「水の表現の美しさが光る作品!」あの娘は知らない わたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
水の表現の美しさが光る作品!
Filmarks試写で拝見。
余白が多いようで多くない作品。語るべきことは映像や少ないセリフで語られているし、でも主人公2人の心情のすべてを私は知らない。でも、その心情を覗き見れたことがどこか幸せに思える作品。
水の使い方が印象的で。穏やかに流れることもあれば、急流のように激しく流れたり波打ったり大雨に打たれたりするときもある。喪失を抱えた主人公の心情に合わせて上手く使い分けているなと思いました。
福地桃子はまた不思議な魅力のある役者ですね。岡山天音も物語の訴求力を高めてくれる貴重な役者。すごく相性が良かったです。
「人は知られたい生き物」なので自分も感想を残しておくのかなと思ったりしました。美しい映像とともに、お盆の時期に見たくなる作品でした。
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