「素晴らしかった」ザ・コントラクター 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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渋いアクションが見られて最高。敵がいちいちモブではなく人間であることを感じさせる。「守るつもりが殺すことになってすまない」と言ってこと切れる人や、ターゲットの研究者も家族がいる家庭人でしかも人類を助ける研究までしている。
避難所のおじさんもそれまでの人生の厚みを感じさせる。その割に死に方があっさりしすぎで、もうちょっと見せ場があってもよかったのではないだろうか。
しいて欠点を考えると登場人物のキャラが薄くて、もうちょっと愉快な人物であったり魅力を感じたい気持ちもあるのだけど、これはこれでとてもいい。いきなり入社したてで裏切られるのも展開が早すぎる感じがする。もうちょっと信用してから裏切られた方が面白いのではないだろうか。成功するミッションも見たかった。
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