劇場公開日 2023年5月12日

  • 予告編を見る

「ひとり芝居で充分だった。」TAR ター 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ひとり芝居で充分だった。

2023年5月22日
iPhoneアプリから投稿

ひとり芝居で充分だった。

ケイト・ブランシェットは良かった。

シャロン、フランチェスカ、
ペトラ、そしてオルガ。

脇が全く機能していない。

それぞれ芝居は上手で、
なんとなくリディアの事を、
それぞれ考えているのであろうことは伝わってくるが、
リディアの崩壊に(または、
それを食い止める役含め)、
どう機能させるかまては至っていない。

シナリオというより、
演出というか、
リディアに頼りすぎ。

もともと、シナリオには、
オーケストラのシーンが、
多かったのかもしれない。

それぞれとの関係を、
コンタクトを振るターで、
魅せることはできたかもしれない。

コロナ禍での大人数での、
撮影の大変さは身に沁みて共感できる。

蛇足軒瞬平太
PR U-NEXTで本編を観る