「アベンジャーズメンバー交代の始まり」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
アベンジャーズメンバー交代の始まり
キャプテンアメリカシリーズの第4作。
通常であれば、このシリーズを鑑賞していれば設定、関係性は理解できるのですが、マーベル作品ではそうはいきません。ファルコンことサム・ウィルソンが2代目キャプテンアメリカとなっています。これはネット配信ドラマで描かれています。またサディアス・E・“サンダーボルト”・ロスという人物が登場しかも現在大統領となっている。誰?この人となります。展開的にはなにやらいわくつきの間柄となっています。どうやらハルクと関係があることがわかります。消化するには「インクレディブル・ハルク」を鑑賞することが必須となりそうです。こんな冒頭の過去作品からの設定を踏まえるというお約束が終わりいよいよ本題となっていきます。ある特別な資源の所有権を巡り各国が奪い合うという展開となります。これは近年起こっている国際問題でありリアリティがありますが、その中に日本が加わっているというのは違和感です。資源を奪われアメリカに抗議したり、要求を跳ね除け、艦隊を派遣するそして攻撃されたらアメリカに攻撃すると主張する日本。ありえないでしょうと少なくとも日本人ならそう思います。そんな緊張感を仕組んだサミュエル・スターンズ別名ミスターブルーが登場します。(こちらもハルクと関係がある)こんなショボいのが本作のラスボス?となります。あっけなく捕まり解決となります。ここから次回作への新キャラ紹介です。大統領の側近の政府高官が元レッドルームのブラック・ウィドウでした。これがブラックウィドウの2代目?そして登場する赤色のハルク。大暴れするもようやくなだめます。つまり新アベンジャーズ候補が2名登場ということです。迫力ある映像は安定してはいますが、話の展開は平凡でした。かつての圧倒的なパワーが感じられないシリーズとなりそうです。