「ケイトブランシェットに魅入った160分。」TAR ター Sakikoさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイトブランシェットに魅入った160分。
映画のオープニングにはいつもワクワクするのですが、黒い背景の中、いきなりエンドロールのような文字が流れ、タイトルも小さくTARと表示(その前の、日本語のTARがデカすぎたので、その対比に苦笑)、場面が切り替わるとインタビューシーン。いやぁ、ググッと惹きつけられるオープニングでした。
楽団の演奏以外は挿入音楽はほとんどなく、一方で、効果音は多用されており、臨場感や緊張感が半端なかった。
ターという人物が実在していて、その生活をのぞき見しているようなリアリティがありました。
そのリアルティを体現したケイトブランシェットの演技がすごい!
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talismanさんのコメント
2023年5月21日
タイトルの字の大きさ!私も笑ってしまいました。オリジナルの小さいTARだけだったらどんなにかっこよかったか!その前の字幕の方の名前と一緒のTARはフォントも美しくなくて無駄に大きくて、あ~・・・、と思いました
humさんのコメント
2023年5月21日
共感ありがとうございます。
確かに実在を感じさせるリアルな雰囲気でしたね。役作りなど含めて、立ち居振る舞いなども世界から注目される立場のプロ意識として通ずるものがあるのでしょうね。私も、座りながらのあのインタビューから、その威厳に見入りました。