キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールドのレビュー・感想・評価
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正義とは?ヒーローとは?
とても良かった(*^_^*)
まず、役者陣の縁起がいい。キャプテンアメリカの重圧に耐えながら表向きは自信に満ち溢れた凛とした表情であるが、時に苦しみ時に弱音を吐き、あるシーンでは顔がほころびリラックスする場面もあった。そんな彼がキャプテンアメリカとなる作品。彼はこれからもどんどん成長を遂げるだろう。そして血清を打ってない普通の人としての悩みスーツのテクノロジーを借りた肉弾戦。ちょうどキャプテンアメリカとアイアンマンの間のようなキャラクター、戦い方でまたそれも良かった。ヒーローとはどうあるべきか?という問い直し。そしてアメリカ大統領を演じてるハリソン・フォードの演技!彼は彼で、アメリカはどうあるべきかというとてもアメリカ大統領らしい立ち振る舞いと正義とはなにか?そして1度過ちを犯した人は変われるのか?罪は無くなるのか?償えるのか?様々なテーマを含んだとてもいい映画になっていた👀🍿*゜
是非皆様に映画館で観て欲しい。
そして、ここまでレビューを読んでくれた人。フォローして欲しい。ありがとう😊ありがとう😊ありがとう😊
スーパーパワーを持たないスーパーヒーロー
神様レベルや宇宙戦艦レベルのヒーローやヴィランが闊歩するMCUの世界の中では、多分最弱レベルのヒーローだったファルコンが、2代目キャプテンアメリカとして初の単独映画で活躍です。
ワカンダ(MCUでは地球一番の技術国)のスーツとキャプテンから継承した盾を装備してますが、中身はプレーンな地球人なので普通に一般人の悪役相手に苦戦して怪我しながら戦います。本当にスーパーヒーロー映画か?w
ただ、スーパーパワーを持ってないからこそ、それでもスーパーヒーローであろうと鉄火場で踏ん張る姿は他のヒーローとは違った魅力がありますよね。
星4にしようか悩んだのですが、レッドハルク戦でマイナス0.5にしました。雑魚であれだけ苦戦してレッドハルク戦でほぼ互角は単独映画とは言えやり過ぎというか、次期アベンジャーズのリーダーらしく作戦能力や指揮を見せつける展開でも良かったかなと思いました。
”ご存じの通り”って言われても、全然”ご存じ”じゃない
違和感
さよならハリソン・フォード
ディズニー製作のマーベルシリーズは、算盤勘定と敷居の高さで好きでないし(マーベルファンの方すいません)、本作も興味はまるでなかったけど(じゃあ、観るなよ)、ひとえに公開直前のハリソン・フォードの引退宣言でスクリーンでの彼の勇姿が見納めかもしれないと思って観てきました。実際にハリソンは出ずっぱりの大熱演だけど、やはり寄る年波には勝てず、すごく年寄りっぽく颯爽とした感じでなく寂しくなりました。(ハリソンファンの方すいません)その分、変身した後のタンドリチキンみたいなレッドハルクの巨体がかえって悲しかったです。お話しは,相変わらずシリーズを観ていないとサッパリだけど、流して観るには結構楽しめるし、日米艦隊が衝突しそうになるシーンは大迫力です。役者では、二代目キャプテン・アメリカのアンソニー・マッキーは頑張ってるけど、ウィル・スミスとウェズリー・スナイプスを足して2で割った感じです。演出の問題かもしれないけど、翼を出したり、着地の決めポーズも、なんか滑稽に見えてしょうがなかったです。
面白かったです。しかし、日本の描かれ方がw
最近のマーベル映画はあまり好きなの無いのだけれど、久々に楽しんで見られた気がした。
ハリソン・フォードのキレやすいジジイ感が実に良かった。髭つきの場面はウィリアム・ハートに寄せている感じでちょっと嬉しかった。新ファルコンも明るくてよかった。フェーズ3までのマーベルっぽい安心感があった。それが手放しで良いことなのかどうかはわからないけど。ヴィランはマニア以外はわからないかな。私も忘れていたw
でも、物語のテーマといえばテーマなんだけど、スーツがないと一般人のキャプテン・アメリカには当人だけでなく客としてもフラストレーションが溜まった。アイアンマンもそうだと言えばそうだけど、あちらはパワーも上がるし一瞬で装着できるし、当人が作ったというのも大きいし。ブラック・パンサー譲りのギミックがあるにしても、これを今後も続けていくのは説得力がどうなのか。
そして、日本の描かれ方が日本人には違和感あり過ぎ。日本がアメリカと対等に張り合って、総理が大統領を小馬鹿にしたり、インド洋まで軍艦送って米と一触即発になるとかリアリティが無さすぎて笑えてしまう。これが米で違和感なく受け入れられるならあちらの人は本当に日本を知らないんだなぁ。
普通なら中国になるところだと思うんだけど、あちらでの公開とか人気に障るという判断とかなのだろうか。別に悪役ってわけじゃないからいいと思うんだけどな。
テーマ不明でMCU迷走が顕著
キャプテン・アメリカはMCUの中ではスパイダーマン、ブラックパンサーに次ぐ好きなシリーズだった。
スティーブ・ロジャースが去り、サム・ウィルソンが引き継いだ新作は、ハリソン・フォードがロスを演じるくらいしか、興味が無かったのが本音。予告編見ても何をしたいのが、ほとんど伝わってこなかったしね。
そして作品の意図が不明瞭なのは本編を観て更に増した。色々盛り込んでみて、一番ウケた要素を今後の展開の要にしようとしている感じ。
その意味では大統領補佐官のウイドウが一番良かったよ。小柄で華奢なのに頼もしい、そのギャップに萌え!
日米開戦やキャプテン・アメリカvsレッドハルクは茶番に終わるだろうなあと予想していたけど、案の定だった。
それでも☆3.5と高いのはハリソン・フォードが予想以上に良かったから。大統領を演じるのは3回目だけど、完全に戦う大統領のイメージですね。
「アントマン3」「マーベルズ」「エターナルズ」よりは楽しめたが、今後がますます心配なMCU。
でも次回の「サンダーボルツ」だけは大傑作を確信しています。
10年以上放置されてた伏線回収をここでやりますか(笑)
まさかインクレディブル・ハルクの放置されてた伏線回収をここでやるとはね(笑)
そしてMCUの基本アースにアダマンチウムの概念爆誕!!
という事はつまり…?
あれ?このアースにミュータント居ないよな…?
とまぁこれまでのMARVEL作品をほぼ全部履修してるファンならワクワクが止まらないし
面白いけど
そうでもない人からしたら
なに言ってんの?と
コイツなんなん?
の連続だと思う
そしてレッドハルクの登場はデッドプール3のブレイド並み隠しといた方が絶対に良かったと思う
それから劇中に出てくるアメリカにキッパリとNOを突きつける事が出来て
自分の国が攻撃されたとなると毅然とした対応が出来る日本の首相があまりにもフィクション過ぎて苦笑
ファルコン&ウィンターソルジャーの時のみたいにアメリカという国家に対する皮肉めいた脚本は個人的には良かったな
最後に個人的に思うとりあえず最低限
履修しといた方が良い作品挙げとこう
インクレディブル・ハルク
ファルコン&ウィンターソルジャー
エターナルズ
この三作品と後はファルコン&ウィンターソルジャーの前にいろいろこじらせた異星人が指パッチンした結果一回全宇宙の人口の半分が消滅してその後すったもんだあって復活した事を知っとけば大丈夫だと思う
見応えあるサスペンス・アクション!
アヴェンジャーズシリーズはドラマシリーズまで制覇するほどのファンではない。「ファルコン&ウィンターソルジャー」も観ていないのだが、本作はそんなライトなマーベルファンでも単体映画として楽しめる作りになっていてとても好感をもった。
私は「アヴェンジャーズ エンドゲーム」以降に足りなかったのはやはりスター性・華だと思っていた。
インディペンデント映画で評価されている若手役者や監督等、ヒーロー映画に引き抜くのは少し違うのではないか。(もちろんブロックバスター映画との化学反応を期待したのかもしれないが、個人的にそんじゃそこらのポップコーン映画じゃねえぞ?という逆張りなんじゃないかと思っていたし。)そんなエクスキューズなんて使わずに、マーベル映画は花形役者で王道を歩むべきだ!と思っていた。
そして本作。ハリソン・フォードがまた大統領を演じる?!エアフォース・ワン以来の体を張るアメリカ大統領が観れるのか?!ここで大スターを起用するとはマーベル、わかってるじゃないか!と重い腰をあげて観に行きました。
大手シネコンのビッグスクリーン。客入りは微妙。そうですか。やはりそんなに期待されてないのか。(初日はほぼ満員だったアイアンマン、スパイダーマン、アヴェンジャーズと比べて少し寂しくなった。)
そんな期待されていない新キャプテン・アメリカ。
オープニング。
おや、いつものコミックパラパラのマーベルロゴが出て来ない。90年代を彷彿とさせるブラウン管テレビの電子ビームのような光の演出。そしてモノクロのマーベルロゴ。渋い!渋すぎるぞ!
(この電子ビームの光の演出というのが、本作の悪役が使うトリックになっているのも映画の仕掛けとしてとても面白い。)
全体的にざらっとフィルムの質感の映像。良い。
最初はやはりハリソン・フォード。さすが大スター。映るだけで絵になる。これだよ。これが欲しかった。
そしてサム・ウィルソン。演じるアンソニー・マッキーは「8Mile」のラストでエミネムさんにラップでボコボコにされたあのお方だ。良い役者だが、主役を張るほどの華はないと思っていた。しかしカール・ランブリー(これまた渋い俳優)演じるイザイアとの掛け合いから、ハリソン・フォードとの掛け合い。良いぞ?!(カール・ランブリーの演技力が凄まじ過ぎて泣きそうになったが、それに引っ張られたのかアンソニーもどんどん良くなっていく。)
ポリティカルサスペンス的な要素(一歩間違えたら戦争になる)のハラハラ感と、F14(これまた90年代かよ!っくらいビンテージの機体で笑った。)とファルコン、キャプテン・アメリカの空中戦は見応え抜群。
ここで大統領がレッドハルク化してもっと決定的なピンチになって欲しかったところだ。(本作はクライマックスでも後もう一歩ヒーローの大ピンチに踏み込んで欲しかった。ここが星マイナス1ポイントになってしまったところ。)
血清を打っていないから身体は超人ではない。スティーブは間違った人選をした。と語るサム。
本作のサムのキャプテン・アメリカになり得るのか?という問いは、そのままリアルのアンソニーがクリス・エヴァンスに次ぐキャプテン・アメリカになって良いのか?という問いに転換される。
また、本作は新たにアメリカ合衆国大統領に就任したロスの視点も入れることで、アメリカを導く2人のリーダー(キャプテン・アメリカと大統領)の葛藤という軸が分かりやすく提示される。
ただし、この大統領の葛藤が娘に認めてもらいたいという極めて個人的なことしか語られず、キャプテン・アメリカの方が全然色んなもの背負ってるじゃねぇか!と突っ込まずにはいられない。ハリソン・フォードの好演によりギリギリなんとかなっているように感じるが、ハリソン・フォードじゃなかったら悲惨なことになっていたと思う。
サムはキャプテン・アメリカとしてどうあるべきか。
本作は決してその問いに明確な答えを出したわけではないと思う。クライマックスとしてとう一歩踏み込んで血清を投与されていない生身のキャプテン・アメリカが如何にハルクという肉体変化の象徴ともいうべきキャラクターを相手に勝つのかを示して欲しかった。
ただし、今までのアメリカ映画・ヒーロー映画では軍事力や力で敵を凌駕した方が勝ちという傾向にあったが。本作はそうではない方向を示した。
今後は「スタートレック」のように外交問題として宇宙人と交渉するアヴェンジャーズ映画は観たくないが。今後、彼がどういうアヴェンジャーズを再現していくのかは気になるところだ。実質本作で新たなフェーズに入ったといっても過言ではない。
追記1:
日本がめちゃくちゃ好戦的に描かれているのは一旦置いといて、日本の首相役を務めたのは平岳大さん。「SHOGUN 将軍」で宿敵石堂を演じており、本作の声が掛かったのも「SHOGUN 将軍」の撮影がちょうど終わった時とのこと。
平井さんは5年ほど前から拠点をアメリカに移して活動しているそうで、「SHOGUN 将軍」を機に多くの日本人俳優がハリウッド映画に進出していくのはとても喜ばしいことである。
映画内での外国の政治家やその行動がステレオタイプに描かれてしまうのはお互い様で、その際たるものがロシア・中国だと思う。本作の日本の好戦的な態度は「SHOGUN 将軍」影響下かは分かりませんが、真田広之さんが切り拓いた道に多くの若い役者達が続いて行ってくれるのも喜ばしいことだと思いました。
追記2:
「ファルコン&ウィンターソルジャー」を観賞しました。
ドラマシリーズとしてかなり楽しめました。今まで観たディズニープラスのスターウォーズやマーベルのドラマシリーズの中でもベスト級だったと思う。逆にドラマであれだけ出来てしまっているので、今回敢えて映画にしないほうが大統領の葛藤をもう少し丁寧に描けたんじゃないかとも思ってしまった。
ここ数年のMCU作品の中では
マルチバース以降のMCU劇場版としては個人的に一番良かった。
エンドゲームで初代キャップであるスティーブロジャースが、なぜ特別な力を持たない普通の人間であるサムにキャップの象徴である盾を渡したのかのアンサーでもあり、それがそのまま「ヒーロー論」に繋がっているのもいい。
現在のアメリカ、ひいては世界情勢を取り巻く問題をしっかり「ヒーロー映画」に落とし込んでいる地に足の着いた作品で見ごたえもあるし、マルチバースサーガ以降に公開されたここ数年の「何でもアリ」な作品群に疲れたファンも本作は楽しめるんじゃないかな。
本作はMCUドラマの続編なので、ドラマ未試聴の人が楽しめるかな?という懸念があったんだけど、観た感じ映画だけで追っている人もちゃんと楽しめる作りになってたと思う。(もちろんドラマを見ている方が作品への解像度は上がるけど)
昨今の映画、特にディズニー傘下の作品の中には、映画の内容とは関係のない外野の政治的な対立に巻き込まれる形でデバフを受けて、正当な評価を受けられない作品も多く、本作もそんな作品群の一作になりそうな予感があるけど、本作を劇場で観るべきか悩んでる人はぜひ劇場に足を運んでほしい。
待ってた!
何もかも一新したが、それでもキャプテンアメリカで間違いない。
特にその前のソー、アントマン、ドクターストーン、キャプテンマーベルなどの流れから、やはりキャプテンアメリカのストーリーは一味違うと思う。空中戦凄くワクワクしたし、最後の展開マジ衝撃的でした!ハリソン!!この年でこんな挑戦的な役を?!心のなかでずっとええええになってた。面白かった!そろそろ新生アベンジャーズも来るようで、マジ楽しみ。
どうしても減点のポイントですが、昔はアベンジャーズの映画シリーズを観れば全部の話が分かるが、最近はドラマシリーズまで観ないと急に新キャラや過去話に出てきて、追いつけなくなる。しかも多分ドラマの視聴者を増やしたいから、映画には全く説明してくれないスタンスで、そこは嫌ですね。まあ、サムがキャプテンアメリカになった経緯が知りたいから、これは観るしかないな。
エンドロール曲まで✨
ヒーローものの脚本はこれくらい削ぎ落とされた方がいい
ドルビーシネマで鑑賞。
何事にも継承は必要。これをうまくできないと何事も続けることはできない。マーヴェルもエンドゲーム以降、ヒーロー映画をいかに継続するかを模索してきた(と思う)。失敗したものもあるしそれなり面白かった映画もある。でもいずれも単発もの。アヴェンジャーズのような連作としてのつながりは抑え気味だった気がする(その割にドラマとかも補完しないと全てを楽しめなくなっているのはどうかと思うが)。
そこで本作。キャプテン・アメリカを引き継いだサム・ウィルソンの物語となる。キャプテン・アメリカを引き継いだプレッシャー、ファルコンを次世代に引き継ぐ必要性。そんな継承が描かれていた印象だ。マーヴェルの映画は観てきているが、月日が経てば忘れることもあって、これ何?どんな流れでこうなったんだっけ?この人前からいた?と思うことも。でもそこらへんの疑問をとりあえず脇においておけば結構楽しめる話になっていた。国家間の争いとヒーローの立場というややリアルな側面が描かれるのは個人的には面白かった。
アクションもなかなか迫力があっていい。キャプテン・アメリカなのに、動きが洗練されてるし、飛行できるから活躍の場が広い。そして羽の威力よ。あれで守備も攻撃もできることが増えた。アクション映画としてこの設定変更は大きい。しかも上映時間が短め!ヒーロー映画はこれくらいでいいと思う。
自分はキャップを引き継ぎ、ファルコンを次世代に託す。継承の物語としてとても熱い内容だった。今回はマルチバースもないしとてもシンプルで楽しめる映画だった。新しいシリーズにも期待したい。
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