「新キャプテン・アメリカ誕生物語」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド 澄千代さんの映画レビュー(感想・評価)
新キャプテン・アメリカ誕生物語
っても、初代キャプテンのようなヒーロー誕生物語でなく、サムらしいトレーニングデイズな誕生物語です。
本作、ハリソン・フォードと共演しているためか、少し古い戦争映画を思い出す物語でした。空中戦は特に。でも、サムたちはすごいGに耐えてるな。
「アッセンブル」
スティーブの命令口調が嫌だった。わけではないだろうけど、サムは穏和です。戦闘中にグチをこぼすほど。何だか、今からサムの「アッセンブル」が聞こえる。次は魔術師、魔女、ミュータント、宇宙人、古代宇宙人などなど。サムならスティーブと違うリーダーシップを見せてくれそう。
アメリカの夢
作中、アメリカ政府も登場し、あの「白い家」が見るも無惨に。
ふと、前回のアメリカ大統領戦を思い出しました。まさか、アベンジャーズがハリス民主党候補の選挙応援に現れ、反トランプを唱えるとは。
かつて、アメリカ国民なら誰しも富と栄誉を掴むチャンスがあったが、これからは分からない。
サムは盾と共にアメリカの在るべき姿を託された。「アメリカンドリーム」を、その身を以って守り、次のキャプテンへ引き継ぐ役目がある。キャプテンになるチャンスは万人に。一兵卒も対等に扱うサムを見ていると、そんな決意を感じました。
コメントする