ファンタスティック4 ファースト・ステップのレビュー・感想・評価
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どうするのmarvelさん❓
鬼滅旋風吹き荒れる中(もっと盛り上がれ)、
初日とは思えない上映回数なので、IMAXもDolby cinemaでも観れなくて(回数少ないから良い席は埋まってる)、普通のフォーマット上映で鑑賞。
アース616=marvel映画のメインの時間軸上の地球(神聖時間軸ってヤツ)が舞台ではなく、
アース828の60年代末が舞台です。
この舞台設定は良かったです。
fantastic4の雰囲気にピッタリでレトロフューチャーな感じでよく出来てました。
彼らのお陰で独自の発展を遂げてる訳で、軍隊も無くなってる世界だそうで、明るい未来ってヤツですね。
以下、超ネタバレです
まあそこに宇宙大魔神さんと銀色波乗りさんが、
地球食べちゃうぞーっと来訪する話です。
で、我らがfantastic4が食べないで〜って交渉しに行くんですが、
チーム内ご夫婦のお子さんくれたら良いよって言われて、そんなアホなって交渉決裂して、
逃げる途中に宇宙出産して帰って、
皆にどうでした?って聞かれてダメでした〜
地球と子供とどっちかくれって言われたから断ったぁ〜
って言うんかい❗️
これ言っちゃうMr.fantasticことリード・リチャーズは超天才科学者で護謨(ゴムって漢字初めて知った)人間なのだがアホでファンタスティックでした。
ここら辺から観ててもうどうでも良くなってきて、
「そうだ❗️地球丸ごと逃げちゃう作戦だ❗️」って
日本の高度成長期みたいに世界中で巨大装置を突貫工事始めちゃうし、出来たと思ったら銀色波乗りさんに阻止されちゃうし、だいたい妖星ゴラスの時にちょこっと地球動かすのもトンデモない事だとガキでも分かってたのに、地球丸ごと瞬間移動で別の太陽系に移動って、アンタどんだけファンタスティックなんだ。
地球がグルグル廻ってる太陽だって秒速220kmで動いてるやで。他の太陽だって移動してるやろし、そこの惑星さん達の迷惑考えてないやろ❓
とうとう宇宙大魔神さん上陸しちゃうんだけど、段々と大きさが戦い易い様に小さくなってるし、ファンタスティックさんギューって伸ばされてぎゃーぎゃー喚くしなんだこれ。
そこは余裕かまして伸び伸びしてないと。
日本の海賊王になる人のせいで、パンチひとつ打てないのも、なんだかなあ。
奥さんのInvisible Womanことスー・ストームは透明な力場を操る人なのだが、「地球の為に子供渡さんかい❗️」と怒る民衆に、「渡さない❗️だって家族だから❗️でもあなた達、人類皆家族よ❗️」と、民衆の心も操る人でした。
話術の方が特殊能力じゃん、ちょっと怖いぐらいみんな納得するし。
うーん後の2人は添え物扱いだった気がする。
ザ・シングのヒゲが伸びるのは面白かったけど。
チートキャラのフランクリンの扱いをどうするのかな、映画で見せた能力なんて全然大した事ないぐらいのチートなんだけど。
まあ宇宙大魔神を遥か彼方に追放して良かったねーって事なんだけど、てっきりアース828食べられちゃって、ファンタスティックな人たちがアース616=marvel映画のメイン世界(しつこい!)にやって来るんだと思ってたよ。
おまけシーンでの緑のおじさんが、フランクリン連れ去ってファンタスティックな人たちが追いかけて来る展開なのかな❓
それで次のアベンジャーズに繋がるんだとして、
余りにも今作が牧歌的なので、ちゃんとテイストが合うのか心配ですわ。
最近のmarvelは、君は一人じゃなーいだったり、お母さん生き返ってーだったり、なんか大丈夫?って心配になるほどのベタ加減で、それに大金かけて作る上に、再撮影が当たり前になるほど、内輪で試写繰り返して合議制の様な映画になってる気がします。
「俺は、私は、コレが観せたいんだー❗️どやカッコええやろ〜‼️」の魂がない様な気がします。
予想を超えない作品だけど、家族のように優しくて温かい
予想を超えない作品だけど、家族のように優しくて温かい
大事なもののために立ち上がり、大事なものとつながり、共に戦う。家族として。"大事な人(家族)か、世界か?"…というのは昨今のハリウッド映画などでよく見られるテーマであり(ex.『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』)、そして、往々にしてアメリカ人の気質が出たように、最後はどちらも見捨てることなく犠牲を出さずに両方勝ち得る。魅惑的なビジュアルとキャストによる本作もまたそうした系譜にあたる。
少数の献身的な人々によって、世界は守られ進歩してきた。これは青いコスチュームに身を包んだ『Mr.インクレディブル INCREDIBLES』だ!ダンディにカッコいい"ペドパス"ペドロ・パスカル、チームの精神的支柱として頼りになって"母は強し"も体現するヴァネッサ・カービー、無骨な優しさが溢れるように人間臭く安心感のあるエボン・モス=バクラック(『一流シェフのファミリーレストラン THE BEAR』とは違ってコッチでは料理を作る側?作品ファンとしてはジョン・バーンサル演じるパニッシャーと共演してほしい)、向こう見ずにヤンチャな感じもモノにするジョセフ・クイン(サム・メンデス監督による"FAB4"ビートルズ「4」人それぞれの伝記映画でのジョージ・ハリスン役も楽しみすぎ!!)、そして女性シルバーサーファー役にジュリア・ガーナーという適材適所にツボを押さえた最高のキャスト。ギャラクタスには貫禄のラルフ・アイネソン。だから作品後半はまるで怪獣映画?
どうしても「マルチバース」というタスク(『エンドゲーム』までの「ストーン」縛りみたいに)を負っている以上は予想を超えた展開や映画的な気持ちよさにつながるカタルシスはなく、テンポも決して速くなく、ユーモアは笑いを生みはしないが、作品を包む昔っぽい雰囲気同様にどこか優しく温かい。例えば、自分の力では到底敵わない強大な敵に対する"勝ち方"として、MCUで意外性があったものとしては、根比べの執拗な嫌がらせで勝つ『ドクター・ストレンジ』等を挙げたい!
つまり、決して「傑作だ!」と興奮して周囲に勧めるような大絶賛ではないけど、やっぱりどこか憎めないで好きな空気があるし、近年見るに堪えない作品も大量生産してきたMCUにおいて前作『サンダーボルツ』よろしく品質管理がまたうまく機能し始めているのを感じさせる作品ではあったかもしれない。ポストクレジットシーン含めて前知識無く作品単体で楽しめる作りで、敷居も低くすることで。
We will protect you.
As a family.
P.S. メインテーマ曲の「ファンタスティク4」って言うところのメロディーが、ベートーヴェンの交響曲第5番 ハ短調「運命」Op.67「ジャジャジャジャーン!」
ムッシュムラムラ、ガンロック!! アナザー’64年のレトロフューチャーデザインの世界観がとってもイイ!
同時期公開のDCの「スーパーマン」が現代の世界をガチで批評しているのに対して、マーベルの本作は、現代ではなくアナザー’64年のレトロフューチャー、これがイイ!
シアン・カラーをベースにした、アナザー’60年代のレトロフューチャ風の映画全体の視覚デザイン設計が素晴らしい。
劇中の番組のカメラの画素や映像の手振れ感覚、公開番組の雰囲気など凝りに凝っていて、懐かしさと新しさが一杯。
そのテレビ番組で、ビギニング部分をサクッと説明して、その後の活躍に市民のみんなも感謝してる様子も伝わって実に上手い。
ロボットのプログラム変更が、頭部のカセットテープ・ケースなのも面白い!
キャストでは、ヴァネッサ・カービーが良かったです!
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」「ミッション:インポッシブル」シリーズ、「ナポレオン」などメジャー作品に多数出演していながら、本作のようなジャンル作品にも出演。
ギャラクタスに素手で一人で対抗できていたのは、スーザンだけ。
宇宙で出産までして、大活躍でした。
で、話としては・・・いつものマーベルといった感じ。
普通に面白いのですが、冒頭に申し上げた通りガチで現代社会に立ち向かっている「スーパーマン」と比べてしまうと、圧倒的に負けてます。
もうマーベルは新アベンジャーズを作ることで頭がいっぱいで、そこに繋げるために消化しているようなな感じがします。
単独主演作品を大事にしてこそのアベンジャーズで、そういうところもアベンジャーズの嫌いなところです。
それはさておき、日本語版では、ガンロック(ザ・シングなんて言う味気ない名前ではない)が「ムッシュメラメラ!」とちゃんと言ってくれたのだろうか?
な、訳ないか。「鉄拳制裁タイムだ!」か。
それにしても、アニメ版(日本題「宇宙忍者ゴームズ」)で日本語吹き替えをしていた伝説の喜劇人の一人、関敬六は天才だった!
他の作品でも言ってたアドリブ、ギャグらしいが、彼のおかげでとっても面白い明るいキャラになってました。
クレジット後のオマケ映像で、昔のアニメが流れてそこはサイコーでした!
「宇宙怪人ゴースト」「電子鳥人Uバード」「怪獣王ターガン」「大魔王シャザーン」「フランケンロボ」とか、毎日浴びるようにハンナ・バーベラの海外アニメ(カートゥーン)を観てましたね。
今までのよりは良かったかな?
予習を兼ねて前の3作を見てから視聴。
今回は最初からファンタスティックフォーとして動いていて、今までのはそこが長いと思っていたのでとても良かったです。
とは言え、明らかにもう少し掘り下げるべき所が端折られ、一体何の話なのか分からない部分もあったりで、なかなか難しくも感じました。
まあ、僕的にはサンダーボルツでも垣間見れたMCUとの繋がりの方が、重要だったのですが、それも今回はお預けを聞く食らう形に。まあ、ファーストステップと言う事だからでしょうけど、期待するものは見れず残念ながら消化不良となりました。
期待値超え…ならず!
IMAXで鑑賞
IMAXの予告?が特別仕様でアガる!
これはいいぞ!!
…と思ったがピークここだったかも…
以下雑記
・司会者、マイクロフト!マイクロフト兄さんやないか!これでシャーロックの3人マーベル入り
・リード、優柔不断すぎない?分かりやすいみたいに言われてたけど何考えてるかよく分からないし…リーダー実質ベンやん
・ベンのCGちょっと違和感
・あの世界観であればギャラクタスは大魔神ライクにせずにオリジナルカラーの方がエモかった気がする
・スーがフランクリンの力で生き返ったのか母の愛で生き返ったのかそもそも死んでたのかよく分からなかった
もっと4人の個性を活かした役割分担でチームとしてのファンタスティックさを見たかった
最近のマーベルは原作を知ってる人への目配せ的な演出、作る側と見る側のマーベルマウントの取り合いみたいになってておいちゃんは疲れちゃってるよ…
そこまで知らんて…
もう見るのが義務なのよね…
ビジュアル面は大勝利
世界全体がレトロフューチャーなデザインで統一されていて、普通ならクソダサく感じてしまうはずのファンタスティック4のデザインも違和感がありませんでした。美術スタッフの仕事は完璧だと思います!
一方でストーリーやアクションは薄味。
なんというか、最近のマーベルに共通する、能力へのワクワク感の欠如が本作でも…。
ギャラクタスが正面衝突でどうにかなるヴィランじゃないのは分かりますが、だからといってずっと「頭脳戦っぽい何か」に終始されてもなぁと。
やはり各々の能力を活かしたガチンコ戦を一回くらいは見せてほしかった。せっかくちょうどいい対戦相手としてシルバーサーファーもいたのに。
女性型のシルバーサーファーをタコ殴りにはしづらかったのかなぁ…
能力があまり魅力的に見えなかったせいで(ヒューマントーチだけは頑張ってたかな)、ヒーロー紹介作としてもやや半端だった印象です。
今後がちと心配。
アメリカはもう…すでに……のある国ではない
通常 字幕版で鑑賞。 今回はIMAXはパスです。
一つは鬼滅で見たい時間帯にやっていない。しかし鬼滅も大好きなので不満はありません。それよりmarvel熱が大きく冷めているからです。映画自体もパスを考えたけど、ギリ見ることにしました。
冒頭から何も感じない。1960年代をイメージした世界観だと思うが、映像をAIで妙な変換をしてしまったように感じた。頭がボーっとする。ねむい。気がついたら主人公たちは色々な能力になっていた。既に知っている前提なのだろうたいした説明がない。敵キャラもあまり説明がない。
最近アメリカ主導の○○や⚫︎⚫︎ファーストだと何か裏があると思ってしまって、とても嫌だ。映画では電力が足りないから世界で電力止めようって、世界関係ない。世界の電力をアメリカが牛耳っているのか?
いくらF4メンバーの赤ちゃんでも、赤ちゃんがとんでもない能力を持つ可能性の説明あったか?アメリカでは子供を一人にするのは特に厳しいのに、赤ちゃん放置。恐ろしすぎ。シートベルトはしっかりね、でもすごい勢いで空中に飛んでいった。
映画開始前に異例の クレジット後に映像あります メッセージ。
ミッドクレジット映像後、4割の人帰りました。
観客計10人だけど。
家族の絆‼︎
シンプルなエンタメとして楽しめました‼︎
最後までしっかり家族というテーマを貫き通していたのが良かったです‼︎
ただ、中盤の宇宙から帰ってきての記者会見のシーンあそこでデモのような物までされるようになっていました
そこがかなり早く解決されてしまっていて、そういう展開にするのならもう少しファンタスティックフォー内での葛藤を描けていたのではと思いました
でもシルバーサーファーとのアクションシーンもとても面白いです
最初の宇宙船で地球に帰ろうとするシーンはとても緊張感があったし、シルバーサーファーの炎の中をサーフィンする所は大迫力で面白かった‼︎
今作はシルバーサーファーの魅力が溢れていました
終盤に明かされる過去とヒューマントーチの話の後の最後の行動にはやっぱり熱くなったし同時に切なさも感じました
どこかのタイミングで復活とかあるかな…
良いキャラだしまた出て欲しいです
ラストのアクションもそれぞれの個性を活かしたアクションが堪能出来て楽しめました‼︎
余談
(超個人的な話)
映画に出てきたギャラクタス。
僕の母が若い時にそのフィギュアを買っていて(何のキャラかは分かっていなかったそうです)、そのフィギュアが何年も僕の祖母の家にあり
僕が何のキャラか分からぬまま、子供の頃からずっと遊んでいたという超個人的な思い入れがあるキャラです‼︎
予告編で伏せてたから出てきた時に超ビックリしました‼︎
まさかスクリーンで観れる日がくるとは‼︎
そこでもテンション上がりました‼︎
(ちなみにまだ祖母の家にいます‼︎)
新しさ、楽しさ、面白さを備えて新生したファンタスティックなヒーローでファミリー
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でピークに達して以降、今一つ盛り上がりに欠ける印象の昨今のMCU。
ヒーロー映画人気衰退、MCU離れ…などと色々言われているが、それでもMCU自体はまだまだ。
この“ファンタスティック・フォー”の参戦でさらなる世界観の拡がりや尽きぬ野心を窺える。
マーベル・コミック最初期の作品で、元祖ヒーローチーム。
でありながら以前の2度の映画化はMCUとは関連ナシの20世紀フォックス作品。ちなみにシリーズ化された05年と07年版はコミック感覚でそれなりに楽しめたが、ダークな作風になった2015年のリブート版はファンタスティックさに欠けてイマイチだったなぁ。
ディズニーの20世紀フォックス買収。期待通り、『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』がいよいよMCUに。去年はデップーがコンニチハ。
来年末公開の『アベンジャーズ』新作で、ファンタスティック・フォーの宿敵であるDr.ドゥームがメインヴィランに。演じるは、ロバート・ダウニー・Jr.!
今後のMCUの主軸になるであろうファンタスティックな4人。かつてのキャップみたいな位置付けか。
その“ファースト・ステップ”。『アベンジャーズ』第1作目の“前章”だったキャップ第1作目のサブタイトルも“ファースト・アベンジャー”だった。
MCU体制で満を持して新生。その評判は…
全米では以前よりグンと大ヒットスタート&高評価。一定の成功と言えよう。
直に見た感想は…? 日本ではちと鈍い感想もちらほらだが…?
『ファンタスティック・フォー』の魅力は各々の特殊能力。
“ミスター・ファンタスティック”ことリードは天才科学者にして身体の伸縮。
“インビジブル・ウーマン”ことスーは透明化やバリア。
“ヒューマン・トーチ”ことジョニーは人体発火や飛行。
“ザ・シング”ことベンは身体の硬岩化と怪力。
彼らだけでも充分アベンジャーズもしくはMr.インクレディブルしてる。
VFXを惜しみなく駆使した彼らの活躍っぷりは明朗なヒーロー活劇として楽しい。
が、今回は、特殊能力アクションと同じくらい世界観が見もの。
1960年代が舞台。美術や衣装はレトロ感満載。
特に彼らの居住/秘密基地であるタワーの内装は、かつて想像したような近未来風。
レトロ×近未来にボクたちSF少年はワクワク。是非とも今度のアカデミー賞で美術や視覚効果でノミネートされて欲しい。
でも、1960年代にしてはSF過ぎやしていないか…?
そう。1960年代は1960年代でも、全く別世界。私たちが住んでる地球とは違う、お馴染みマルチバースの地球!
何だ、またマルチバースかよ!…と言う人も多いだろう。
だけど今回ばっかりはマルチバースのお陰で突飛な世界観や壮大な展開の創造に機能した。
レトロ感もMCU配信ドラマの傑作『ワンダヴィジョン』で才気を振るったマット・シャックマンならでは。彼の監督という事でユニークな世界観に期待していた。
新生となると誕生の経緯や各々の紹介は必須だが、ハルクやスパイダーマンの時と同様、MCUは同じ事は繰り返さない。
奇しくも同時期公開のライバル、ジェームズ・ガンの『スーパーマン』よろしく、すでに存在は認知されている。今やヒーロー映画はすっかりこの手法。
とは言え初めて見る人もいるので、劇中のTV番組で誕生の経緯やこれまでの活躍を紹介。これがメチャ分かり易い!
2015年のリブート版のようなダラダラ長い前置きなどなく、すんなりと展開や本筋が始まる。
世界中のヒーロー、ファンタスティック・フォー。数々の敵を撃退してきた。
そんな彼らの前に空から滑空してきたのは、以前の映画化(07年の『~銀河の危機』)にも登場した屈指の人気キャラ、シルバーサーファー!
今回は“彼”ではなく“彼女”。いつもの多様性と思うが、基本設定はほぼ同じ。
つまり、以前もそうだが悪ではない。ある事情から黒幕の手先にされている。
以前は存在は仄めかされていたものの残念ながら未登場だったギャラクタスがようやく実写デビュー。
宇宙誕生=ビッグバンの生き残りで、星々を食らう魔神。って言うか、本当に。
すでに見た日本の観客の間で言われているが、大魔神クリソツ! 宇宙の悪の大魔神やん!
この大魔神…じゃなくて、ギャラクタスの脅威から地球が助かる為に出した驚きの案は、『妖星ゴラス』やん!(正確に言うと、『妖星ゴラス』は地球の軌道を動かすが、本作では次元転換装置で地球を別次元の宇宙へ移動させるというもの)
そういやレトロ&近未来な世界観のみならず、VFXも何処か特撮っぽい。
クライマックス、遂に地球に来襲したギャラクタスが街中を蹂躙するシーンなんてまさしく。
マット・シャックマンにジェームズ・ガン。近年のヒーロー映画を手掛けるクリエイターたちには日本の特撮のDNAが組み込まれている!(…に違いない)
今回こそ“銀河の危機”というサブタイトルがしっくり来る強大な敵、思っていた以上の大スケール、地球存亡の危機。アクションも迫力もエキサイティングさも充分。
立ち向かう我らがファンタスティック・フォーだが、ヒーローチームであると同時に家族の絆が打ち出されているのが彼らの力。
実際そうなのだ。
リードとスーは夫婦。スーとジョニーは姉弟。ベンは旧友で家族のようなもの。
もし、宇宙ミッションで放射線を浴びなかったら…?
彼らも普通の家族として人生を歩んでいただろう。ベンに至っては外見が変貌する事もなく。
各々の苦悩や差別偏見も描けるが、これを“家族物語”として描いたのが目新しい。
特殊能力が携わり、ヒーローとして活躍しているが、お互い思いやり、軽口叩き合う軽妙なやり取り掛け合いなど、彼らは普通の家族と何ら変わりないのだ。
彼らのそんな家族の絆がさらに試される…。
スーは妊娠中。ギャラクタスに先手を打つ為飛び立った宇宙バトル中、出産。人類史上初の宇宙出産…!?(ヴァネッサ・カービー、ここでも陣痛に苦しむとは)
何故か産まれた赤子を、ギャラクタスが狙う。
まさかの幼児性愛者?…ではなく、産まれたフランクリンにもある力が秘められているという。ギャラクタスはそれを狙う。
赤子を差し出せば、地球は見逃す。ギャラクタスの究極の条件。
無論リードとスーは断るが…、地球の人々はこれに異議。自分たちのエゴの為に地球を危機に陥れたのか…?
昨今のヒーロー映画のあるある。ヒーローから一転、世界中から非難。
それはあまりにも酷だろう。じゃあもし、悪い悪い悪党が世界を見逃してやる代わりに、子供を差し出せと言ったら、あなたは差し出すのか…?
誰だってしないだろう。一部には異論もあるだろうが、人として親として疑う。
命に代えて守るだろう。我が子も。世界も。
それがヒーローだ。
それが家族だ。
ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス・バクラックが体現したヒーローでファミリー。
“ファンタスティック4”から“ファンタスティック5”へ。
彼らのさらなる活躍も楽しみだが、それ以上に気になるのは…
『サンダーボルツ*』のミッドクレジットシーン。今回何処で我々の地球と合流するのかと思ったら、あっちの地球での出来事。いつどうやって我々の地球と合流するのか…?
今回のミッドクレジット。4年後、少し大きくなったフランクリンの前に現れた奴…! 顔も台詞も無いが、聞く所よると、ちゃんと“アノ人”が演じているという…!
勿体ぶってる気もするが、これからへのお預け事がいっぱい。
新しさ、楽しさ、面白さを引っ提げて帰ってきた彼らはまさしく、
ファンタスティックだ!
ツッコミどころ満載だけど…
楽しみにしてたけど胸熱要素が…
MARVEL大好き、mcu大好きなわたしなので当然楽しみにしていましたが…
正直言って期待外れで残念です。
・4人のキャラクター、関係性
・敵の強さ、戦い方、倒し方
・ラスト
映像はダイナミックだけど、すべてが浅い、薄味です。
前作の方が人間味があって面白かった。
4人の個性や能力がそれほど活かせてないし、ラスボスとのバトルも、ひとりで念力で押していくだけ?でつまらない。
シルバーの彼女がサーフィンの使い手なのは面白くてよかったけど。
そもそも初めて観る人も多いわけで、冒頭から妊娠検査薬見て抱き合うカップル…を見せられて、赤ちゃんも…となると、敵が壮大なわりには世界が小さくまとまってしまう。わが子以上に大切なものなんてないわけですから。4人の背景もほとんど描かれないので感情移入もしづらく、mcuの売り?である胸熱要素や人間味あふれるドラマティックな展開もない。
もっとシンプルベーシックに、4人が能力を活かして街で活躍するような話の方が良かった気もする。
「ドゥームズデイ」が不安に感じてしまうと同時に、「エンドゲーム」までの10年は奇跡のようだったと改めて思うのであった…
ドゥームズデイに向けての余興。
普通に面白かったけど、ドゥームズデイに向けての余興の域を出ないかな。
ギャラクタスの怖さをもう少し出して欲しかった。
でもドゥームズデイまで待ち切れないが全然ドゥームズデイに繋がる演出はほぼなし。。
素直に繋げてくれよ!!
あいつが最後いる!だけじゃ寂しいよ!
オリジンを描かなきゃ
初めてファンタスティック4を観るには不親切。
過去作やコミックファンに向けた作品かな。
私は充分楽しめましたが。
優柔不断な男性メンバーは
出産したばかりのスーに頼ってばかり。
ギャラクタスは思惑があってのことなんでしょうが
派手に暴れる事もない上に、あまりにも弱い。
MCUの次回作はアベンジャーズですよね。
「これ」の続きになるのかな?
もうレトロで時代錯誤でいいんじゃない
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