「雑魚と書いてクズと読む」雑魚どもよ、大志を抱け! uzさんの映画レビュー(感想・評価)
雑魚と書いてクズと読む
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序盤のイタズラ描写(特に動物虐待)はあんなに必要だったのだろうか。
トカゲに対するイジリ(?)も、自分から見たらイジメと大差なく、主人公たちへの印象がかなりマイナスから始まってしまった。
大筋は、少年たちが様々な出来事や互いの関わりで成長する王道のジュブナイル。
子供たちの演技も及第点以上で、正太郎の生意気さなんかは特にリアルだなぁと思った。(途中消えてたけど。笑)
ただ、連ドラの総集編かと思うくらいにコマゴマとした話が羅列され、間延び感は否めません。
散々引っ張った不良中学生もお笑い芸人みたいで、しかも簡単に追い払われて少々肩透かし。
まぁ、あそこは「勇気を出す」こと自体が大事なのでよいのですが。
(なお、投石やエアガンは普通に危ない)
最後も、地獄トンネルは事前に行っとけと思ってしまうし、出口の見えない暗闇を明かり無しで疾走は無理がある。
結局ひたすら「お〜い」と「隆造〜」だけで、くぐった報告もしないし。
やや纏まりに欠ける部分はあるし、活かしきれてない要素も多いが、後味は悪くない。
小林が訪ねてきた際の妹ちゃんの表情が最高でした。
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