劇場公開日 2022年12月9日

「エンドロールが秀逸(でもそれだけともいえる)」ホワイト・ノイズ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0エンドロールが秀逸(でもそれだけともいえる)

2022年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

事前情報がほとんどない状態で鑑賞。Netflixということとアダム・ドライバー主演ということくらい。
奇妙な映画だった。どんな映画だった?って聞かれても困るくらいにジャンルレス。有毒物質が含まれた煙が宙に舞い、雨となった降り注ぐ。その雨を浴びた男が生きることを見つめなおす。って書くと感動の物語のように思えるが、個人的にそんな感動は全くなかった。
自然災害から非難する過程のトラブルや家庭内に起こるトラブル、そしてそれに向き合う姿が描かれいるような印象なのだが、どうにもピンとこない。あー、このまま大した盛り上がりもなく終わるんだなと思っていたらその通りだった。
ただ、エンドロールの映像は別。LCDサウンドシステムの新曲が使われた、とてもいいMVだった。スーパーで踊る人たちを観ながら終わるという、これもまた妙な鑑賞体験だった。

kenshuchu