劇場公開日 2023年5月12日

  • 予告編を見る

「張り巡らせてある伏線に疲弊。。。」TAR ター Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0張り巡らせてある伏線に疲弊。。。

2023年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

冒頭のインタビューシーンは、なかなか印象的だ。
インタビュワーがター(ケイト・ブランシェット)の経歴を延々と話すのだが、ターはリラックスした様子で終わるのを待つ。

すべてについて自信たっぷりだ。

ジュリアード音楽院での講義では、バッハを嫌う一人の学生を完膚なきまで論破する。学生の″止まらない貧乏ゆすり″が、ストレスの大きさを表している。

とにかく、すべてのシーンに「伏線と思わせられる映像や音」がびっしりと張り巡らせてあり、見るのに大変な集中が必要になる。

気になったのは、

玄関チャイムの単調な繰り返し
ジョギング中に聞こえた女性の悲鳴
など。

観る側にも高いテンションがかかる作品だ。
終わった後、どっと疲れが残った。。。

Haihai
トミーさんのコメント
2025年1月5日

共感ありがとうございます。
作品をちょっとひねくり廻してるなぁという部分も観てて疲れます。娘への父性愛、肉欲には忠実な所、はた迷惑ですがほっともしますね。

トミー