「渇ききった地で起きる上質なサスペンス」渇きと偽り うっかさんの映画レビュー(感想・評価)
渇ききった地で起きる上質なサスペンス
今と20年前が行き来し、相互の事件が少しずつ交わり紐解かれていく上質なサスペンス。キャラクターたちが抱えている秘密の情報開示がとてもうまくどんどん惹き込まれていく。加えて干ばつによる環境の変化に伴い心までもが渇ききっている田舎の殺伐さがよりスリリングを増している。それがオーストラリアという土地の特性を存分に活かしていて申し分ない。最後の余韻は個人的にはとても良かったです
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