「まるでAppleインテリジェンスのクリーンアップだ」サンダーボルツ* snake666さんの映画レビュー(感想・評価)
まるでAppleインテリジェンスのクリーンアップだ
クリックして本文を読む
ここ最近のMCU作品(ドラマを含め)の出来から思えば本作はだいぶかつての勢いを取り戻した印象。
アメコミ映画は本来こうあって欲しいというマンガっぽさも満載だったし満足のいく内容だった。
物語はエレーナを中心に動いていくが、まずはフローレンスピューがしっかりとキャラクターを演じていて、彼女だけでも絵がもつ存在感は好印象。
他のキャラクターもしっかりとそれぞれの役割を果たしサンダーボルツのチームワークもずっと見ていたいと思わせる良いまとまり具合いだと思った。
特に中盤からチームに加わるバッキーのバイクでの登場シーンはMCU史上に残るカッコ良さでシビレまくり。
今回のヴィランであるボブのダークな攻撃の仕方もなかなかの恐怖を味合わせてくれて、その見せ方が良かった。一瞬これってiPhoneのAppleインテリジェンスのクリーンアップみたいと思ったのは自分だけだろうか。
最終的にはニューアベンジャーズとなっていったわけだが、確かにトニースタークやキャップのような絶対的リーダーはいないものの、チームとしての魅力は充分にあると思われ個人的には肯定派だ。
残念なのは早期退場させられたタスクマスターの雑な扱いだ。ポスターにも載っていたくらいだし、あんな死に方ではなくちゃんと戦って退場させてあげた方がよかったのではと思わずにいられなかった。
今作からいよいよ次のアベンジャーズに向けてようやく動き出したわけだが、まずは際先はよかったので、次の「ファンタスティック4」にはこの盛り上がりをしっかり受け継いでアベンジャーズへとつなげて欲しいものだ。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。