「人に優しくなりたいと思わせる映画」ザリガニの鳴くところ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
人に優しくなりたいと思わせる映画
自然界では生き延びるために天敵を倒す。
そこに罪の意識なんてある訳が無い。
そんな当たり前の事が何となく頭に浮かぶ。
裕福で悪い奴が死に、恵まれず健気に生きている可哀想な娘が生き残る、というのは収まるとこに収まった感じがあるが、気分爽快とはさせない小さな引っ掛かりを残して終わるのが小説っぽくて良い。
良心的で正義感溢れる有能な弁護人を見てああいった人間になりたいと心底思った。
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