「タイトルのアスタリスクは不要だ!」サンダーボルツ* ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルのアスタリスクは不要だ!
場内が盛り上がる位のエンディングで、エンド・クレジット辺りでは笑った。(QUEENのボヘミアン・ラプソディのネタとか)
アメリカだったらポップコーンが飛び交うのだろうか?
「ボブだよっ」「だからボブだってば!」とか会話劇も楽しめるアクション映画でGW中でも有り金曜日なのに客入りは良かった。(公開初日 字幕版 IMAX)
前作『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』の様に空中を飛び回ったりでは無くて、接近戦が多い作品で エレーナが言う「私たちは空を飛べない」と言うのがしっくり来るが、やっぱり何人かはしっかり超人で真似出来ない。
MCU映画やDISNEY+のドラマを追って無い人は、予習鑑賞なんか今更面倒なんで今作のチラシを読むか公式サイトを閲覧する位で「もうええでしょう」と思います。(キャラクター紹介だけ読んで、動画は不要、余裕があって可能であれば 私が大好きな『ブラック・ウィドウ』はオススメ)
もう一度日本語吹き替え版でも観てみたい位に良かったと言う感想。
ただ、タスクマスターが序盤で死んだ時は結構ショックで ずーと引きずって観てた。
オルガ・キュリレンコが "少し出演" するのを条件に「何分間か出るが、殺して」と撮影日数を指定したんだろうなぁ。もうMCUに関わりたくないんだろうなぁ。とか最後まで気になっての鑑賞となってしまった。
ユナイテッドシネマのIMAXなのでいつものオープニング前のカウントダウンがあるが、思いっきり「ファンタスティック4」仕様になっていたのも面白くポスト・クレジットでもしっかり宣伝していた。つまり最後まで席は立てない!(最近 IMAX料金が+500円から+700円と値上り)
※『サンダーボルツ*』 タイトルの*は?
アスタリスクは何の意味?
以前マーベル・スタジオの日本公式Xアカウントが解禁したポスターには、「*THE AVENGERS ARE NOT AVAILABLE(*アベンジャーズは不在にしております)」と、アスタリスクの意味を明かすような文言が添えられているらしい。
「ですよねっ!」と言う感想。
※「タスクマスター もやもや」についての別提案:今回のあの白い仮面の中は実は別人で『ブラック・ウィドウ』のラストで助かったレッドルームの女性が入ってて、戦闘コピー能力は無いものの名前を受け継いでる強い人って設定。エレーナも事情を知って少し驚き、アントニアは安全な場所で「格闘で生きていく他のメンバー達の教官役」として 回想シーンでオルガ・キュリレンコが写る。
2代目タスクマスターは、脱出時にゴーストと車を調達するがヴァルの部下にやられてしまう。しかし そのおかげで他は脱出に成功する。なんでね
※別のもやもや:
・エレーナやジョン・ウォーカーが "シュレッダー" に呼び出されるのはヴァルの偽任務だろうが、ゴーストやタスクマスターは何でだろう? 偽の裏仕事で暗殺依頼でもしたのかな?
・メレーナはアレクセイと一緒じゃなかったんだ。逆に一緒だったら違和感。
・ゴーストは何してた?ビル・フォスター(ローレンス・フィッシュバーン)は?
・他のレッドルームの女性達は?エレーナ達が世界中から無事に救ったのかな。
・タスクマスター(アントニア・ドレイコフ)は何してた? てっきりエレーナと行動を共にしてるかと、、、
・ボブ(ヴォイド)の能力がチートすぎてヴァル達が創ったにしては強すぎて「セントリー計画」出来過ぎ!
・ミッドクレジットシーンのシリアルの箱に乗るのは超有名アスリートだけの名誉のパッケージらしく、そこを自慢するアレクセイが煙たがれるのは辛い。
・タコス盾は少し直ってると思ったが、、、少しだけ、、違う?
・冒頭でエレーナが救ったモルモットは元気してるのか?