「送電線」ボーンズ アンド オール いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
送電線
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期待のTBSラジオパーソナリティ、石山蓮華さんは、今作を鑑賞したのだろうか? もし鑑賞したならばあのオープニング映像に対するメタファーをご教示願いたいものである
私の見解は、かなり薄い考察だ 繋がり、血族、そんな感じかなぁと… ラストの広大な景色には鉄塔は皆無 その真逆さに、今作のテーマが隠されているのだろうけど・・・
勿論表テーマは『マイノリティ』、『 Queer』 只、どの評論サイトを観ても、今作はそれを表層的に扱っていて、カリバニズムを挿入する意図は薄いという見解である 正直私としては、その見解はどっちつかずというか、それ程今作の摑み所に対して計りかねるという思いである ホラー、サスペンス、美青年という沢山の表層的演出は散りばめられていても、その本質は中々正体を現さない それは丸で、作中の『嗅ぎ分ける』のそれを彷彿させるのではと勘ぐる程だ
そして同族程、期待と失望、そして裏切り、と言った『同族嫌悪』を産み出しやすい土壌も今作では演出されている事は非常に皮肉的表現である
最後に、嗅ぎ分けの動物としての代表格、犬はその能力により、現在過去未来のビジョンを明確に捉えているという点が今作のキモに通ずるのではと思案した次第
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Bacchusさんのコメント
2023年2月22日
コメントありがとうございます。
確かに想像力がないことには成り立たない親和性が生まれない設定でしたからね〜…単にマイノリティとして見られれば違うのでしょうけれど。
それが何かは探求していませんけれど今作の場合はまたそれとも違うところでも没入感が得られなかった気がします。