「ファンタスティック4からファンタスティック5へ」ファンタスティック4 ファースト・ステップ bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ファンタスティック4からファンタスティック5へ

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

驚く

自分にとって『フアンタスティック4』との出会いは、今から55年ほど前。我が地域では夕方5時から『お楽しみ子ども劇場日』という番組の中で、アメコミ・アニメが放映され、それで観たのが最初。他にも『大魔王シャザーン』も一緒に放映していたのを覚えている。日本のアニメとはひと味違うキャラクターに、胸を躍らせて観た記憶がある。

その後、2005年に最初に映画実写化され、今回で4本目となる。メンバーも一新され、ゴム男リード役のペドロ・パスカルを中心に、バネッサ・カービーがインビジブルウーマンのスー役で登場してくれたのは、ファンとして嬉しい限り。また、火の玉小僧のジョニーにはジェセフ・クイン、ロックマンのベン役には、エポン・モス=バラックが務めている。ただ、ベン役に付いては、正直誰がやっても変わらないかな(笑)。という新メンバー4人で、MCUの新シリーズとして『ファースト・ステップ』を踏み出したかわけだが…。

本作の、見どころは何と言っても、リードとスーの間に、男の赤ちゃん・フランクリンが生まれること。そして、そのフランクリンの誕生を巡って、地球滅亡を狙う悪玉との壮絶な闘いが繰り広げられる。突如として、都会の空に現れたがシルバーの女型エイリアン。そのエイリアンは、宇宙の星々を呑み込んでいく破壊神・ギャラクタスが地球に攻め込みに来ると予告する。その攻撃を防ぐ為に、ファンタスティック4がそのエネルギーの源へと向かうと、そこには、巨大なパワーのギャラクタスが、今まさに新しい星を滅亡するところだった。

その圧倒的なパワーに太刀打ちできずにいると、リード達にフランクリンをよこせば、地球を滅亡させないと言う取引を持ち掛ける。大切なのは自分の家族か…、それとも地球の人々か…思い悩み葛藤するリード達。そして、いよいよギャラクタスとの壮絶な闘いの幕が切って落とされる。

ストーリーは簡潔で、子供を守る親としての立場と、世界を守るヒーローとしての立場で揺れ動く、メンバー達を描いていく。その中で、やっぱり子どもを産んだ母は強し、と感じる作品でもあった。SF的な映像としては『アベンジャーズ』から、それほどの新しいスケール感や斬新なシーンはなく、もう見慣れた感じは否めない。エンディングはマーベルお得意のオマケ映像が、二度に渡って入るので、最後の最後まで席を立たないようにお勧めします。

bunmei21
bunmei21さんのコメント
2025年7月27日

トミーさん(^^)コメントありがとうございます😊
フランクリンの今後がどうなるのか、楽しみですね。

bunmei21
トミーさんのコメント
2025年7月27日

共感ありがとうございます。
自分は最後の最後のアニメ、ドタドタ走る三人組の頭上数十cmを飛行するファイヤーボーイに大ウケでした。

トミー
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