「筋の悪い映画の建てつけはハリソンでも突破できず」キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
筋の悪い映画の建てつけはハリソンでも突破できず
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大ヒット映画を別のキャスト、監督で無理やり続編作成。
そんなC級映画にありがちな建てつけをハリソン・フォードをほぼ主役にすることで
何とかしようとしたがかなわず。
基本的には二つの映画の続編だが、なんで、
キャプテンアメリカの続編にハルクの話をもってこようとしたの?って感じ。
コアなファンは中途半端で不満だし、ライトなファンはハルクのくだりが意味不明。
4作目で二代目キャプテンアメリカ登場に全く違和感は無いが、
バッキーの登場がサプライズ程度であるし、キャストの
続編感が薄い。
ハルク側はエドワードノートンどころか、
マークラファロも出てこず、
ロス大統領は不可避とは言え、キャストが変わり、
ティムロス以外のヴィランといわれてもピンとこず。
中途半端感がすごい。
リヴタイラーが唯一の接点で、その出演は必須だったでしょう。
互いの続編としてのキャストが弱く、
なんか、関係性が薄い映画を無理やり一本にした印象。
サムのキャラクターや、彼が超人血清を打っていないこと、
様々なセリフは良い味を出していて、
映画としてよくなる要素があったんだけど、
それ以上にノイズが多すぎて頭に入ってこなかった...
空中戦もワクワクして、見せ方としてはすごくいいんだけどなぁ
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