ファンタスティック4 ファースト・ステップのレビュー・感想・評価
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ラッキー4
日本では縁起が悪くて敬遠される数字4ですがアメリカじゃ関係ない、ファンタスティックな4人組です。
海外のレビューで最高傑作とかベタ褒めの記事を読んだんで期待してたんだけど、そこまで良くない(笑)
少し甘めの80点。
バッチバチのガッチガチの戦闘が観たかったけど、なんか消化不良な感じ…
1個前の『サンダーボルツ』がヒドかったけど、それよりは全然いい。
舞台がアメリカの50年代みたいなオールド・アメリカンな感じで、オシャレで良かった。
観るまえはイワオに拒絶反応を感じてたけど観だしたら、そんな気にならなくなった(笑)
エンドクレジットの後に少しあるけど大したことじゃないです(笑)
今回は、いい席を取れなかったIMAXではなく、いい席を取れた通常スクリーンで観ました。
なので、IMAXでも観てみたい。
終わってから知ったけど『ワンダヴィジョン』と同じ監督らしく、なんとなく納得。
観終わったらフォ~!!ってなる
アベンジャーズ用のキャラ紹介映画
スケールは大きいが全体的に地味。
『サンダーボルツ』の時にも思った事だが
「アベンジャーズにこのキャラ出すから、とりあえず映画やって場を繋ぎつつキャラ紹介しとこうぜ」感が拭えない。
それでもサンダーボルツはまだ
アウトローなキャラクターたちが
それなりに暴れてくれていたので割と満足したが
この『F4』の映画はクライマックス以外は
そこまで盛り上がらないし
そのクライマックスも正直少し地味。
もちろん地味とはいってもマーベル作品なので
かなりの制作費はかかってるし、
金かけてる分CGや描写は日本とは比べ物にならないが
やはりというかなんというか、敵と戦う描写で
あまりカタルシスや高揚感を得られないのは
戦い方や倒し方に原因があるのかもしれない。
これも「強すぎる敵をどう倒すか」に対する答えが
イマイチ釈然としないという不満が残る点で
『サンダーボルツ』に共通しているかもしれない。
自分はそこまでマーベル作品を追っているわけではないが、
それでもガーディアンズやデップーのような
有名作品は見たことがあり、
それらはいずれも単体で勝負出来る作品となっていた。
しかしこの作品には残念ながら
先述の作品のような映画単体としての魅力は
薄く感じられた。
60年代と未来の融合ファンタジー
がっかり。
Sexy Alien
公開記念イベント試写会にて鑑賞
負けるなペドロ! ゴムパッチンみたいに手足ひき伸ばされ悶絶しようとも!
過去4回の映画化は未見。そのよからぬ風評を耳にして長らく4人を遠ざけてきたから、彼らの特殊能力もろくに知らない。『デッドプール&ウルヴァリン』でクリエヴァのことをキャップと思ったら実はヒューマン・トーチだったというギャグに気づかなかったくらいだ。当然、彼らの「MCUにおける立ち位置」もよく分かっていない。
そんな自分がなぜ今回観ようと思ったかといえば、予告編で流れる「ファンタスティック、フぉ~、フぉ~、フぉぉぉお!」のコーラスが耳にこびりついて気になっていたからだ。で、その結果は——これが案外いい。思いのほか楽しいのだ。その主な理由は3つある。
第一の理由は、本作が予備知識ほぼゼロで楽しめるつくりになっているということだ。
話の流れの中で、関連作を観ていないと引っかかりそうな謎のキャラやアイテムが一切出てこない。複雑にからみ合った昨今のMCU「マルチバース・サーガ」において、これは特筆すべきことだろう。唯一気になるとすれば、映画冒頭に字幕で「アース828」と断り書きが出ることくらいか(要するに「似て非なる別世界」という意味ね)。
第二の理由は、1960年代のアメコミ/SF映画などを彷彿とさせるレトロフューチャーなコンセプトがダサかっこいいこと。
たとえば、シンプルデザインのロケットや各種メカ、疑似マンハッタンの街並を巧みに視覚化したプロダクションデザインであるとか、スプリットスクリーンを多用してアメコミの1頁でも眺めるような効果をもたらすとかが、これにあたるだろう。そこにはほのぼのした心地よさが漂う。
さらに、ここから思い浮かぶのは『スター・トレック/宇宙大作戦』『宇宙家族ロビンソン』『サンダーバード』などの海外テレビシリーズ、日本なら『スーパージェッター』『鉄腕アトム』といったテレビアニメだ——もちろん、どれもリアルタイムでは見ていないが。あるいは「午前十時の映画祭」で観た『大魔神』『海底軍艦』といった特撮ものを挙げてもいい。本作はこうした映像遺産をブラッシュアップし、より洗練したカタチで提示してみせるのだ。
第三に、これまでになく4人の「疑似家族」的な結びつきが本作では強調されていることが挙げられる。
過去のMCUで描かれてきた超人たちのチーム的結束やバディ的な絆、あるいはハミダシ者たちの戦友的なノリと比べると、ファンタスティック4の結びつき(=夫婦/姉弟/親友同士)では「家族愛」が前面に打ち出され、ある種ホームドラマ的な色彩を帯びている。インビジブル・ウーマン(バネッサ・カービー)が一般大衆に「世界は一つの家族」と訴えるくだりなど、さすがに今の世界情勢を鑑みると鼻白むほどだ。しかし、それだって見方を変えれば、悪い方向へと歩み続ける現実世界を逆照射したものといえなくもない。
以上三点のほかにも個人的に愉しめたところは幾つかあって、ここでは3つほど挙げておきたい。いずれも出演者にかかわる箇所だ。
まず、惑星の食べ歩き(?)をなりわいとする巨神ギャラクタスだが、この役を、デヴィッド・ロウリー監督の『グリーン・ナイト』で緑の騎士役だったラルフ・アイネソンが演じており、妙にナットクした。「ワーーハッハッハッ」と高笑いしていた緑の騎士も最高だったが、大魔神みたいな本作のギャラクタスもなかなか良い。しかも「東京ドーム●個分、あべのハルカス●個分」と例えたくなるほどのバカデカさで、IMAXスクリーンが実によく映える。
シルバーサーファー役のジュリア・ガーナーは、4人が敵わないほど強いのに、キティ・グリーン監督の『アシスタント』で新米アシスタントが浮かべていた憂いの表情とソックリな顔をずっとしている。同一女優なんだから同じ表情は当然ではあるけど…。
ミスター・ファンタスティック役のペドロ・パスカルは、手足がびょよよんと伸びる口髭おぢさんという設定がヒーローらしからず、意表を突かれた。日本では決して出てこない発想だ。映画終盤そんなおぢさんの両手両足をギャラクタスがつまんで、胴体がちょん切れる寸前までぐぃんと引き伸ばしちゃう。どこまで伸びるか。明らかに面白がってるギャラクタス。ここで不意にゆーとぴあのゴムパッチン芸(古っ!)を思い出し、爆笑してしまった。ごめんよ、ペドロ。
以上IMAX試写会にて鑑賞。
これは面白い
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