シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイトのレビュー・感想・評価
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つまらない
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ドイツ、イギリスの諜報活動ものとの期待で鑑賞。フリーマントルやジャックヒギンズの小説のような本格スパイ活動の一端でも感じたかったが、全く持ってリアリティがなく期待外れ。まず、教師役の部員がホワイトホール(英国政府、英国諜報機関)のメンバーとは思えない実力の無さ。そもそも、ドイツ軍中枢の女学生20人を捉えるという大きな案件にも関わらず、チーム編成されないまま単独で行動すること自体がおかしい。最初の情報交換のサーカス風の酒場も安易過ぎる。尾行がつけば一発で漏洩してしまうでないか。全編このような甘い構成、おそらく製作者は単にドイツ、英国の合同出資のような学校が実在したこと自体に興味を持ち、そこにフォーカスしたかったのだろう。細部の詰めの甘さが最後まで続いた。申し訳ないが、つまらなかった。
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キン肉マンが過ったらオッサンです。
1939年8月ナチス最高幹部の子孫達が通うイギリスとドイツの同盟校オーガスタ・ヴィクトリア・カレッジで巻き起こるスパイ騒動の話。
隠していたカメラを紛失し狼狽する英語教師が失踪し、新たにやって来た主人公が暗躍し…。
前任者のカメラが無くなったというとは、誰かしら主人公の「敵」がいるのは明確な中前任者の遺体がっ!!って他に特段大きな動きがある訳ではないのに、なかなか引き込まれる序盤。
こんな学校が実在したんですね。
いよいよ主人公ミラーが動き出したら、ちょっとだけユニークさもありながらのスリリングな展開の連続に、チラホラみえるナチスの嫌悪感。
そしてホワイトホール1154。
派手な見せ場はないけれど、スパイの哀しい運命や戦争に至る片鱗とかがジワリと湧いてくるなかなか面白い作品だった。
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