「"Can't Help Falling in Love"」ホワイト・ノイズ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"Can't Help Falling in Love"
気にもならないようなドウでも良い伏線もしっかり回収する細かい演出描写に笑けてしまう、物語が二転三転とジャンル付けするのが難しい、三作連続Netflixでの新作は久々にグレタ・ガーウィグを起用したノア・バームバックが新境地を見せ付けたような斬新さが際立つ、映画を撮るのにルールは無用で自由奔放さが心地良く、知的で難解な物語から全体的に緩い感覚と雰囲気に和みながらもエンドロールまで楽しませてくれる、何の映画を観ていたのかさえ分からなくなるようで様々なジャンルをゴチャ混ぜに、描くのは死と夫婦愛が焦点にそんな単純では済まされないもっと深い意味合いがありながらも難しく観る必要性は無く、娯楽性が豊かでエンターテイメントに長けた珍しくも思えるノア・バームバックの手腕と才能に驚いた!?
本作が決定的でコーエン兄弟やポール・トーマス・アンダーソンを超えてしまう日も近いのでワ?って位に一皮剥けたノア・バームバックの次回作も楽しみでならない。
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