「親父は十里ですかね…。」1950 鋼の第7中隊 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
親父は十里ですかね…。
1950年9月~12月、朝鮮戦争下ので長津湖の戦いで活躍した中国志願軍の実話ベースのお話。
仁川に上陸し南側から朝鮮統一を目指す米率いる国連軍の侵攻を迎え撃つべく参戦し長津湖を目指した、人民志願軍第9兵団の第7中隊をみせて行く。
中隊長の伍千里と兄弟のメインに、第7中隊や第9兵団の活躍や、人間模様をみせて行く展開で、朝鮮戦争だけどみせるのは中vs米、強大な悪国の米の侵攻を不利な状況の正義の中国が追い払うという感じの、まあエンタメですねw
ただ、中国万歳がみえみえ過ぎるし、長~い物語の山場が、良くわからないけれどただ余計なことを勝手にやって勝手に…では泣けませんでしたね。w
朝鮮戦争に詳しくないけれど、そもそも赤組の北朝鮮が仕掛けて南側に下がった前線を、元に戻された上に勢いづいて北侵となったところを、人海戦術で食い止めたという認識ですが…。間違ってる?
毛沢東万歳を匂わせつつの中国共産党プロパガンダ映画で、長いながらも戦争エンタメとしては面白かったけれど、欺されたり洗脳されたりしない様にしましょうね。
そういえば、綿入り配給でフリの様にみせまくっていた女の子のその後は?カットされたのかねぇ…。
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