「見応え充分、続編が楽しみ。」渇きと偽り 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
見応え充分、続編が楽しみ。
一年近く雨の降っていないオーストラリアの田舎町を舞台に、現在と過去の二つの事件が交錯して、、、。
良くできたミステリー(原作)を、奇を衒うことなく映像化すれば良い作品になることを証明してくれた作品。
こういったテイストの作品が好きなので、とても見応えがあった。
原作は英国推理作家協会賞受賞のジェイン・ハーパーのデビュー作The Dry。邦題「渇きと偽り」がいい。内容、雰囲気をイメージさせてくれる。さすが早川書房。
それに比べて、予告やポスター、チラシなどに使われている全く伝わらないコピー「至高のクライムサスペンス」が、足を引っ張っているのか、観客3人だった。残念。
エリー役の女の子をはじめ、過去パートの若者4人が輝いていた。
続編が製作中とのことで、すごく楽しみだけど公開されるかどうか心配。是非とも公開してほしい。
エンディングに流れる「under the milkyway」が切なく哀しい。ずっと耳に残っているが、有名な曲だったんですね。
コメントする