劇場公開日 2022年11月18日

「湿地の少女の物語。素晴らしい映像と彼女の衝撃的な人生と出会う。」ザリガニの鳴くところ BEATさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0湿地の少女の物語。素晴らしい映像と彼女の衝撃的な人生と出会う。

2022年9月28日
PCから投稿

湿地の少女、それはアメリカの田舎地域においては、移民と同じ差別対象。地域住民は、彼女が子供の頃から忌み嫌われる存在だった。そんな彼女に、殺人事件の嫌疑がかかる。このシチュエーションから、ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark:2000年)の主人公への死刑判決が頭をよぎる。上映時間は、2時間を超えるが、物語は湿地の少女の幼年時代から始まり、最後までつづく。そして、最後まで見ないと、事件の真相はわからない。大湿地帯という美しい景色の中で、恋愛あり、ハラハラドキドキありのいい映画でした。

BEAT