ザリガニの鳴くところのレビュー・感想・評価
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本当の私
カロライナの美しい湿地の地面や沼地の水面に近いアングルの画面は、人間がこの神秘に満ちた自然界から追放された存在なのだと感じさせる。 自然には善悪はない 時に弱者が強者を葬ることを湿地は知っている 人間が忘れてしまった生き抜く力と自然界のルールを観察しその一部として生活しつつ、人間界の価値観とも縁を切ることもできないカイアのアイデンティティは、彼女が人生を語る中で揺らぎから確信を深めていく。 そして、自らの生命を全うするために必要なことを選別していく。 サスペンスとしては伏線がたっぷりばら撒かれているし、ラブストーリーとしては王道だし、法廷ドラマとしてもオーソドックスな展開である。これらは全て人間界のロジックで駆動している場面である。 その場面のサブチャンネルで静かに確実に起動している自然界のロジックの気配は、身震いするぐらい残酷だが力強い生命、人生への讃歌も聴こえる。 何度もいう。 自然に善悪などないのだ。 そして善悪を分ける境界線は思っているより曖昧だ。 そして自然界は人間が思うよりも強かである。
湿地の自然が彼女に教えた生きる術
ミステリー仕立ての物語だが、心に強く残るのはDVや社会からの疎外によるトラウマの根深さと、主人公カイアの内に秘めた強さだ。
序盤は殺人の容疑をかけられるカイア、彼女の幼い頃の苛烈な家庭環境といったシビアな描写が続く。テイトとの出会いによるひとときの安らぎ、そこからの無言の裏切り。そして、冒頭でその死が描写されたチェイスが現れる。ちょっと無神経そうな振る舞いと、結果的に死ぬことから考えて、嫌な予感しかせず緊張感が増す。
案の定彼はカイアの父と同じカテゴリーの男だった。こうなるとカイアが殺意を持つ理由は十分過ぎるほどだが、冒頭から心が萎縮するような彼女の生い立ちや湿地の家から出られない臆病さ、純粋さを見ていると、それを行動に移すような人間にはとても見えない。
だが、彼女は湿地の自然に生きる術を教わった少女でもあった。野生の生き物には道徳心がない、必要とあれば手段を問わずただ自分の命を守る。そういった本能が、湿地を友として生きてきた彼女の中に、繊細な心と一緒に自然に共存していたのだ。
それにしても……
公式サイトや予告動画の「結末は正真正銘の衝撃」「最後まで推理が止まらない」という煽り、あれは本当に無粋だ。あれを見ていたおかげで最初から穿った目で見てしまい、最後を待たずに犯人が読めて推理が止まり、衝撃が弱まってしまった。見終えてみれば、本作は犯人は誰かということは一番の主題ではないのに、本来感じなくていいはずの的外れな残念感。
どんでん返し映画の宣伝の難しいところかも知れないが、この作品はそこを売りにしなくても、美しい自然描写やカイアの半生をたどる物語だけでしっかり見応えがあるのだから、最後にびっくりという要素はせめてほのめかす程度にしておいてほしかったかな。そうして心構えなしに見た方が、あのラストから受ける衝撃はむしろ強まったと思う。
サイトや予告を見ずに鑑賞してびっくり出来た人はナイス判断ですよ。
カイアは真実を黙秘し通した。ある意味、幼い頃にも親切に接してくれたミルトン弁護士をも騙し、彼が抱いていたカイアの人間性に対する善意の解釈を利用したとも言える。
裁判の時に問われていた深夜のバス、帽子の繊維、結局あれらは全て的を射た指摘だったということだ。思えば浜辺近くでテイトと会う時から、カイアは足跡を消す仕草を見せていた。殺害現場に足跡などがなかったのは、犯罪者としての知恵というより、野生動物が止め足をするような、本能的な行動のようにさえ思えてくる。
裁判という緊迫の場で真実の証拠を指摘されても動揺を見せず(今思えば、ミルトンにstay calmのメモを見せられなくても彼女は取り乱さなかっただろう)、ノートに落書きするという余裕を見せていた。そして、年老いて亡くなるまで、夫となったテイトにさえ真実を打ち明けなかった。
彼女が隠し持っていたこのしたたかさ。人間社会から、親からさえ見捨てられた彼女が、自然から学んだ生きるための術なのだと思うと、薄っぺらい倫理観などとても語れなくなる。
原作では映画で省略された事件の真実に関する説明もあるようで、そちらも読んでみたい。
原作者とその家族の“闇の奥”が、映画に影を投げかける
米南東部ノースカロライナ州の湿地帯、高さ十数メートルの見晴らし台近くで、金持ちの青年チェイスが変死体で発見される。青年と関わりのあった“湿地の娘”カイアが殺人の容疑者として逮捕される。彼女に不利な状況証拠と証言。本当にカイアが殺したのか、それともほかに真犯人が? あるいは転落による事故死の可能性は? 鑑賞して、カイアのユニークなキャラクター造形とストーリーの独創性に、この物語を書いたのはどんな人なのかと興味をそそられた。原作は2018年に発表された小説で、著者は1949年生まれ、出版当時60代後半の作家・動物学者のディーリア・オーウェンズ。米南東部ジョージア州の自然に囲まれた環境で育ち、生き物に興味を持つようになりジョージア大学で生物学を学んだというから、まずカイアのキャラクターに彼女の生い立ちが一部投影されたのは明らかだ。 ディーリアと共に同大学で生物学を学んだのが、後に結婚するマーク(彼にとっては再婚で、連れ子のクリストファーがいた)。研究者カップルという点から、カイアと親しくなるテイトのキャラクターにマークの一面が反映されたと推測できる。 オーウェンズ夫妻は1970年代半ばにアフリカに移住し、野生動物の研究と保護の仕事に携わった。ボツワナのカラハリ砂漠での日々の回顧録が、ディーリアの作家としての第1作になった。1990年代に夫妻はザンビアに移り、密猟の取り締まりに関わることになる。 話が怪しくなってくるのはここから。マークは現地の男たちを雇って偵察隊を組織し、暴力的な言動で隊員たちを鍛えた。そして隊員らは、密猟者を発見すると問答無用で射殺したと伝えられている。「地獄の黙示録」の元ネタであるコンラッドの小説「闇の奥」を思わせるような展開ではないか。1996年には米ABCニュースが「死のゲーム : マーク・オーウェンズとディーリア」と題した報道番組を放送したが、映像には密猟者が射殺される瞬間も収められていた。発砲した者は複数いたようだが、この殺害にマークの息子クリストファーが関わっていたのではないかと疑われている。また、射殺した密猟者の遺体はヘリコプターで運ばれ、沼地に落とされたという証言もある。死体は動物に食べられ、殺人の証拠が消えるというのだ。小説「ザリガニの鳴くところ」の発表後、高所から落下した死体、自然によって消される証拠といった類似点を指摘する声もあったらしい。 ディーリアは関与を否定している(その後マークとは離婚した)が、クリストファーは親元を離れてから近所の家の飼い犬を銃で撃ち殺したり、暴行事件を起こしたりしたと伝えられており、相当やばい人物であるのは間違いなさそう。となると、作品中のカイアの父親やチェイスの暴力的な傾向は、マークとクリストファーの暗い一面を反映させた可能性も十分考えられる。 ディーリア、元夫、義理の息子が抱えた闇が本作に投影されたのだとすれば、その独創性を手放しで評価する気にはなれないのだった。
自然に善悪はない
自然と調和して生きる人の姿をミステリーとともに描いた秀作。自然の世界に善悪はない、ただ生きる知恵があるだけというセリフは象徴的だ。ミステリーということは殺人事件が起きるということだが、殺人という概念も、差別や偏見というものも、人間特有の善悪の基準なくしては生まれない。人生の大半を自然の摂理の中で生きてきた女性は、人間社会でいかに裁かれるのか、人間の法理と自然の摂理、両方を等価なものとして提示しているのが本作のユニークな点で、ヒューマニズムの外側に開かれている物語だ。 家父長的なものに抗うフェミニズムを描いた作品として理解するのもいい。だが、そういう家父長的なものもそれに対するフェミニズムも、所詮は人間の社会のものでしかない。生きる知恵があるだけの自然の摂理はそれよりも大きい。アメリカ映画でそういう感覚を描く作品は少ない。大変貴重な作品だと思う。
ミステリアスな語り口がいざなう先にあるもの
面白い物語構造と幾つもの顔を持つ作品だ。沼地で孤独に暮らす少女のたくましい成長モノかと思えば、事故か他殺かをめぐるサスペンス及び裁判モノでもあり、はたまたラブストーリーが絡んだかと思うと、人々の”偏見”もまた『アラバマ物語』的なテーマとなって浮上してくる。この南部の物語を『ハッシュパピー』の脚本家が脚色しているのも面白いところだ。人は臭いものに蓋でもするかのようにレッテルを貼りたがる。そして、ある種の非情な人間たちは社会的な”死角”において特定の人を縛り付け、虐げる。この映画の見どころはその逆境を本作ならではのミステリアスな語り口で超越するところであり、感情豊かでありながら手の内を見せないエドガー・ジョーンズの佇まいをはじめ、演出のペースや美術、ストラザーンの厚みのある演技も効いている。偏見に満ちた世の中を糾弾しつつも、これはむしろ一人の女性が自らの力で己を解き放つ物語だと私は受け止めた。
独特の余韻
自然は適者しか生き残らせようとしない。広大な湿地帯で小さなカイアはひとりぼっちで生き残った。 女を欲望のはけ口にしか見ないクズ、暴力で支配することしか頭にないクズは、自然界で生き残る必然性がない。 「時には獲物が捕食者を殺さなければならない」 自然の一部であるカイアの行動は自然の摂理。 母親は人間だから逃げ出したけど、カイアは湿地帯の生物のひとつ。 結局、自然を外部から観察する人間テイトには、カイアを完全には理解しきれなかった。 美しい自然の一部として生きるカイアの暮らしは作家の理想郷か。同時に、法律を欺いてでも不条理な暴力を排除したいという願望をフィクションという形で見事に昇華していた。
情熱を分かち合いたい
こないだレンタルで観ました💿
「ツイスターズ」を観てから、デイジー・エドガー=ジョーンズが好きでしてね😁
以下は、私のブログからほぼコピペですが、ご容赦いただけると幸いです😔
カイアを演じるのは、デイジー・エドガー=ジョーンズ🙂
「湿地の娘」と呼ばれ、町の人々から奇異の目で見られ、しまいには殺人容疑で起訴される彼女😔
デイジー・エドガー=ジョーンズの顔立ちが可愛いからか、目が純粋だからかわかりませんが、どうみても殺人をするようには見えません。
湿地で一人暮らしをせざるを得なくなった境遇、絵の才能に恵まれた一面など、多くを抱えた悩める女性を初々しく表現してました😀
チェイスを演じるのは、ハリス・ディキンソン🙂
金持ちにありがちなボンボン男で、女性に甘い言葉で近づきながら実際は…。
なかなかの最低野郎を、立ち振舞や表情でバシッと怪演してくれました👍
カイアを弁護する老弁護士を演じたデビッド・ストラザーンも、いぶし銀が光る好演😀
法定での彼の弁護は、心に響くものがあります🙂
ミステリー映画として、及第点な出来なのではないでしょうか🤔
カイアはチェイスを殺めた犯人なのか、それとも事故死なのか、この作品の争点ですね。
デイジー・エドガー=ジョーンズの魅力があふれている1本でした🎬️
ラストを見るに、チェイスは殺された…❓
犯人は
テイトだったんじゃないかな、チェイスに付いていた赤い繊維は、テイトが被っていた帽子なんじゃないかな…なんて推測してみた。
そして、彼女は知ってて黙っていた。
と言うのが自分の中で1番しっくり来た。
知らんけど。
最後の最後まで
チェイスがクソ野郎すぎて、無罪となったときは本当によかった。
無罪となったあと
テイトとの幸せに歳を重ねていく人生につくづくよかったなあと思いつつ
結局、事故なのか、犯人はもしかしてテイト?ひょっとして雑貨屋の主人?
このまま終わっちゃうの?と思っているうちにカイトは寿命をまっとうする。
あのラストシーン、
どっち?って思いませんでした?
テイトが犯した罪を、知っていて隠していたとか?って一瞬思ったけれど
じわじわそうじゃないってわかってきて、なかなかこわかった。
エンドロールの歌が、それを裏付けるような歌詞で。
静かな復讐劇。
悪い男ばっかり登場するからカイアがずっと可哀想
原作未読、臭そうなタイトルと、ミステリー好きにはたまらない面白そうな予告に惹かれ鑑賞。
湿地帯が舞台だから、じめじめした地味なイメージ持ってたけど、自然が美しいし動物もわんさか居て絵はキレイ。ザリガニに鳴き声があることに驚いた。
悪い男ばっかり登場するから、カイアがずっと可哀想だし胸糞悪い。黒人夫婦と弁護士が良い人で良かったわ。
ハッピーエンドで事件の真相まさか分からないまま終わり?かと思いきや、最後の本の中にチェイス貝殻のペンダントが...。ワンカットで明かされる真実にゾクッとする。
非常にユニーク・個性的な映画かな?
独創性の高い映画だと思います。僕的にはこれは恋愛映画、でも最後の最後にサスペンスになるというオチは僕は好きです。全体的に静かな描写でヨーロッパ映画とハリウッド映画の中間ぐらいの感じなのが良い。
綺麗なロケーションが救い
評価がよかったので観てみましたが内容は安っぽいブラックファミリー&恋愛ドラマでした。不幸な身の上に起こる更に不幸な恋愛に殺人事件が絡められていますが特に特筆するような展開も無く淡々と話が進んでいきハラハラドキドキは全くありません。 ラストのオチ的なものも後半くらいにはおよそ見当も付くのでサプライズにもなっていないしこの展開は〈真実の行方〉で使われているものなので新鮮味もありませんでしたね。 唯一の救いはロケーションとカメラワークがとても綺麗だったので最後まで観れたような気がします。男性の監督ならもっとダークなものになっていたと思います。
そっちだったかー😱
「こっちかなー」「いや、誰かかばってるんだろー」「いや、やっぱり……」と後半はずっと心を揺さぶられながら、最後の最後にあの描写。
裁判中に描く絵……
あの男性の手をすぐ離してしまったこと……
ホタルの絵を飾ること……
いやー、久しぶりに体にゾワッとしたものが流れた映画でした。
ミステリーだからドロドロした映画かと思ったら、美しい自然が常に流れ続けて、最初と最後を見なかったら「きみに読む物語」のような映画かと思っちゃうね🤣
個人的にこういう映画が大好きです✨️
彼女を彼女たらしめたもの
タイトルとオープニングからは全く想像がつかない展開の法廷サスペンス。 主人公のモノローグと自然の映像をバックに過去から現在までを静かに回想していくが、どこかずっと緊張感を持ったまま見続けた。 彼を殺したのは誰か?一度伏線となるようなシーンがあった(初めて2人が櫓に登って足場を見たとき)。私はこのときから、主人公カイアに疑いの目を向けていた。 しかし、徐々に明かされる彼女の過去と法廷で明かされる事実から、彼女への疑いが小さくなっていくのを感じていた。 彼女は疑わしい。動機もある。しかし、客観的な、決定的な証拠がない。 判決がどちらに転ぶかわからない状況の中で、弁護士がとった最後の戦術は、「偏見を捨て、事実で判断してほしい」という陪審員と傍聴者への訴えであった。後から振り返ってみると、したたかなカイアの描いた戦術に弁護士がまんまと乗せられたということであろう。 衝撃のラストシーンはしかし、彼女が犯人であったという告白ではないように思う。ただ、被害者が身につけていた物を彼女が持っていたというだけである。 彼女は罪を犯したのか?それとも濡れ衣を着せられただけなのか?真実を知るのは彼女だけ。 我々は、彼女の生い立ち、境遇に同情しつつも最後に裏切られたような複雑な気分になる。 一体、私たちは何を見せられたのか・・・ 彼女を彼女たらしめたものは、何か? うっそうとして人を寄せ付けない湿地帯の自然、美しき植物や生物、彼女を捨てた家族へのの複雑な思い、社会の偏見への憎しみ、カイトとの愛、雑貨店の黒人夫婦の暖かさ、そして被害者チェイス・・・ 言葉で表現しようとしても、捉えきれない。 湿地帯のように、捉えようとすると飲み込まれていく。 大好きな自然に囲まれた暮らしを取り戻した彼女の後半生は幸せだったのだろうか?誰も彼女の心の内を知ることはできない。 いいようのない思いが残る。
シンプルな生活
彼女のルールはごくごくシンプルだ それは生き抜くこと それにしても彼女は美しすぎる 何十年も前のターザンぐらいに美しい きっとそれも勝手に刷り込まれたイメージなのだろうな 彼女に生き抜く方法を教えてくれるのは目の前の大自然 自然はごくごくシンプルに教えてくれる 悪い言い方をすれば目の前の邪魔者は排除する そこには善も悪もない、命のやり取りも後腐れない 人と違って不純な欲求がないからだろうな 人よりもとうぜん昆虫や動物が先にこの世にいる 彼らがその世界で命のやり取りをしている 人は理由が何にせよ殺してはいけない いつから? どこの国でも? 戦国時代は平気で殺してた 平安時代はどうやらそうでは無かったらしい やはり人は欲によって動き殺し奪う生き物なのか 生物は知恵がつくとろくでもないのだな〜
どんでん返しが違うのではないか
どんでん返しの映画ということで楽しみにして鑑賞。自然描写のきれいな映画。で、チェイスの死因かぁ、どんでん返し映画としては少し物足りなかったと思ってたけれど、日数が経ってくると、違うのではないかという考えが……。カイヤの好きだった相手はテイトではなくチェイスだったという、しかも相思相愛だったという、どんでん返しの映画ではないかと感じるようになった。
チェイスも親絡み家絡みで別の相手と結婚したが、本当に好きだったのはカイヤではなかったか。金持ちのチェイスは何でも買えるはずなのに、肌身放さず持ってたのは海岸でカイヤが拾った貝殻でできたネックレス。チェイスにとってカイヤは単なるセックス目的じゃなかったのではないか。
そのネックレス、見つかれば不利な証拠になるのに最後まで隠し持っていたカイヤ。学校には行けず、自然から生き方を学んだカイヤは、カマキリや湿地のホタルは、お互いが好きで交尾した後にメスがオスを食って殺してしまう、という自然界の掟を実践したんじゃないのか。だから、カイヤはチェイスを殺したのではないのか。テイトもネックレスを見つけた瞬間、殺人のことより、そっちを知ったのではないか。そういうどんでん返しだったのではないのかなぁ。
なんかバカにしてる感が。
湿地で生きる家族が父親の暴力でみんな出ていく。 少女は残ることを決め、父親も出ていき カイアは学校へ行くことも諦め、 1人で逞しく生きていく。 カイアは美しい美女に成長し、 心優しいテイトという青年と出会う。 文字の読み書きを教わり心通わせていく。 人を愛することもテイトから学び2人は恋人へ。 絵が好きなカイアは テイトの勧めで湿地に住む生き物の本を出すことに。 テイトが大学に行くためにカイアを捨てる。 その後、街にいるチェイスと付き合うが、 チェイスという優秀な青年が湿地で変死体に。 カイアがあげた貝の首飾りが無くなっていた。 カイアが犯人と疑われ 法廷でカイアの人生を振り返りながら物語が進む チェイス殺しの疑惑が晴れ テイトとカイアは結婚。 歳月が過ぎカイアが急死。テイトは本の隙間から貝の首飾りをみつけ、カイアが犯人と知る。 湿地の女"って言い方がなんか嫌。 内容も時折、女を馬鹿にしてる。 これがちょっと見ていて不快だった
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