「ケイトが全身全霊で魅せる」TAR ター humさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイトが全身全霊で魅せる
ダイナミックで繊細なひとつの芸術品のように、タクトの先から広がりホールを駆け巡る音のきらめき
作り手と受け手のその場の空気を一体化させ束ね織りなす天才的カリスマ指揮者のストイックさが産む技
それは脚光の裏にある妬み嫉みを跳ね除ける類稀な集中力と努力の賜物でもある
反面、孤高の闇が本人も知らないうちに疲弊させる心
現実と妄想が入り混じる緊迫感あふれる場面が重なり暗雲が立ち込める
加えて消えないイメージは肥大し続け形のない凶器となり突き刺さる
それでも止まない精神力はそれすら燃料にして走る
積もる灰にうもれていくのはあどけなき夢の跡
あのときTARがこぼす涙
その穴は誰が掘ったのか
その影は何がつくったのか
自分を離れ勝手に育っていくオーラに、見失わないものを保つのがいかに難しいことなのかを感じる
そして、そんな荒波をも超え遂げていく稀有なひとびとの存在も頭をかすめる
すうっと一呼吸おくとそこには讃えるべき同じにおいがすることに気がつく
純粋なものに触れて再生するはじまりの記憶
TARは確かにチャンスの前にいる
私たちは、他を傷つける愚かさに呑まれやすい人間だ
知らぬ間に加害者になっていないか
前を向き過去から進もうとする人を見守ることを忘れてはいないか
身近なことにも置き換え、そんなことも問われている気がした
humさんコメントありがとうございます。
いろんな方からご意見を頂いて作品全体のあらすじが見えてきました。
確かにターの息苦しさみたいなものはわかりましたが。
わたしは表面しか見てなかったのででhumさん様にターの心情まで行着けなかったと思います。
観る人によってターの人物像が変わる作品だと思いました。
これからもよろしくお願いします。
やはり、”hum hum world”
凄いです。私は本作あまり好きになれませんでした。意図が何であれ。ストーリーを把握するまでは
断片的ちも何回か観ましたが。
観たいとは思えないですね。🦁
😴おやすみなさいませ🌙💤💤😴💤
聞きかじりで、監督のインタビュー記事を読みまくった方に教えていただきました。
ケイトさんの演技は素晴らしかったです。レビューは、
humさんの心情をえぐったような
文章、素晴らしいと思います。 一応書いてしまいましたが、
鑑賞された方の思いでいいかと、
というか、誰も監督と共感できないです。🦁
‼️
🎶 TARはたしかにチャンスの前にいる、🎶
↑監督が考える大衆皆に愛されるモンスターハンターこそ最高❗️その指揮者TAR最高❗️
クラシックなんか○○くらえ!
らしいです。すみません。🦁
TARは、監督が変人らしく、本作音楽を描いたのではなく、
権威主義をぶち壊したいと思っていて、監督の頭ではその最たるものがクラシック音楽なのだと。それをぶち壊しターを解放して、
監督が最高と思っているゲーム音楽モンスターハンターの指揮者として返り咲きさせたとか。
おっかしな考えですよね。だから、わけわからなかったんです。🦁
こんばんは♪コメントありがとうございます😊
私もしょっちゅうです。相手の方のページの”フォローする”をレビュー押したつもりがそっちに当たるんですよね。直ぐ気づけばまだいい方で。
『市子』、wowowでの放送期待。
こちらの皆さん、都会在住の方が多いのですね。いくらTOHOシネマでも地方だと限られます。🥲
こんばんは♪
フォローしていただきまして
ありがとうございました😊
初めまして、‥‥、違うか❗️
『市子』ですが、近くでの上映はありませんでした、ショック⁉️
片道2時間かけて行くエネルギーは無くて断念❗️🦁
コメントありがとうございます! ヤングピープルズコンサートのことは、のちに会社の後輩が「町山さんも同じこと言ってた」とか言ってたので、そうなんだと思います(笑)。ただ彼女のマエストロのしてのペルソナは「虚像」は「虚像」なんだけど、ターの音楽的才能自体はベルリン・フィルにシェフに選ばれたくらいの「本物」だったってことも、一方では見逃せない要素かなと。「音」に真実が出る音楽業界で、「嘘」と「工作」だけでのしあがることは無理なので。
ターの「ミューズ」としての部分は「実像」と考えたうえで、彼女の「虚像」の部分もとらえれば、より痛切に彼女の痛みが共鳴してくると思いました。また話の合う作品で、よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました😊😊。私の 破れかぶれの直感本音レビューをご理解いただき感謝感激🤩雨あられでございます。貴殿の正統派レビューとは180度違ってますが、おつきあいいただきありがとうございます😭。清流、川のせせらぎ🏞️と 中国🇨🇳の川の濁流 くらい違いますが これからもよろしくお願いいたします🙇。
なにか様々なことが自分のことだったり、身近な人のことに置き換えられる映画のように思えました。
そこには現代ならではの問題も含んでいる。
ケイト・ブランシェットの演技、圧巻でしたね。
かばこさん コメントありがとうございました。
TARはみたてホヤホヤ?なんですね。ケイト…すごいですね。私も同じくそう思いましたよ〜。
それにしても観たい映画が次々に出てくるので、時間と映画代が必要です〜😅
遅くなりましたが、私の「ロスト・ケア」のレビューにコメント頂き、ありがとうございました。嬉しかったです。
「TAR ター」はさっき見てきました。今年のオスカー・主演女優はケイト・ブランシェットだっただろうに! と個人的には思いました