ハンクの肉球大決戦のレビュー・感想・評価

全1件を表示

4.5面白くてあっという間に感じる映画

2025年5月28日
PCから投稿

日本によく似た世界が舞台の物語。猫が暮らす街に悪のならずものが押し寄せる。猫たちは街を守ってくれるサムライ猫を探すが、その街に来たのはサムライになりたい犬だった。…という物語。
間違った日本感が楽しいです。日本と言えばsamurai!ninja!suhi!という海外の人には大受けの映画だったようで、全体的にそんな感じに仕上がっています。往年のカンフー映画のパロディてんこ盛りでもあります。

ただし邦題が凄く良くないです。「ハンクの肉球大決戦」では日本的なカンフー映画だと誰が思うでしょうか?原題は「Paws of Fury」であり「Paws」は肉球のことです。だから「ハンクの肉球大決戦」としたのでしょうが、これが良くないです。
実は「Paws of Fury」はブルー・スリーの大傑作映画「Fist of Fury(怒りの鉄拳)」が元になっているんです。「鉄拳」が「肉球」になっています。なので邦題を付けるとしたら「怒りの肉球」なります。
「ハンクの肉球大決戦」だと何にもかかってないし内容が伝わりません。

せっかくの日本的な海外の映画なのに肝心の日本の知名度が低いのは題名のせいでしょう…
映画自体は面白くおススメです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
みる
PR U-NEXTで本編を観る