配信開始日 2022年8月5日

13人の命のレビュー・感想・評価

全30件中、1~20件目を表示

4.0ロン・ハワードの卓越した演出力

2022年9月30日
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鑑賞方法:VOD

この題材はすでに何度か映画化されているけど、これが一番面白いと思う。さすが、ロン・ハワード監督といったところで、2時間半を全く飽きさせない。結末も過程もある程度知っていても、スリルあふれる作品として問題なく楽しめる。
イギリス人ダイバーたちを中心に取り上げているが、地元の軍や知事の葛藤、安否を見守る家族、数多く集まったボランティアの人々の行動など一通り見せた上で、散漫な印象を与えないように、しっかりとしたストーリーを作っている。イギリスに子どもを残してきたダイバー、医師免許を持っているがゆえに、麻酔で眠らせて運ぶという意見に賛同できないダイバー、人の命を預かるダイバーたちの緊張感がひしひしと伝わる。タイ北部は、国境線が未確定の地域があり国籍を持たない少年のエピソードなど、この地域独特の問題も描かれる。
過剰に見せずに抑制を効かせた映像がかえって緊迫感を高めている。全世界の期待を背負ったダイバーたちのプレッシャーの重さもひしひしと伝わってくる見事な作品だった。

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杉本穂高

3.5This Year's Little Big Screen Picture

2022年8月5日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

興奮

Howard directs a strong star cast collective with Ferrel, Edgerton, and Mortensen. There has been a documentary but the film revisits this amazing story. Shot in Thailand, it feels like a foreign film even with the Hollywood derring-do. With its claustrophobic inner-cave set pieces, it's the perfect big screen-style movie adapted to the small-screen movie streaming experience, with good sound.

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Dan Knighton

3.5【”安全への脱出”今作は、タイの雨水により水没した洞窟に閉じこめられた少年サッカーチーム13人の救出劇を、名匠ロンハワード監督がドキュメンタリータッチで描き出した作品である。】

2025年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー 2018年6月23日 タイ北部のチェンライ県にあるタムルアン洞窟に、雨水により水没した洞窟に閉じこめられた少年サッカーチーム13人を17カ国、延べ5000人が携わり助け出した実際に在った事故の映画化である。
  私は、2019年にタイで製作された「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」を映画館で観ているために、多少感動が薄れた所はあるが、流石、ロン・ハワード監督である。
  手堅く、まとめてある。
  実際には,タイ政府の初動の遅さが状況の悪化を招いたのであるが、敢えてそこは描かずに、リック(ヴィゴ・モーテンセン)、ジョン(コリン・ファレル)、麻酔医者であるハリー(ジョエル・エドガートン)、クリス・ジュエル(トム・ベイトマン)、ジェイソン・マリンソン(ポール・グリーソン)に焦点を当てて描いている点が成功している。

  洞窟内に溜まった雨水を、田んぼに排出する事を農家たちに認めて貰うシーンも、効いている。6月末に大量の雨水を田んぼに放出すれば、稲は全滅するのに農民たちは許可するのである。(最後、タイ政府が保証金を出した事が流される。)

  一番は、矢張りリックが、麻酔医であるハリーを呼び、躊躇う彼を説得し、麻酔状態にして一人一人、長い洞窟の雨水に没した水中を搬出するシーンのリアリティである。
  良くぞ、撮影したモノである。

  ■最初は一人救出できれば、ヒーローだったのが、一人救出すると家族を含めたタイ人達からの願いの重さに耐える姿や、タイ人のダイバーが一人救助活動中に亡くなったり、ハリーは、父の死に付き添わずに救助活動をした事や、リックの子が心配して電話してくるシーンを淡々と描いているのが、逆に奏功していると思う。

<今作は、タイの雨水により水没した洞窟に閉じこめられた少年サッカーチーム13人の救出劇を、名匠ロンハワード監督がドキュメンタリータッチで描き出した作品なのである。>

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NOBU

4.5ものすごい救出劇

2025年10月11日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

このような救出劇が実際に行われていたことを知らなかったのが、恥ずかしいと思いました。
事態の深刻さや危機的状況が、映画を見ていてひしひしと伝わります。
また、閉鎖的な空間での救出ということで緊迫感が半端ない映画でした。
さらにすごいことが救出方法です。劇中だけの話であれば納得もいきますが、本作が実話ということで凄みが増します。
2時間半ちょいということでかなり長い作品ですが、見る価値あります

出演している役者陣も名優が揃っています。
序盤は、タイ映画だったっけっと思わせるような流れで、少し苛立ちを覚える展開はありましたが、
後半はかなり緊迫感を持って没頭出来ました。

こういった災害時や差し迫った状況において、下される判断というのを自分の仕事においても参考にしたいと感じました。

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たけお

3.0初めてのアマゾンオリジナル作品

2025年9月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

CSで録画視聴。
アマゾンオリジナルがいよいよCSで放送と言う事で視聴した。テーマは世界のニュースでも報道されたタイの出来事。この事件は物凄く覚えている。確かそうだったなと思い起こしながら観た。出演俳優は豪華。ただ、映画館上映になりにくい作品。時間も長すぎる。

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ナベさん

4.5リスペクト

2025年7月5日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

驚く

あまりこの事件の詳細を知らなくて驚きの連続。ストーリーは淡々と進みながらも緊張感のあるシーンが続き、登場人物たちへのリスペクトも感じられる。
主な登場人物がタイ人達とイギリス人ダイバー達で言葉や文化が違うなか、感情を分かりあい尊重するシーンに涙した。
配信のみで映画館で上映しなかったのはもったいなく感じた。とは言えアマプラで家で見ても満足感はすごいです。

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七味唐辛子

4.5結末が分かっていてもハラハラドキドキ感は半端ない

2025年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

名匠ロン・ハワード監督による2018年にタイの洞窟で起きた
サッカーチームの少年たちの救出劇を映画化した実録ドラマ。
もちろんこの出来事は知っていましたが
こんな救出劇になっていたとはビックリを通り過ぎて信じられません。
サッカー少年たちの強さと仲間意識の素晴らしさ。
コーチや救出チームの大人を信じる心。
そして13人の命を救おうとする救出チームを始め
親たちの絶対に負けない心。
こんな実話ってフィクションでは作れないです。
結末が分かっていてもハラハラドキドキ感は半端ありません。
最後は本当に嬉しくって嬉しくって感動しました。

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tom

3.5緊迫感が凄い救出劇

2025年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

  舞台は2018年のタイ北部。
 緊迫感が凄かったです。
 プロットは単純で、カタルシスは特にありません。
 私は長いトンネルを運転中、氣が狂いそうになることがあります。克服しつつありますが。狭いところは苦手なので、救出方法はグッドアイデアだと思いました。

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Don-chan

5.0タイトルなし

2025年2月2日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

事故についてはネットニュースなんかでもよく騒がれていたし、何かと驚きの多い事故だったから記憶には残っている。
当時は、10人以上の子供が酸素ボンベを装備して水浸しの洞窟を移動して出てきたって事に驚いていたんだけど、まさか麻酔で身動きできなくして荷物のように運ばれていたとは。こんな方法を閃く人って本当に感心する。
序盤、「日本」って言葉がちょくちょく出てきたから期待していたんだけど、作中の救出劇には特に絡んでこなかった。

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ソルトン

5.0人間の

2024年8月17日
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悲しい

怖い

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REpower

4.5結果が解ってても「大丈夫だろうか?」と緊張感満載のレスキュー映画。...

2024年7月22日
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鑑賞方法:VOD

結果が解ってても「大丈夫だろうか?」と緊張感満載のレスキュー映画。
遭難事件は日本でも報道されていたのを覚えている。
映画鑑賞後に「タムルアン洞窟の遭難事故」を調べると2018年6月23日に閉じ込められ、7月2日に全員の無事が確認され、7月8日から10日までの間に遭難者全員が救出されている。
タムルアン洞窟がある山の形が女性が横たわった姿に似ており、この洞窟は「男性に強い恨みを持って亡くなった女性の体内」と言われていて、地元の人達には恐れられているらしい。
地元のサッカーチームの少年12人とコーチ1人の計13人が洞窟内に入った。25歳の大人が居たのに何故入った?とも思ったがコーチが居なかったら9日後の発見まで生きてなかったかも。
「息子は国籍が無いが助けて欲しい」と言う母親のセリフも印象的。
(コーチと少年3人は無国籍。タイ、ミャンマー、ラオス、中国を横切って延びる地域ゴールデン・トライアングルの部族出身で、地域には明確な国境がなくパスポートが割り当てられていない。)

ビゴ・モーテンセン演じるリック・スタントンは56歳の消防士、コリン・ファレル演じるジョン・ボランセンは47歳のITエンジニアでイギリスの地方都市に暮らす、洞窟潜水が得意なおじさんたち。

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ナイン・わんわん

4.0閉所恐怖の人は要注意

2024年7月4日
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鑑賞方法:VOD

実際に起きたことの力が強いので点が甘くなっているような気もするが、いかに難事業であったのかを描きつつ、しかし淡々としていて、過剰にヒロイックに描いたりエンタメとして消費したり説教臭くなったりしない作品となっていたように思う。この長尺でこういった描き方で最後まで見させるというのはなかなかすごいことのように思う。

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ouosou

4.5理解不能

2024年6月27日
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世界中で大きなニュースになった子供達が洞窟に閉じ込められ、救助するまでの映画。
なんと、ヴィゴモーテンセン、コリンファレル、エドガートン共演でロンハワード監督の豪華メンバー。

何故配信なのか。映画館でも見応えは充分で緊迫感もあるのに、残念過ぎる。

個人的にはヴィゴとエドガートンの共演は嬉しい。最後は結果は知ってても涙する。

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ken

4.0仏教とは

2024年4月19日
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鑑賞方法:VOD

2018年、タイのタムルアン洞窟遭難事故を描いた映画。
パニック映画の巨匠ロンハワード監督作品。流石の出来です。
事故から救出までを割と淡々と描いていながら緊張感の演出が見事です。
驚いたのはタイの国民性なのか、閉じ込められた子供達が一切パニックにならず10日間食料もなく水も
ほぼない状態でガリガリになりながら、感謝の心を忘れず頑張って生きようとしている所です。
感動を通り越して尊敬しかありません。同伴したコーチと瞑想して危機を乗り切ったのは奇跡というより彼ら自身の精神力にしか見えませんでした。日本に今残っている仏教は何なんだろうと考えさせられました。
もちろん救出がメインなのでダイバー達の活躍が本筋になります。
アマゾン同じレビューです。

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きんどー

4.5小説よりも奇な現実

2023年5月15日
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映画化された実話は面白いがその中でも緊迫感は群を抜いている。
この事故と救出のニュースは当然リアタイで見ていたが、ここまで緊迫感のある映像化ができることはさらなる奇跡と言える。

amazonオリジナル作品の中でも群を抜いて面白かったが、それはなんかもったいねーな。

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マルボロマン

4.5息を飲む緊張感と感動

2023年3月26日
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鑑賞方法:VOD

豪華な役者陣と息を飲む演出で最後まで緊張感を持って鑑賞しました。
私もダイビングをしますが、「こんな環境じゃ自分じゃ絶対無理だ」と恐怖感を覚えさせるリアル感のある演出でした。

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にち

4.5緊迫感すごい

2023年2月20日
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助けに行った方々の凄さを思う。
そしてお二方のご冥福をお祈りします。

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🌞

4.0極限の救出劇

2022年12月31日
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鑑賞方法:VOD

こんなにも凄まじい物語だっんですね。ニュースでは分からなかった真実の部分を描いた秀作だと思う。
撮影と思えない描写は流石のロン・ハワードだし、キャストのヴィゴ・モーテンセン、コリン・ファレル、他キャストの皆さん素晴らしかった。

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Iwarenkon

4.0子どもを守る責任と重圧

2022年10月6日
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様々な国の人や住民の協力で救い出せた命。

ただ、引き換えに犠牲になった人も。

子どもを救いたいという気持ちは全世界共通。

子どもを救助中にトラブルに遭い、一瞬子どもを置いていくことも頭によぎったダイバー。救出後も落ち込んでいる。

この任務の責任の重さを痛感する。

子どもを育てる私自身も、子どもを守る責任の重さが、この映画で強く感じられた。

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hiro

5.0奇跡の実話…

2022年9月3日
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KEI