「少し変わった内容だけど推理ものとしてはおすすめ」渇きと偽り yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
少し変わった内容だけど推理ものとしてはおすすめ
今年291本目(合計566本目/今月(2022年10月度)5本目)。
今日はこちらなどをチョイスしました。
原作の小説があるそうですが、知らなくても映画の展開が丁寧なのでかなり見やすいほうになります。また推理物なので、誰が犯人だの何だの書き始めるとどうであろうがネタバレであり、それらは全部カットします。
舞台が「極端に雨の降らないオーストラリアの内陸?の土地のある集落」という事情で、日本でもときどき「雨が降らなくて取水制限」ということはあっても、映画内で扱われているような(もっとも合成CGだとは思いますが)極端な状況にはならないし、ここはオーストラリアなどをはじめ起きうる土地ならでは、というところではないかな、と思います(その点で、やや地理的に美しく、オーストラリアへの旅行といえばシドニーだのメルボルンだのというのが多いなかで、こうした「地味な」場所を扱ったのは良かったかな、というところです)。
推理ものなので最後は個人(視聴者)との勝負になりますが、他の方も書かれている通り、やや推理にあたって不親切かなぁ…という点はあっても、一応「そんなどこにも書いていないことを言われても困る」ような状況にはなっていないので(どうしても海外作品なので翻訳字幕を介しても、ある程度文化を求められるなど違う点は多いです)、そこは判断はわかれそうですが、かといって「極端に変」でもないし「少しひねればわかるかな?」くらいの難易度に収まっています(なお、推理ものによせた関係で、(日本でいう)刑法や刑事訴訟法といった法律ワードは飛んでこないです)。
採点にあたっては特に差し引く要素がないのでフルスコアにしています。