「ややわかりにくい点もあるけど…。」宮松と山下 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
ややわかりにくい点もあるけど…。
今年339本目(合計614本目/今月(2022年11月度)26本目)。
結局、他の方もいろいろ書かれていますが、監督の方は本作品がレビュー作ということであり、完全な理解はまぁちょっとむつかしいんじゃないか…という印象です。
何が現実世界か、何が(現実世界で見ている)映画という媒体を通す「仮想空間」なのか、そして今「どちらの方向」で見ているか、そういうところに映画の論点が結構多いです。
それだと哲学枠じゃんとなりそうですが、ちゃんといろいろ演技含めて工夫は多いです。確かに思えばなかなかこういったことに入ったことがない監督さんの意欲を消極的に踏み込んでどうこうというのはよくないので、「気にはなるところはあるが、趣旨は理解可能」で満点にしました。
まぁどなたも言われていますが、「地味な映画」、それはまぁ覚悟しなきゃいけないでしょうね。アクションやらなにやらというようなシーンは「一部を除いて」(この「一部」が何なのか等はネタバレになってしまう)存在しないです。
コメントする