劇場公開日 2022年9月23日

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「テイラー・シェリダン作品のよう」渇きと偽り ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5テイラー・シェリダン作品のよう

2022年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

20年前の友人関係と事件、その現在と新たな事件。
両方を丁寧に紐解きながら、人間関係も描いてゆく。
渇ききったここ数年のオーストラリアを舞台にした現代パートと、まだ水も豊かだった20年前のパート。それが彼らの人間模様を象徴しているようで切ない。
テイラー・シェリダン脚本作品を想起させるドライで落ち着いた筆致も良い。
役者も良かった。特に現代パートの警官役の彼と、過去パートのエリー役の彼女は最高だった。
今年ベスト級。

ぱんちょ