をリモートでとる場面と、トルコ国境に近い隣国の片田舎(電波📶が通じず、携帯すら普及していない)で素材❔を取材している場面
少しのディスタンスでこんなに…や、片田舎の独自の慣習(独自法?)、そして他国民の迫害 日本でもあるあるを海外バージョンでリアルに描かれている
大多数の人間が持っている性なんだろうか…

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ろくさん

5.0日本ではわかりにくい点はあるが、仕方がない一作。遠く離れたある国の実情。

2023年10月1日
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今年337本目(合計987本目/今月(2023年10月度)2本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))

 映画館をチェンジしてこちらの作品に。

 本映画は先月だったか「君は行く先を~」と同じイランを扱った映画で、国による検閲等が厳しい、また、日本からでは文化などを知ることが難しいといったいろいろな事情があり(特に前者のほう)、何を言いたいかよくわからない部分はかなりあります(この点は「君は行く先を~」と同じ)。

 そうした事情(検閲逃れ)が背後にあるため「熊」が何か「いない」とは何か等は明示的に描かれることはなく、また映画を見ると、イランにおけるいわゆるフェミニズム思想について「日本からの見方ではおよそありえない」ような実態が語られているシーンが存在する(ただ、このことも否定的に描くと検閲にひっかかってアウトなのだろうと思われます)など、論点が多岐にわたる映画です。

 こうした事情があるため、一見しただけで趣旨を理解しがたく、この点はただただ車をぐるぐるあっちこっち運転する「君は行く先~」と似た部分はどうしてもあり、この点、イランの検閲を避けて通ることはできないので、日本においてはどうしてもそれを通してしか見ることができず、どうしてもわかりにくいという部分もあります(なお、この地域の映画の特性としてイスラム教があげられますが、本映画でも「コーランがどうだの」といった語句以上のことは出ません)。

 個々わかりにくい部分が多く、減点幅をどうするのかすら決められないという特殊な映画ではありますが、「遠く離れた、日本の戦前、戦中の検閲制度をはるかに超越した制度が今現在でも残っている国」における「せいいっぱいの妥協としてできた作品であろう」と思われる以上、多くは引けず、フルスコア切り上げにしています。

 なお、映画の中ではやはりわかりにくい部分があり、どう見ても答え(映画の趣旨)がわからない部分がどうしても出てきますが、それは検閲によっていろいろカットされたり修正を余儀なくされたものであろうことから、「3回みたらわかるか?」とかというようなものではないので要注意です(多分、6割も理解できるかどうかも怪しい?)。

 採点においては上記のような特殊な事情があること、また、特段それ以外でも差し引く要素まで見当たらないのでフルスコアにしています。

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yukispica

3.54寄り3.5

2023年9月30日
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鑑賞方法:映画館

『君は行き先を知らない』のパナー・パナヒ監督の父君ジャファル・パナヒ監督が本人役で出演。

本作完成後に逮捕されたそうだけど、イランの問題を描いたドキュメンタリーっぽい劇映画です。

映画館で予告編を観てから、とても気になってましたが、

すごく見応えがあり、引き込まれて観てました。

4と迷ったけど、4寄りの厳しめ3.5です。

面白かった。

何か引っかかる方は、ぜひ!

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RAIN DOG

4.0熊はいらない

2023年9月29日
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ジャファルパナヒ「熊は、いない」をシネマート心斎橋で観る。これ熊はいないというより熊はいらないというのがあってるよね。熊が何のメタファーかというのは某登場人物よって語られるので、ぜひ映画を観てください。人を抑圧する権力、社会構造へのパナヒ監督の怒りが炸裂する傑作。

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ピンボール

4.0闘い続けながら〝撮る“ということへ自己批判的に向き合うというすごい...

2023年9月25日
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鑑賞方法:映画館

闘い続けながら〝撮る“ということへ自己批判的に向き合うというすごい作品。やや退屈にも感じる画面はむしろ緊張感がある。

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ghostdog_tbs

4.5凄い社会派サスペンス

2023年9月25日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

初めて観た時はドラマかと思ったが、観るにつれてサスペンス、ドキュメントも含まれる作品になって驚きもあり、言葉が出ない。また、監督自身も作品に参加するが、イスラム教社会の現実、イスラム社会に巻き込まれ監督自身も大変だったなと感じた。イスラム教、イスラム社会の現実を知る上で適切な作品。最初は戸惑うかもしれない。

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ナベさん
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