「評価が難しい。音楽がもっと良いのを使っていたならと思う。」ノベンバー いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
評価が難しい。音楽がもっと良いのを使っていたならと思う。
この映画の紹介文を読んだら、なんと私がかねてから夢想している創作小説の世界と全く同一ではないか。舞台が日本からエストニアに変わっただけなのである。世の中には私を同じことを考えている人がいるとは思ってもいなかった。
東京だけの上映で落胆していたら、名古屋の今池シネマテークで上映されると知り、早速駆けつけた。
この手の映画に合理性を求めるのは間違っている。己の感性で映像や演技で見ていくしかない。
想像どおりだった場面や期待外れの場面もあって、本当に評価がしにくい。美しい映像が幾多もあると評する人もいるが、私はそうとも思えない。
ベルイマンの死神が出てくる映画の方が美しいと感じる。使われる音楽も疑問だ。マルチェロやベートーヴェンの音楽はあっていた。その他疑問だ。
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