劇場公開日 2022年12月16日

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そばかすのレビュー・感想・評価

全144件中、41~60件目を表示

4.5今年の映画初め

2023年1月31日
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鑑賞方法:映画館

明日から仕事、年末も舞台追っかけて映画見てなかったので久々に映画館へ。三浦透子主演だし時間も合うんで見ようかなと選択。結果とても当たりな映画でした。三浦さん演じるソバハタさんがとても良い。ラストも派手さは無いけど気分が高揚する感じで、少し走り出したくなる映画でした。
2023-1

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HAZU

4.0恋愛感情ってそんなに大事ですか?

2023年1月31日
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22年公開の日本映画、12月に良作が続々と封切られて嬉しい悲鳴でした。ラーゲリ、ケイコ等々。
今作はもう見終わった途端に「ブラボー!」って叫びたくなった程に素晴らしかったです。
主人公のように恋愛感情が起こらない人のことを“無性愛者”とか“アセクシュアル”って呼ぶらしいですけど、それも少し違うような?そもそもそれって異常なことなんですかねぇ?

まっすぐに自分の人生を生きる主人公(そばたかすみ=そばかす)を三浦透子さんが演じていて、「ドライブ・マイ・カー」のときは寡黙でしたが今作では台詞も多く等身大の30歳をナチュラルに体現。
元AV女優役に前田敦子さん。最近のあっちゃん、驚くほどいい女優さんになりましたねー。作品選びも素晴らしいです。
主人公の家族に坂井真紀さん伊藤万理華さん三宅弘城さん。お見合い話をもってくるお母さんも結婚して妊娠している妹も良かったですが、ちょっと心の病で休職中のお父さん役の三宅さんがすごく良い味になっていました。

マイノリティを受け入れましょう、って上段に構えて言ってくるのではなく、あくまでもフラットにそして誠実に描いています。シンデレラのビデオ紙芝居、もっと見たかったな。
多様性の時代と言われていますが、そろそろ自分と違う価値観を「おかしい」「異常」と捉えるのをやめませんか?

映画ネタとして「宇宙戦争」をもってくるセンスもいいし、誰もが共感できるような爽やかさ軽やかさもまとっていて秀逸の一本になっています。

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ごーるどとまと

4.0或三十路女の恋愛観の、いっときの心のスケッチ

2023年1月28日
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異性に対する恋愛感情や性的な欲求を、全く持ち合わせていない或三十路女が、母親から強制的にお見合いさせられたり、元セクシー女優の女友達との交流、日常の保育士としての仕事ぶりを描いた作品です。

この映画のテーマは、「『女性は結婚して家庭を築くのが幸福である』という価値観を、主人公を通じて否定することによって、女性の真の幸せとは何か?」と、社会に問いかけをしている所にあるように思いました。

少子化が深刻な問題になり、社会保障制度の維持が危うくなりつつある現代の日本において、この映画は「害虫」のような立ち位置に有ると思わざるを得ませんが、結婚してもシングル・マザーになる女性(中には、経済苦に陥り自死する人もいます)が後を絶たない現状を考えると、「結婚の価値」について真剣に考えさせる、問題提起の作品のようにも思えました。

この主人公の女性の生き方に共感する方も多いと思いますが、ただし、なにぶん職業が保育士であり、このまま先、経済的な自立は難しいと思われ、この主人公も「将来は価値観を変えて婚活に一生懸命になるのでは?」という含みを、この作品は暗に持たせているような気もしました。

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The_Winnie

3.5この作品を選び観た人の喜び

2023年1月27日
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とてもいい作品でした。

登場人物それぞれに感情移入できて良かったです。
それぞれがそれぞれで良かった。

世の中がこれまでのしきたりや習わしよりも今を生きる個人の意思が尊重されるいい時代になったんだとつくづく感じました。

変えられない何かで苦しんでいる人も救われるヒントとして是非観て欲しい作品です。

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カノキ

3.5なぜ蘇畑さんは皆んなに話しかけられるのか

2023年1月27日
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JYARI

4.5多様性はなにもLGBTだけじゃない

2023年1月25日
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2023年劇場鑑賞18本目。
そばかすって三浦透子にあるか?と思っていたら そばた かすみさん、略してそばかす。劇中一人もそんな呼び方してません。
ポスターでタバコを吸っていますが、序盤に吸うシーンがあるだけで、後は喫煙シーンは出てきません。正直タバコ吸うのかと思って今週観たいのたくさんあるし、観るのやめてもいいかなと思ったくらいなので、このポスター失敗だと思います。湯切りのザル持ってる写真とかにした方が動員数上がるのでは。

同性愛とかそういうのでなくて、恋愛感情もいうものが欠落しているというそばたさん。どういう風に結末を持っていくのか最後まで引き込まれました。あれ?前田敦子二番目にクレジットされてたよな?あれ?友情出演の北村匠海、一瞬うとうとした時に出番終わったか?と思った頃にどちらも出てきました。

自分も彼女欲しいなとは思っていますけど、そこまで本気で恋愛しているわけでもないし、今の生活を変えるのも面倒だなと思っているので、もしかしたら自分もそこまで恋愛感情というものを持っていないのかもしれないと思いました。

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ガゾーサ

4.0男と女の到達点は恋愛感情。それは刹那でナンセンスだと優しく教えてくれる。

2023年1月24日
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鑑賞方法:映画館

多種多様なマイノリティについて表現される作品が多い昨今。
少し大袈裟だったり、誇張的だったり、わざとらしかったりするなか、
自然でフラットな表現が
とてもリアルで、とても好感的で
なんだか泣けた。

だって日常ってそんなにドラマチックじゃないもの。
だからこそ小さなズレが気になったり、イライラしたりするものだ。

三浦透子 さんの心の動きに正直な細かな表情がとても繊細で、
前原滉 さん、前田敦子 さんも魅力的で
北村匠海 さんの存在感が素敵な余韻を見事に残してくれた

恋愛感情は“本能”ではなく“文化”
だからこそ、その感情理論が理解できないことは、不理解なことでは無い。

だって
決して愛そのものが欠けている訳ではないのだから。

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甘酒

4.5新時代のシンデレラは馬車には乗らない。

2023年1月24日
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鑑賞方法:映画館

これは想像以上でした。私はめっちゃめちゃ好きです。30才のソバタカスミはアセクシャルで他者に恋愛感情を抱かない。でもそれは特別なことでは決してない。そもそも何が正しい、間違いという問題ではない。人付き合いがうまい訳ではないけど、気が合えば誰とでも仲良しになれる。

心に傷を持ちながら日々進んだり戻ったりの父。性的マイノリティを隠して生きる仕事仲間。そしてどこかで今日を生きている自分と同じ価値観の誰か。優しい人達が作る世界の中で、カスミが生き方を身に付けてゆく。

シンデレラは王子と結婚しなくてもいい。あの家を出てひとりで逞しく生きてゆくのもいい。大切なのは自分の価値観を受け入れてあげること。自分に優しくしたっていい。

チェロの音色に乗って多様性という名の様々な生き方が彩られてゆく。カスミが今日も笑って過ごせていますように。素敵な1本でした。

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はるたろう

3.0女性の経済的な自立

2023年1月23日
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今でも男女別で平均的な賃金を統計的に計算すると、男性のそれよりも女性のそれは低めに出るようです。
これだけ、雇用の分野における男女の平等ということが言われていても。

それは、あからさまに男女別で賃金格差を設けている企業が多いということではなく、今でも女性は補助的・臨時的な仕事で働く人が多いことによるものでしょう。
しかし、結果として手取り金額の結果だけからいえば、女性の賃金が男性のそれよりも低いことには間違いがなさそうです。

『甘いお酒でうがい』を観たときにも思いましたが、それでも、こういう映画が作られて、彼女のようなライフスタイルを選ぶことができるようになってきたということは、それなりに女性の経済的な自立も進んで来ているのかなぁ…という思いはあります。評論子には。

もっともっと、いろいろな映画を観たいという想いを掻き立ててもらえた一本にもなりました。評論子には。

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talkie

3.5ラストがぬるい

2023年1月22日
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鑑賞方法:映画館
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Scott

3.5ソバタだからソバカス?

2023年1月21日
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鑑賞方法:映画館

 面白かった。前田敦子さんのキレ芸、相変わらずいいですね。坂井真紀さん懐かしい。懐かしいは失礼か。シンデレラの紙芝居良かった、フルバージョン見てみたい。ソバタさんの生き方にもどこか共感できる。これから家で宇宙戦争観ます。

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旅行者

4.0逆に普通じゃないって何?

2023年1月21日
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鑑賞方法:映画館

ほのぼのとした雰囲気の中から
世界に溶け込んでいると思いきや
他の植物よりも下に見られてしまう(軽蔑されている)ように感じられる
まるで雑草のような主人公

出る杭は1本だから打たれる訳で
他にも同じような出方をしている杭があれば
そこまで気にせずに生活をすることができる

多少雑でも杭が上手く刺さっていなくたっていいじゃないか。

まほちゃんが父親に歯向かうシーンは感動しました
父親ってムカつくわあ

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葉

5.0自分らしく生きることの息苦しさと葛藤

2023年1月21日
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興奮

知的

幸せ

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かずくん

4.0透子が可愛くなっていく

2023年1月20日
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見ているうちにカスミがどんどん可愛く思えてくる。でも恋愛感情持てないんだよね。ラーメン屋の兄ちゃんが好きになっちゃうの解るな。生き方に打算や駆け引きが無いから魅力的なのかな?

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アマちゃん

4.5そのまんま生きればいい

2023年1月18日
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ちゃんとした価値観て何だよ

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うー

5.0自分の感性に見事突き刺さりました

2023年1月15日
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なんとなく自分の思いが人とは異なることで感じるいづらさ。押し付けられる不快さ窮屈さ。
主人公の気持ちに近い部分があるなぁと思い、かなり共感した。
自分と同じ境遇の人に出会えるのかなあと期待して落ち込んで、それでもまた期待して…出会えた時の喜びは大きいんだろうなぁ。

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いたかわ

3.5タイトルが?

2023年1月14日
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今年の1本目!実にいい感じだった。

しかし同時に物足りなさも感じた。
彼女と絡む人達が散発的になってるせいだと思う、、話に大きなうねりがあるともっと良かったな、、
まあ、仕方ないか、、こういう寂しさ、取り残された感じを彼女と共有するという事だ。

LGBTQIA...どんどん長くなって覚えられない草。
皆んなバラバラ、皆んな違うでいいじゃん。

お父さんとの関係が素敵、
家族仲がよいのが本当なによりの救い。

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masayasama

4.0同じ人いるんですか?同じ人がいて、どこかで生きているんなら、それでいいやって。

2023年1月13日
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そうなんだよなあ、人に理解されないことの寂しさ。それなら、ひとりで生きていった方がいいやっていう潔さ。それでも、どこかで孤独感に苛まされて、そんな時に、自分のことを分かってくれる人(それが全肯定ではなくても)がいてくれることの心強さ。それだけで随分と救われるのだ。
少し前のNHKドラマ「恋せぬ二人」でも、高橋一生と岸井ゆきのが、恋愛感情がわかない役を演じていた。蘇畑佳純はこの二人と同じだ。自分の正直な心情を訴えても全然理解してもらえない苦しみ。変だよ、と言われて片づけられる疎外感。下手すりゃどこか精神に異常があるのではと奇異の目で見られる屈辱。あのドラマとこの映画はとても共通していた。佳純を見ていると、多様性の時代と言われる昨今、たとえ自分には理解できないことであっても、それが事実であれば、その存在を認める柔軟性は必要だと感じるのだよな。
最後に佳純が走りだした意味を考えている。フラグはあった。走りながら笑顔(と見えた)であることに、とても心惹かれた。

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栗太郎

4.0多様化が進んで少数派が認められ、みんなが自分らしく生きて行ける世の中でありますように。この作品を観てそう願います。

2023年1月12日
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もりのいぶき