「よくわからず疲れた」TAR ター りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
よくわからず疲れた
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名門オーケストラで、初の女性首席指揮者になったリディア・ターは、天才的な能力とプロデュース力を持ち、マーラーの交響曲第5番の演奏とその録音に向けての準備によるプレッシャーに苦しんでいた。レズを公言してた彼女は、ある時、かつて彼女が指導した若手指揮者が自殺し、その要因がターだと告発され・・・てな話。
ケイト・ブランシェットは長いセリフも流暢に話してて素晴らしかったが、いかんせん、ストーリーがわかりにくい。
どうなるのだろうと観てたら突然別カットになって、モヤモヤが続いた。
最後はどこ?アジアのどこかに招かれたんだろうけど・・・難しかった。
女性でも名門オーケストラの首席指揮者になれる、という事で素晴らしいオーケストラの演奏が聴けるのかと期待して観に行ったら肩透かしだった。
好きな女性をコロコロ変えて嫉妬されたって事?
顔を怪我したのは男に襲われたらしいがそのシーンは無し?
難しくて、ずっと???な作品で疲れた。
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ニコさんのコメント
2023年5月15日
男に襲われたって言ってたのは、階段を上がる時コケたのを誤魔化す嘘かなあと思いました。その後病院の先生にはコケたって言っていたので。ターのプライドの高さからそうしたのかな?(チェロ奏者のオルガを家まで送ったこと自体を隠したかったように見えました。何故かというと、パートナーがいるのに、オルガに対して能力を認めた以上の好意を持っていたから。私の想像ですが)
具体的な解決を示さないタイプの映画なせいか、他の方のレビューもいろいろ見方が分かれてますね。でも、りあのさんのお気持ちはよくわかります。