「奇想天外な地下世界」ストレンジ・ワールド もうひとつの世界 Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)
奇想天外な地下世界
ディズニープラスで鑑賞。
地下に広がるカラフルで奇妙な世界での冒険は、ジュール・ヴェルヌの地底旅行さながらのワクワク感がありました。また、終盤でその隠された秘密を知ったときは、あまりの意外さに驚いたと同時に、ディズニーらしい展開で流石だなと感心しました。
今回の登場人物は、主人公サーチャーとその息子のイーサン、さらにはおじいちゃんのイェーガーの3世代で展開される珍しい作品でもありました。ここでも、親子での価値観のズレが描かれており、イーサンが農場生活よりも冒険に関心を持つ所から、子供が親の意見に左右されずに自立して道を決めることも大切であるように感じました。
ちなみに、サーチャーの声優を英語版では『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』などに出演したジェイク・ギレンホールが、日本語版ではお笑いグループ「ネプチューン」のメンバー原田泰造が演じました。それぞれで違った表現になっており、見比べてみると新たな発見があって面白かったです。気になった方は、英語と日本語の両方で見てみるのもおすすめです。
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