「「映画として」を意識しすぎたか」ザ・コントラクター maruさんの映画レビュー(感想・評価)
「映画として」を意識しすぎたか
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戦争に貢献した人物の現実は思っている以上に悲惨だ、戦争は人をダメにするし国は戦争に行った兵士に敬意は示すが金は出さない、その結果元兵士はお金が都合つかないから家族を養えずしかたなく「傭兵」という形で民間軍事会社に就職、大きなお金を手に入れるがその仕事が=悪事に近いもので、そしてその悪事を裁くのはまた別の民間軍事会社の「傭兵」という悪循環だ…というのが、大方のストーリー。ずっと「大方のストーリー」でいくので、詳細がいまいちわからず、そのまま映画が終わった感じ。キーファー・サザーランドがなぜそこまでお金に固執するのか、他の登場人物のバックボーンが小説の「はじめに」の4行くらいで終わっているから、物語がずっと大方のストーリーで、あまり入ってこず。
テンポを意識しすぎて物語が薄くなった印象でした。
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