「森を疾風するカマキリ女は野生人!」ザリガニの鳴くところ YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
森を疾風するカマキリ女は野生人!
原作は読んでおらず、予告編を数回見ただけで、鑑賞しました。
アメリカ中部地方の片田舎では あるある変人帰還兵お父さん なのかもしれないが
現実的には、リアリティがまるでない世界感と物語の進行が幼稚すぎて、落胆してしまう。
最後の最後でタネ明かしが有り、真犯人が誰なのかは教えてもらえたが
いかにも!と言う 赤い糸と雑貨屋さんの親切さ以外
鑑賞者に対して、ヒントを出したり、思わせぶりをしたりするきめ細かな演出がなく、本当に原作があるのか? と思える脚本には あきれるばかり。
おそらく脚本家は原作を読み込まずに、脚本を描いたのかも知れないが、僕自身が原作を読んでいないので、真偽は判らない。
1番肝心な"犯人による 無理感多彩 な殺人手法"を映画の中で、何も答えが記されず、誠に残念。
撮影・音響等無難な映画作りなので、特記事項はなく、ストーリーを追っていくだけの凡作映画でした。
「ザリガニの鳴くところ迄 避難しなさい。」の意味を考えたが、
母からの答は∞遠くにある場所、すなわち「ここにはない 家を出なさい」という意味だと思う。
お父さん、殺されたのかもね。
宮崎駿監督なら、1カットだけ そんなヒントを入れたでしょう。
この映画を観たら「ツインピークス」をまた、観たくなった。
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YAS!さんのコメント
2022年12月31日
お父さんは自殺しているか、 に殺されているかの二択だと思います。
お父さんが自分で出てゆく理由もなく、出てゆくシーンもないので、 は 都合の悪いふたりを殺していると 確信しています。