「まあまあ……?」アイカツ! 10th STORY 未来へのSTARWAY 123さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあ……?
リアタイ以来ぶりに観たアイカツ。当時推してたいちごちゃんも今推してる蘭ちゃんも可愛くて、変わらない彼女らにほっとしました。
良かった点
・CGのクオリティが文句無しに高い&可愛い
リリース当初を知ってるからこそ感動もひと押し。ほんとに可愛かった。
・服のデザインも良かった
・大人になった彼女らが知れた
・再三言うようだけどライブが良かった
イマイチな点
・話がペラい
これは彼女らが既に名前が知られてるアイドルだからかもしれませんが、未来への不安とか悩みとかあまり伝わってこなかったな。どちらかと言うと好奇心に近い気がする。子供が自分の大人像を描いて胸を馳せるあれに近しい。
・期待した卒業ライブが盛り上がりに欠ける
広告で卒業ライブと謳っていたので一番気になってたところなんですが、なんていうか、流された感あるなーと。始まる前に各々の気持ちを述べるところは凄くいいんですけど、せっかくなら最初期のソレイユの曲を使ってほしかった。でもここはちゃんとした意図があるから仕方ないとしても、間に挟むなんてしてほしくなかった。
・時間軸が途中でちょっと分からなくなる
卒業ライブしよう!→突然大人になった場面→高校時代に戻る。これが急すぎて一瞬「え?」ってなった。
・登場人物少なくない
いちごちゃん世代の卒業なんだし、あかりちゃんもいいけど、せっかくならセイラちゃんたちを出してほしかった。同世代(多分)だし新しい風を持ってきた人達だから尚更。
とまあ色々言っちゃったけど、ED好きだし成長した彼女らが観れて良かったと思う。でもやっぱストーリーはスターライト学園に当てて欲しかったし、卒業ライブは最後に持ってくるとして、それまでに至る人間関係を描いて欲しかったな。んで最後にお別れという流れが自分的にはベストと思った。
一番好きなのは、ソレイユライブ前にいちごちゃんが「きみ」という二人称で自身の気持ちを語るところ。カメラ目線だったからこそ直接言われた感じがあって胸に響いた。うるっときた。二回目はないけどそこそこ満足感のある作品でした。機体があれじゃなきゃアイカツしたいな。