「究極の演技と エッ!てなるラストについて」TAR ター お主ナトゥはご存じか2世さんの映画レビュー(感想・評価)
究極の演技と エッ!てなるラストについて
サスペンスや心霊現象やホラー要素まである人間ドラマで内容がクラシックの指揮者ですがEGOTを成し遂げてる人物という事なので説得力のある人物って相当難しいし普通に考えて適合者がほぼ居ないと思いますのでケイトブランシェトで完全に正解だったと思います。
2回見ないと理解出来ない構造になっているしクリスタが赤毛とか言っててそれが前半結構映ってるみたいですが全くわからなかったんですが2回目の鑑賞だとクリスタが居るのを確認できましたが初見で気づく訳無いように仕掛けられていて複数回見る事で新しい発見があるように作品が作られているのは凄いですね!
あとクライマックスのブン殴りに行く時のあのヤバイ顔は撮影スタートって言われて作れる表情じゃなくて多分二日位寝ないであのシーンの撮影してるんじゃないですかね演技で出来るレベル超えてますよ!
あと2回目の鑑賞で気付いたんですが
最初にクリスタがターに送った本に書いてた模様と
クリスタが死んだ後にターが寝てたらメトロノームが勝手に作動していたシーンのメトロノームのフタの裏の模様が一緒なんですね! 心霊現象と捉えるか無意識のうちにターが自分でメトロノームを動かしていたのかはハッキリとは描かれていませんが クリスタの件で精神が病んで来てるのは間違い無い描写ですね。
シーンをとうして深掘り出来る部分が多くて 監督天才過ぎというか変人です
あとエンドクレジットをわざわざ最初にやってまでオチをモンスターハンター元ネタでほとんどの観客が分からなくて困惑してる状態で勢いよく終わらせて観客を置いていく演出は凄かったですね。
まあアレを単にへーって言って終わるかだから何?ってなるのかアジアを見下した終わり方って思うか何故いきなりコスプレ劇場で終わり?ってなるのか答えを明確に示して無いからみんな違う意見の時点で監督の意図通りだと思いますので作戦成功でしょうが大抵の人が良いって言う手堅い作品にはなっては居ないとは思います。
とりあえずケイトのミリ単位の演技を延々と堪能出来るだけでも価値のある作品なのですが逆に演技の上手さなどを映画を見る際に注目してない人は見なくていい作品だとおもいますし考察部分が相当多く画面をよくみないと気づかないヒントがあるし最初の30分くらい延々とクラシックを知らないと完全に分からない会話を無限にしてるので辛いし眠いしあまり考えないで見るとわけわからんしつまらない単調な映画ととらえられてもしょうがない作品なので全くお勧めできません。
とはいえ自分は今年見た作品では対峙とターは恐らくこれからまだまだ新作の映画みるだろうけど ほぼ年間ベスト3には絶対入るってくらい凄い作品だと思ってます、久しぶりにカッコいい悪のカリスマに出会った感あって近年ならホアキンジョーカーくらい凄かったです!
相当な玄人向けの作品なのは間違いないです。
あとさっき町山&藤谷のアメTUBEってやつのネタバレ解説見たんですが完璧に全く気づいて無い事だらけで
ビックリしました。
まあそんなの絶対にわからないしセリフ見て言った人物の事を細かく全部調べないとわからないレベルの解説あるんで好きな人は絶対見たほうが良いですよ
お主ナトゥはご存じかの後継ぎですがそっちにかなり具体的に書いているのでよろしくです。
これサブスクで配信開始になるか販売されたらブルーレイなどで
一時停止とかして検証しないとダメなくらいの情報量の作品なのがどんどん浮き彫りになってきてるので
今後そういう作業するのが楽しみですね。
しかしこんなに長い時間の作品で群像劇でもないのに
ターのみを追っかけている割には無駄なシーン全く無いのも驚異的だと思うっす。
あと2回目を見ると ラストの強烈さが更に際立ちますね!
更に言うと娘ちゃんがカーテンの中に居る時にお化け見てたっぽいシーンの前にも娘ちゃんはオモチャでクリスタがターに送った本の模様を作っていて完全に心霊現象ですねアレは!
ナトゥとナトゥ2のターの感想合わせて見たらターの3割くらいは分かるのではないでしょうか。
最後に パンフレットを買って無いので購入がてら2回目の鑑賞に近日中に行こうとおもいます。
色々調子悪い事起こって前のところに戻れなくなったのでナトゥ2でこれから感想書いていきます!
共感していただきましてありがとうございました😊
何回か観ていますが、クリスタが見えていません。また観ないと。
監督は変人らしく、音楽云々よりもクラシックを伝統的なモノの象徴と捉え、ぶっ壊してご満悦で、
モンハンこそが究極のモノ、ということらしいとか。
私の頭の理解の範疇を超えていまして••••。