「幸せが溢れる」ミセス・ハリス、パリへ行く yumekoさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せが溢れる
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公開時、見逃していたので、アンコール上映で観ることができて良かった!
噂通り、幸せ溢れる映画だった。出てくる人がみんな優しい。だまされるんじゃないの?大丈夫?とか心配していても、みんな良い人。
インテリアもお洋服もカワイイ!全て大好きだった。現実離れしているけれど、映画だしOK。私は映画にリアルは求めていない。映画を観て、幸せな気持ちになりたい。それにはピッタリの作品だった。
リアルなら、イギリス人とフランス人があんなに仲良くできるのか?とか、フランス人、若い人以外は、英語が話せても話さないよね、とかなってしまうけれど、そんな無粋なことは考えず、シンプルに楽しみたい映画だ。
伯爵とミセスハリスの関係は、最後少しチクリと心を刺すけれども、それでよかったと思う。2人の住む世界は違うし、ミセスハリスは自分のいるべき場所を知っていて、そこにいる友の元へ帰っていく。それが幸せなのだ。
ディオールのドレスの美しさも楽しめて、ハッピーしかない、幸せ溢れる映画。これからも、幸せな映画をたくさん観たいなと思った。
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