「滝藤賢一、素晴らしい」ひみつのなっちゃん。 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
滝藤賢一、素晴らしい
「滝藤賢一の初主演映画」という惹句に釣られて見ました。正解!滝藤さん適役!美しく寂しく悲しく理知的でもの静かで素敵でした。傘やスカーフの上手なあしらい、浴衣姿の髪アップの具合(決め過ぎず自然)、正座、お行儀の良さ。そして喪服で向かう時のかっこよさ!こういう役者さんが居ることで映画は本当にシマル!「孤狼の血」も滝藤さんが居ればこそ!「人間誰でも不安定な時はあるよ」という台詞に説得力ありました。
周りが優しくていい人ばかりだった。現実は違うのに。ゲイの人達の描き方もステレオタイプだった。そしてドラァグ・クイーンということで言えば、「ヘドウィグ」のような強く威風堂々、ヘアメイクもドレスも靴も強烈なドラァグ・クィーンを見たかった。すべての人間が他人を気にせず振り回されず自信を持って生きることができる社会に日本、早くなってくれ。そうしないと皆日本を脱出しちゃうよ!
共感そしてコメントありがとうございます。
そうですね。「エゴイスト」の浩輔も故郷がとても生きづらい所でしたね。
いわば故郷を捨てているのだから、傷の部分のエピソードの2つ位、
見せてほしかったですね。
本当に滝藤さんが気品溢れていて素敵でしたね。
「ヘドィウィグ」も強烈な印象があります。
「アングリー・インチ」ですものね!!
もっとイカって、ドロドロになった所を入れて頂ければ、
感動も深まった気がします。
私は勝手だけれど、「プリシラ」みたいなドラァグクィーンのステージを
ラストに持ってくるかなあ・・・と思ってました。
talismanさん、こんにちは。同感いただきありがとうございます。日本も、一日も早く誰もが自分に引け目を感じずに胸を張って生きていける社会になってほしいものですね。レビューには書きませんでしたが、滝藤賢一さんの本作での演技は素晴らしいと私も思います。
ただ、『プリシラ』で老ドラッグクイーンを演じたテレンス・スタンプの、背中だけでドラッグクイーンとした生きてきた人生を感じさせる名演(佇むところはもはや老女にしか見えない)と、どうしても比較してしまって😅
度々すいません。
私は郡上八幡は家族で夏キャンプに行った後に、下呂温泉(天下の名湯)によってから行ったり、秋は鮎、冬もスキー帰りに家族で行きましたね。
個人的には、鄙びた冬が好きですかね。(スノータイヤは要装着です。)拙レビューでも少し書きましたが、郡上八幡は水が綺麗で、宗祇水という有名な水どころがあります。一番上が人が水を飲む場、段々下に下がると野菜などを洗う場になっています。あと、後年建てられたものですがお城もありますよ。私は、一時期”けいちゃん”に嵌った事も懐かしき思い出です。(”どんだけ買うの!”と家人から言われました・・。)では。
今晩は。ご無沙汰しています。
今作は、私の隣県の素敵な郡上八幡を舞台にしたところから、グッと良くなるなあ、と思った作品でしたね。
そして、滝藤賢一さんの演者としての凄さを感じた映画でもありました。
あんまり、話題になっていないようですが、多くの人に観て貰いたいなあ、と思った映画でした。地域復興映画とは、一線を画する作品だと思うのですが・・。
あとね、郡上八幡は劇中でメインで扱われた郡上踊りで有名ですが(今夏から、本格的に再始動だそうです。)長良川の清流や(昔、カヌー漕いでました。)鮎も抜群です。”けいちゃん”も美味しいですよ。
岐阜県観光大使みたいなコメントで、スイマセン。では、又。